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ヒメジョオン(姫女苑)

2007-06-20 | 平成草木図説
ヒメジョオンはキク科ムカシヨモギ属の仲間。北アメリカ原産の帰化植物で日本には明治時代に入ってきましたが、いまでは日本全土に広がっています。草丈は1メートルぐらいになり、初夏から晩秋にかけて、細かく分かれた枝に直径2センチほどの花をびっしりと咲かせます。これによく似た植物に「ハルジオン」がありますが、茎の断面を見ると、ハルジオンは中空なのに対して、こちらは中が詰まっていることで区別できます。ヒメジョオンは群生を好むようで、近くの堤防にもかなり大きい群落がありますし、夏の高原のスキー場などでは、お花畑のような大群落が見られるそうです(「夏の野草」山と渓谷社)。-画像クリックで拡大-

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