大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

大阪万博の会場建設費より日本橋の景観回復の費用のほうが高い

2018年12月02日 | 日記

 大阪万博の会場建設費は1250億円とされ、政府、大阪府・市、民間がそれぞれ1/3負担することになっている。この巨額の建設費をめぐって少なからぬ批判がでている(ちなみに愛知万博の会場建設費は1350億円)。

 ところで日本橋の景観回復のため、橋の上をはしっている高速を地下化する費用は3200億円。首都高会社が2400億円を、残りを都、区、民間が負担することになっている。

 

 

 この高架(1.8km)を地下化するのに3200億円・・・・・。

 

 東海道の起点とはいっても江戸時代の木橋が残っているわけでもないのだが・・・・・・



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2 コメント

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我が嫁ぎ先の家系が… (原左都子)
2018-12-02 20:46:34
先代までこの日本橋の地で事業を執り行っていた関係で、この私も「日本橋」と聞けば少し反応してしまうのですが…。

大野先生、そうなんですね。
2025大阪万博開催総費用よりも「日本橋」高速道路地下化の方こそがもっと絶大な費用を要するとのこと。

それはともかく、私など1970年大阪万博時に中学生でしたが、家族と行きましたよ!
あの万博の恩恵でその後「コンパニオン」なる女性の職業も大流行しましたね。
何だかそれを懐かしく思い出したのみで、大野先生のコメントを批判しようとの魂胆など毛頭ございません。 

(余談ですが、大野先生の「直筆」が“可愛い”事実を、数本前のバックナンバーの書き込みで拝見しましたよ!)
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悪筆について (大野)
2018-12-02 22:50:58
 実は私の連れ合いは東京育ちなのですが、聞くと百貨店で買い物といえば銀座というより日本橋で、金融機関や古物商など古くからあるお店があつまっていることもあり日本橋は東京の中心というような感覚があるということでした(もちろん東京の人でも、感じ方はさまざまだと思いますが)。東京の方にとって、日本橋には私のような地方人にはなかなかわからない特別な意味があるようですね。ただ、連れ合いは、構造物としての日本「橋」には思い入れがないとも言っており、どうせお金を使うなら、もう少し必要性の高い有用な使いみちがあるのではと思ってしまいます。
 ところで、私ひじょうに字がへたで、かなり小さい時からその自覚があります。ですので、字のきれいさより、書かれている内容が重要とのご指摘は、たいへんうれしかったです!
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