マメ科カワラケツメイ属の「カワラケツメイ」は日本・朝鮮半島・中国に分布する一年草で、国内では北海道を除く各地の「河原」や道端などに生えています。草丈は20~30センチ、葉はネムノキに良く似ていて、夜には閉じるところも同じです。8月から10月にかけて黄色い花を咲かせ、花の後にはミニサイズのサヤエンドウに似た実をつけます。昔から葉や実を煎じて「ネムチャ」や「マメチャ」などの名で飲用され、利尿効果があるといわれています。
同じマメ科カワラケツメイ属の仲間に夷草(エビスグサ)という植物があり、広辞苑には「北アメリカ原産で江戸中期に中国から渡来。高さ約1メートル(中略)。夏、葉腋に黄花を開き、約15センチの莢(さや)を生ずる。種子は生薬として下剤などに用い、ハブ茶の代用としても飲用、漢名は決明…」とあります。話を「カワラケツメイ」に戻しますと、その呼び名の由来は、「河原」に生えている「決明」(エビスグサ)、ということから出ていますす。
エビスグサには疲れ目を治す薬効がありますが、漢名の「決明」には「目を明らかにする」という意味があり(四季の山野草)、そこから ”エビスグサ=決明” のツナガリができたようです。-画像クリックで拡大/アンダーラインはハイパーリンクです-
同じマメ科カワラケツメイ属の仲間に夷草(エビスグサ)という植物があり、広辞苑には「北アメリカ原産で江戸中期に中国から渡来。高さ約1メートル(中略)。夏、葉腋に黄花を開き、約15センチの莢(さや)を生ずる。種子は生薬として下剤などに用い、ハブ茶の代用としても飲用、漢名は決明…」とあります。話を「カワラケツメイ」に戻しますと、その呼び名の由来は、「河原」に生えている「決明」(エビスグサ)、ということから出ていますす。
エビスグサには疲れ目を治す薬効がありますが、漢名の「決明」には「目を明らかにする」という意味があり(四季の山野草)、そこから ”エビスグサ=決明” のツナガリができたようです。