FT紙などによるとクライスラーは、中型セダンや小型SUVなどを新たに開発しフルレンジとし、2013年に35万台だった北米での販売台数を2018年に80万台に倍増させる計画を発表した。同社はまたブラジル、イタリア、中国、インドなどでジープブランド車の生産を新たにはじめ、2013年に73万台だったジープ車の販売台数を2018年に190万台にまで増加させるとしている。
クライスラーは車種構成に大きな偏り(大型車が多い)があることと新興国市場で出遅れているという2つの問題を抱えているが、今回の発表はそのふたつの問題を解決しようとする試みのように見える。計画がどの程度うまくいくのか注目していきたい。