大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

東華菜館からの夜景

2019年05月05日 | 日記

 

 京都にきて12年目にしてはじめて東華菜館(とうかさいかん)に行くことができた。

 東華菜館は高野悦子さんの『二十歳の原点』が映画化されたとき、アルバイト先として使われた場所(実際に働いていたのは京都国際ホテル)。

 実は、私は高校生のとき小説家をめざしていて(その前は漫画家をめざしていたw)、学校をさぼって映画館にいったり、授業を無視して小説を読みふけったりしていた。

 おかげで成績はぱっとしなかったが、高校時代(1980-83年)に山のように小説を読み、大好きだったドストエフスキーの小説もほぼ読み終えることができた(そのあと、とくに何かの役に立ったという記憶はないが)。

 そして高校時代か浪人時代に『二十歳の原点』にであい、私の中でいつしか立命館といえば高野悦子さんという図式ができあがった(今、高野悦子さんの名前を知っている立命館の学生はほぼいない)。

 そんなことがあったので、京都に来てからいつか映画にでてきた東華菜館に行ってみたいと思っていたが、ようやくそれを実現できた。

 夜景がきれいで、料理もおいしかったので再訪したい。


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4 コメント

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大野先生の私話を… (原左都子)
2019-05-05 14:45:33
今回初めてブログ記事として拝見させて頂いた気がします。
そうでしたか。 そんなに小説を読み込まれたのですね!
我が亭主もドストエフスキーを完読していますが、W大へ進学する若者達の共通項なのでしょうかね?? 亭主も同様、それが何かの役に立った風ではないようですが…。
美味しいお料理を堪能されたとの事、良き連休を過ごされましたね!
また、たまには大野先生の私話を是非共聞かせて頂きたいものです。
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もしも、私どものコメントがご迷惑でしたら… (原左都子)
2019-05-05 21:04:54
即刻削除して頂けましたなら、私と致しましては幸甚です。 
大野先生のコメント欄は「公開」をモットーとされている事を存じておりますが、今後は「選択制」を採用されては如何でしょうか? 
要らぬお節介でしたらお詫び申し上げますが、私どもと致しましても、既に長年ブログを公開しファンが多い立場に致しまして、大いなる違和感を抱かざるを得ない立場でもございますし…
ご善処の程、ご期待申し上げます。
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珍しい (大野)
2019-05-06 07:28:49
高校時代、W大出身の三田正誠のエッセーかなんかを読んでドストエフスキーぐらい読んでないと小説家になれないと勘違いして読み始めたのですが、読んでみると面白くはまってしまいました。とくに白痴(ママ)のようなドストエフスキーとしては珍しい明るい小説が好きでした。ちなみに、私の世代ではまだまだ本を読む学生が多かったのですが、それでもドストエフスキーを全部読んだという学生には会いませんでした。配偶者様の世代でも、きっと全巻制覇というのは珍しかったのではと思います。
原様からのコメントはいつも楽しく拝見させていただいております。失礼があってはいけないと、ぎんみに時間がかかるため返信が遅れがちで申し訳ありません。迷惑と思ったことはまったくありませんので、またコメントいただけたら幸いです。
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訂正 (大野)
2019-05-06 07:30:51
三田正誠 → 三田誠広 の誤りです。
原様の少し上の世代の方と思います。
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