散歩のあいまに
朝のウォーキング
区の掲示板に「第10回絵てがみコンテスト」の張り紙が
毎年、目にはついていたものの、まだいいかと
コロナ禍のこんな時、時間もあるしチャレンジしてみましょ。
まずは、「絵てがみ」の書き方を調べます。
【絵てがみを描くポイント】
①輪郭線を大きくゆっくり描きます
• 絵てがみは下描きはしません!
• まずは中心となる部分から筆を進めましょ
• はがきから、はみ出すように大きく描くと迫力ある構図になります
• ゆっくりじっくりと筆を動かすのがコツです
• 線の練習をしてみましょ
②色の練習をしてみましょ
○ 顔彩は、ベタベタ塗らずに、穂先全体を使ってトントンと“色をおく“ように
○ 薄い色から彩色しましょ
○ 全てを塗りつぶすのではなく、塗り残し・余白を残すと、より雰囲気が増します
○ 顔彩の単色以外にも混色で楽しめます 梅皿などで2~3色がおすすめ
○ 顔彩は乾くと色が少し薄くなるので、濃淡、濃色も意識して色をおきましょ
③言葉を添える
§ 絵てがみは、手紙に比べて短い言葉で簡単に気持ちを伝えることが出来ます
§ 個性がある文字は魅力的なものです 上手く書こうとせず真心を込めて
§ 文字の形も少し崩してみたり、四角を丸く書くなど、文字にも遊び心加えてみましょ
④仕上げに印を押す
□ 仕上げに落款を押すことで、作品全体が引き締まり、魅力が増します
□ 落款・印をオリジナルで作るともっと楽しめます!
⑤完成した絵てがみを贈ります
△ 出来上がった絵てがみは、必ず誰かに贈りましょ!
△ 心を込めて描いた絵てがみは、きっと相手にも伝わり、喜ばれます!
"ふむ ふむ、なかなか奥が深そうで" むずかしそうです~
一発勝負、ミスが許されません、最後の字を書くことで失敗しそうです。
まずは、「クロッキー帳」で練習してみましょ。
まずは道具から揃えます。
持ち合わせた絵の具でも描けますが
凝り性の私、「絵手紙セット」を揃えてみます。
①18色の顔彩(がんさい)
顔料に膠(にかわ)を混ぜた、発色のよい絵の具
②画仙紙(がせんし)
墨や顔彩の発色やにじみ・かすれの美を表現するための用紙。
③ホワイトワトソン紙
私がよく使うスケッチ紙、にじみ、ぼかしの効果が得られる最高級水彩紙です。
④青墨墨滴(あおずみ ぼくてき)
漆墨に比べてやや青みがかった墨です。
⑤開明墨汁
書に使う通常の墨汁
⑥梅皿陶器(直径15㎝)パレット
⑦ぼかし刷毛7号・ぼかし網
最後にうっすらと文字や絵に色をつけます。
⑧筆、ペン
左から消しゴム、竹ペン、割りばしペン、青墨ペン、黒墨ペン、スボイド、水筆ペン、彩色筆(中・大・小)、面相筆、ステッドラー鉛筆2B、丸筆2号、消しゴム
⑨落款、遊印、印泥
手作り篆刻や買い求めていた市販の遊印
専門的な道具もありますが、100円ショップでもそろえることができます。
まずは、安くとっかかり、 こころ震える絵てがみを作ってください。
初めてチャレンジした絵てがみ
◉さわやかすだちそば
◉難は猿 神幸祭
◉蓮の花 見っけ
◉香る珈琲
◉冷た~い 白玉あずき
◉静岡 日本平から望むふじやまは、絶景かな。
何枚失敗したでしょうか
輪郭線は、筆で書かず、割りばしを削って描きます。
墨書きで失敗したら、最初から描き直します。
色付けで失敗しても、最初から描き直おします。
文字がうまくいかなかったら、最初から描き直します。
この小さい世界なら、やり直しが何回もできます。
失敗、まちがえたって、気にすることなく、また描けばいいのです。
それが、絵に味を付けていきます。
そのくらいの気持ちでやれば、幸せな趣味になりますね。