気儘にブログ

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シンゴニウム

2006-10-05 | 猫額苑の住人たち 2006
先ごろ駅前の格安販売で見つけた鉢植えですが、けっこう人気がある観葉植物のようです。中央アメリカ原産の蔓性の植物で、現地の熱帯樹林では、茎から出す気根で他の樹木などに着生しているそうです(植物園にようこそ!)。
熱帯生まれの植物だけに寒さには弱く、冬の間は熱帯魚の水槽の上に避難させている人もいるとのことですが、当苑では熱帯魚を飼ってはいないので、どうしたものかと思案中です。
観葉植物として出回っているシンゴニウムは若い葉っぱ(幼葉)で、成長すると葉の形が変わり、例のスパティフィラムに似た花や実を付けるそうです。
ところでスパちゃんのほうは、涼しくなってきて元気が出たのか、数日前から2つ目の花を咲かせています。
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フヨウ(芙蓉)2006

2006-10-03 | 猫額苑の住人たち 2006
酔芙蓉のついでに、それと隣り合わせの芙蓉のほうも覗いてみましょう。芙蓉の花はピンクのものが多いそうですが、当苑の芙蓉は白い花をつけます。
酔芙蓉は八重咲きで、皺の多い花びらは内側のものほど形が崩れ、中央のシベもその陰に隠れてしまうほどですが、すっきりした一重咲きの芙蓉は、清楚な白との調和もよく、花の姿はこちらの方が端正な感じがします。

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スイフヨウ(酔芙蓉)

2006-10-02 | 猫額苑の住人たち 2006
酔芙蓉の花は朝早の開花時には白ですが、午後には少しずつピンクに色づき始めます。
夕方から夜にかけては、それが更に赤みを増してほとんど紅色に達すると、翌朝にはそのまま凋んでしまいます。
「酔芙蓉」の名は、それを酩酊の様子にたとえて付けられたとのことです(植物園へようこそ)



この2枚の写真は、同じ花を時間をずらして撮ったもので、咲き始めて間もない午前9時ごろは花の色は純白ですが(上)、午後2時過ぎにはほんのりと赤みが差して、少し酔いが回り始めたかのような風情です(右)。
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