大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

米上院のオバマケア修正案、6月中の完成目指す

2017年05月31日 | 日記

 米上院は現在オバマケア修正案の作成をおこなっているが、ウォール・ストリート・ジャーナル(2017年5月28日および6月2日)によれば上院は6月中に法案をまとめ、8月末までに法案を成立させること(上下院の調整を終えること)を目指している。

 同紙は、医療団体、保険会社、高齢者団体の多くがさきごろ下院で可決されたオバマケア改廃案に対し反対の立場であるとしたうえで(これらの団体、高齢者の負担増となるため)、上院案への積極的関与をはかっているとしている。

 最終的には上院と下院で意見を調整して同一の法案を両院で可決しなければ法律は成立しないが、両院の調整は容易ではないとみられている。

★2017年6月3日に内容を一部修正、加筆。