面白い話がいっぱいあります

身の回りには面白いことがいっぱいあります。大小の面白いことをレポートします。面白い話し方、面白く妄想する方法も。

(面白話114)変身

2010-07-20 19:12:49 | 日記
今日、仕事中にメールが届き、相手の方が
『変身が遅れ申し訳ありません』と謝っていた。
変身に手間取るのには、どんな理由があるのだろう。
どんなに変身しても、メールなので分からないし。
大体 変身が遅くなって謝るのは、スーパーマンぐらいではないだろうか?

分かってます。
『返信』の変換ミスです。

私も 以前、同窓会の案内状を作っているときに
漢字変換すると、どうしても『十八番』という漢字が出てくる。
何度やり直しても出てくる。
そんなの入力していないのに。
よく文章を読み直してみると『是非お運び下さい』の
『お運び』 が 『十八番(おはこ) び』と変換されていました。

今時、十八番(おはこ)なんて言葉使うだろうか?
知らない人も多いんではないだろうか?
十八番の意味が分からず、コンピューターの故障と間違えて修理に出している人が
いるのではないだろうか?
『十八番って出るんですけど何かのバグですか?』って。
すると、コンピューター会社の人は、説明しなければならない。
市川團十郎の歌舞伎十八番あたりから。
十八番を知らない人のために。
気が遠くなる 思いである。

(面白話113)礼儀正しい男の子

2010-07-19 13:30:51 | 日記
私がまだ社宅に住んでいた頃の話です。
一人で家にいると、インターホンが鳴り、出てみると
次男(当時小学校低学年)の友達の男の子が来ていました。
「ようへい君と2時に遊ぶ約束をしていたんですが・・・」
とても丁寧な喋り方。
しかもきっちり2時。
2時前に来て、2時になるまで待ってインターホンを押した感じ。
小学校低学年にして、営業マンとしての素質がある。

私:「今 出掛けてるけどすぐ帰ってくるから、上がってゲームでもしといて」
男の子:「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えまして」
丁寧である。

子供も帰ってきて、ちょっと出掛けようと玄関に行くと、靴が全て綺麗に並んでいる。
かかとが全部こっちに向いていて、消防隊員の出動を待っているかのようである。
子供達が遊んでいる部屋で聞いてみると、
友人が「僕が並べました」と言う。
木下藤吉郎のようである。
私:「君 えらいなあ。うちでは皆んな靴脱ぎっぱなしで、玄関いつも靴だらけで ちらかってるんやで」
友人:「そんなことないです。ようへい君とこ家族も多いですし、それに玄関も狭いですから」

それは、ほっとけ。

(面白話112)カメムシ

2010-07-12 12:26:34 | 日記
私は、以前使っていた携帯電話に最新ニュースが配信されるようにしていました。
タイトルだけが、次々と画面の右から左に流れて行き、興味のあるタイトルの場合は、
クリックして内容を読むことができます。
ある日、気になるタイトルが流れてきました。
「三重県でカメムシ例年の100倍」
えらいことです。
あのカメムシが100倍ということは、一匹あたり、だいたいラグビーボールくらいの大きさになるのではないでしょうか?
でかい。
飛ぶときもバッサバッサ音を立てながら飛ぶことでしょう。
あの肩をいからせながら。
怖い。
カメムシといえば、あの臭いおなら。
あの小ささで、あの臭さですから、100倍ともなるとすごい匂い。
しかも おならをするときの音も聞こえるようになっているでしょう。
100倍ですから。
プ~。
三重県の上空では、カメムシの大群が バッサバッサ プ~ バッサバッサ プ~。
これは、もう虫ではありません。
兵器です。
そんなことを思っているうちに、携帯電話には次のニュースが配信されていました。
三重県では、何事もなかったように。

(面白話111)医学的根拠なし

2010-07-11 19:02:44 | 日記
出張帰りの近鉄特急の中、寝ながら帰ろうと思っていると
通路を挟んだ反対側の席は、旅行帰りのおばさん二人。
車両乗客全員に聞こえるぐらいの大きさで喋っている。
よく通る声。そりゃ毎日鍛えてるから、魚屋さんもかなわない。
寝られない。自然と話の内容が聞こえている。
孫の話をしている。
孫が あんまりご飯を食べすぎるので、はと胸になったそうである。
乗客全員が心の中で 突っ込んでいる。正気かと。
しかし堂々とその説を押し通している。
おばさんは、根性も鍛えているのである。

(面白話110)鯉の餌やり

2010-07-06 22:31:18 | 日記
私が小さい頃よくN郷水産センターというところに連れて行ってもらいました。
水産試験場で鯉や金魚などの養殖をしています。遊園地でもあります。
元プールだった場所に鯉がいっぱいいました。
プールサイドには、鯉の餌が売っていました。
傘立ての穴にソフトクリームのコーンが挿してあり、その中にドッグフード位の
大きさの緑色の鯉の餌がいっぱい入ってました。
餌代は、50円くらいだったでしょうか、お金を入れて餌を持ってプールサイドに
立つと、鯉がいっぱい寄ってきます。1m以上もある鯉がいっぱい寄ってきて、
水面から胸が見えるくらいまでせり上がって大きな口をパクパクさせます。
(鯉の胸がどのあたりか正確には知りませんが、胸びれのあるあたりです)
小さい頃の私は、いたずら好きで、一番大きな口を開けている鯉めがけて、
コーンに入った鯉の餌を一気に全部口の中にザザザザーと入れます。
するとなんと口いっぱいに餌を入れられた鯉は、
「ゴホッ ゴホッ」と咳をするんです。
何百円も使った気がします。

この話を聞いて、「同じ事をやってみましたけど、鯉は餌を口に入れたまま
あっという間にどっかに泳いで行きましたよ」と、私に言った人がいますが、
私は、心の中で「そりゃそうでしょ」と思ってました。
鯉が咳をするなんて信じるほうが・・・。