魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【安倍晋三は第一次安倍政権での「美しい国日本」を何故禁句にしたのか?】

2015-12-23 17:30:47 | カルト宗教の闇
 「安倍氏が 2006年7月に出版した著書『美しい国へ』(文芸春秋)は統一教会日本教会の元会長・久保木修己(98年死去)の著書のではないか」ということがツイッターで指摘された。統一教会は韓国を発祥とする基督教会系新興宗教で、最高指導者は故文鮮明氏であった。日本でも「合同結婚式」や「霊感商法」に纏わる数々の騒動があり、90年代にはタレントの桜田淳子や山崎浩子が合同結婚式に参加し、其の後に山崎が「私はマインドコントロールを受けた」等と発言して大騒ぎに成った。

 仮に、安倍氏が自身の政治的信念を広める為に出版した著書が「統一教会本」の丸写しだとしたら全くお話に成らない愚挙である。ネットの暴露ツイートの騒動は、官邸を始め、其れが抱える情報機関や内閣情報調査室も揺るがした。

 文藝春秋は取り急ぎ問題の統一教会元会長久保木氏の著書『美しい国 日本の使命』(世界日報社)を入手した。

 結論を言うと、安倍晋三の著書は、久保木氏の著書の丸写しと迄はいうものでは無かった。

 然し、両者の著書は、根源的な「思想」「価値観」には共有が認められる。例えば、天皇制に対する護持姿勢や、子供の家庭教育の必要性と其れが教育の根本姿勢とするなど、多くの論点に共通性が認められる(第二次安倍政権以降での安倍晋三は日本らしい風土や生活慣習等についての思いを総て断ち切ったかの様なバター臭さ振りに堕落している)。

 久保木氏の著書の巻末には経歴紹介の中に「岸伸介元総理をはじめ、各界の有識者から高い評価を得た」という件もあった。岸氏は言わずと知れた安倍氏の祖父。更に、父の晋太郎元外相や小泉首相の”師匠筋”にあたる福田赳夫元首相も統一教会の親派であったと言われている。安倍氏自身、其の年5月の統一教会合同結婚式に官房長官名で「祝電」を打ったということで大いに物議を醸したことも事実である。

 繰り返すことになるが、其れにしても、第二次安倍政権後の安倍晋三は保守の仮面を掻な殴り捨てた安倍晋三は、其処等辺の反日左翼も吃驚の革新的言動に終始し、まるで国家を否定する無政府主義者のグローバリストにすっかり変貌したようである。

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