
同じマメ科カワラケツメイ属の仲間に夷草(エビスグサ)という植物があり、広辞苑には「北アメリカ原産で江戸中期に中国から渡来。高さ約1メートル(中略)。夏、葉腋に黄花を開き、約15センチの莢(さや)を生ずる。種子は生薬として下剤などに用い、ハブ茶の代用としても飲用、漢名は決明…」とあります。話を「カワラケツメイ」に戻しますと、その呼び名の由来は、「河原」に生えている「決明」(エビスグサ)、ということから出ていますす。
エビスグサには疲れ目を治す薬効がありますが、漢名の「決明」には「目を明らかにする」という意味があり(四季の山野草)、そこから ”エビスグサ=決明” のツナガリができたようです。