FRB(連邦準備制度理事会)は、2%をインフレターゲットにしている。
ところで2017年1月18日(水)、昨年12月のアメリカの消費者物価(CPI-U)が2%を突破したことが明らかになった。
1年前にくらべるとガソリン価格が上昇しており、FRBが重視するPCEも数か月内に2%を突破する可能性が高まってきた。
これをうけ米英の経済メディアでは、アメリカの低価格(デフレ)時代は終わったとの論調が目立つ。
ヨーロッパでも12月の消費者物価が年率1.1%上昇している。
ちなみに日本の11月の消費者物価は年率0.5%の上昇。
これからの長期金利の推移とFRBの判断が注目される。
★ 2017年4月3日追記
2017年2月のPCEは2.1%となり、2%を突破した。