気儘にブログ

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サンシュユ・シュンラン・ヤブツバキ(山茱萸、春蘭、藪椿)

2008-03-22 | 猫額苑余話
移動性高気圧にすっぽりと覆われた列島はまるで初夏のよう。彼方此方からサクラの便りも届こうという陽気です。それに誘われてか我がブログの蟲も、長い冬眠から漸くお目覚めの気配。しかし暦の二十四節季の一つ、冬篭りの虫が這い出るという「啓蟄」は半月も前のことでしたから、今年のブログも相変わらず周回遅れのスタートになっちゃいました。例によって、先ずは猫額苑のお噂から…。<画像をクリックすると拡大します
【サンシュユ】図鑑などで見るとサンシュユは、縦横に伸びた小枝に黄色の小花をびっしり付け、樹の後ろが隠れて見えないほどですが、我が家のサンシュユは胴回りが細く、枝も花も疎らでかなり貧相です。というのもこの樹のすぐ横には、道路と、居間の縁側や物置とを行き来する通路があって、横にはみ出た枝はその邪魔になると、片っぱしからちょん切られてしまうからです。


【シュンラン】数年前にカミさんが、関東札所巡りかなにかのときに、栃木か群馬あたりの田舎で買ってきた鉢植えです。その後ずっと花も咲かせずに日陰でくすぶっていましたが、先日突然に花を開きました。
カミさんの話では、去年の夏に「ハイポ云々」とかいう精力増強剤のようなのをやったのが効いたのでは…とのこと。シュンランはラン科シンビジューム属の多年草。

【ヤブツバキ】これもカミさんが2~3年前に街の花屋で買ってきた鉢植えです。幹に付いた値札には「若楓¥400」と書いてありますが、それはいわゆる栽培品種名で、分類上はヤブツバキの仲間とみられます。
こちらも同じ精力増強剤でカツを入れられてか、気の早いのが2輪ほど先を競うようにして花を開きましたが、先日の雨風であえなくも落花してしまいました。