大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

米雇用統計のデータを2009年にさかのぼって修正 & アメリカの最低賃金のデータを修正

2014年01月12日 | 日記

 米労働統計局は、毎年1月に過去にさかのぼって統計データの修正をおこなっている。今年は、2009年1月以降のデータに修正があった。

 そこでホームページに載せているすべてのデータ(図)について、2009年1月以降のデータをすべて新しいものに入れ替えた。この作業には結構時間がかかるがやむを得ない。

 

 そのほか、アメリカ各州の最低賃金についても2014年1月1日現在のものを追加した。米労働省のデータをみると、ワシントン州の時給9.32ドル(969円、1ドル104円で計算)を筆頭に、昨年も多くの州で最低賃金の引き上げがおこなわれたことがわかる。連邦でも現在7.25ドル(754円)の最低賃金を10ドルに引き上げようとする動きが強まっている。こちらの更新は何回でも大歓迎だ。