大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

ボブ・ディランのコンサートに行ってきた

2012年11月23日 | 日記
 この間、ボブ・ディランのコンサートに行ってきた。予想通り私より年配の人が多かったが、若い人も多かったのは意外だった。風に吹かれてなど多くの曲が現代風にアレンジされ、若い人が歌に合わせてノリノリで踊るのには少し感動した。
 しかしもっと驚いたのは時間である。火曜というのに、7時半から前座の演奏がはじまって、本人が登場したのは9時過ぎ。コンサートが終わったのは午後11時だった。隣にいた中年のフランス人カップルは前座の演奏が終わったところで帰ってしまったが、逆に9時ごろ来る観客も少なくなく、アメリカのナイトライフの充実ぶりにはまったく脱帽である。
 そういえば、この間行った国際古本市も、初日は金曜の5時からの開始で、会場にはバーが設置され、多くの人がビール片手に古本を見て回っていた。日本にくらべてアメリカは、夕方以降の商業、娯楽活動が活発な感じがする。これは定時で仕事が終わることが多いからではないかと思われる。この点は日本も見習って、消費喚起につなげて欲しいところである。