少子高齢化であたふたするな！

少子高齢化であたふたするな！

　少子高齢化で悩むのは、所詮経済或いは生産力の問題である。有史以前から１５０以上前迄、人類は人力での１馬力の生産力しか持っていなかった。

　正確に言えば、牛や馬など動物の力や風力や水力等をも利用して来たが、其れ等は発動機を手に入れた後の時代と比べれば、微々たる生産力でしか人類に与えず、大雑把に言えば人類は人一人１馬力の生産力しか持っていなかったのだ。

　発動機を手に入れて、とてつもない大きな馬力を持つと、人類はあらゆる生産分野での生産力を驚異的な速度で増大させた。

　更に科学技術の進歩が、通信や物流を今や地球を一瞬で跨ぐ時代に為した。

　少子高齢化を今日以降の科学技術の発展に期待すれば、老人が働ける場も確保出るし、悲嘆することは何もないのだ。