奥村天放 放言録

齢、古希に至る、半身を娑婆から抜け出して、娑婆の悦びを知る。

正論放射能

2011年08月16日 | 政治・社会
以前、放射能無害論を書いたら
尊敬する先輩の逆鱗に触れた。

以後、ブログもやめていたのだが
ようやく私と同じ考えの方がマス・メディアに取り上げられるようになった。

放射線の専門家が激白シンポ「一部メディアの過剰反応に異議あり!」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110815/scn11081507010000-n1.htm

いまだに半径20キロ圏内の一般人立ち入り禁止が続く東京電力福島第1原発の事故。
菅直人首相が4月に「10~20年、原発周辺には住めない」と発言したとされ批判を浴びたが、週刊誌などでは同様の主張が展開され続けている。
この状況に、世界の核被災地を現地調査した放射線防護の専門家が「一部メディアによる福島県の人たちを混乱させ、心配させる報道には腹が立つ。ただ火のないところに煙は立たない。火をたいているのは日本政府だ」と声を上げた。
都内で7月末に開かれた「福島支援シンポジウム」。
東日本大震災後、何度も福島入りして調査にあたり、報告書「福島 嘘と真実」(医療科学社)も発行している札幌医科大の高田純教授が「東日本放射線衛生調査の報告」と題して基調講演に立った。
「福島県民に放射線による健康被害はない、福島は必ず復興できる、というのが最初に報告したい調査結果です」と、まず結論を提示。
続けて、政府の被災地に対する調査のずさんさに触れ、同県飯舘村民を半強制的に避難させた根拠は非常に怪しいと指摘し、「私はあの避難は“無計画的避難だ”と菅政権を非難しております」とボルテージを上げた。

また別の専門家から本も出版されているらしい。

『放射線のひみつ』中川恵一著(東大病院放射線治療チーム「チーム中川」)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110618/bks11061808300005-n1.htm
専門医として、放射線の影響でどれだけ発がんリスクが増えるのかも詳述。
今回の原発事故に伴う周辺住民の被曝(ひばく)リスクは「(喫煙や深酒、運動不足など)他の巨大なリスクの前には“誤差の範囲”といってよいもの」なのだとか。
著者は「放射線汚染を恐れるあまり、政府や自治体が出荷制限・摂取制限をしていない野菜・魚・水までをも警戒し、摂取しないと、かえって健康被害が生じかねません」と警鐘を鳴らす。
読者からは「全然わからなかった放射線の話が、これでよくわかった」との反響が大きいという。


インターネットでは「中川恵一御用学者」との書き込みが絶えないらしいが。
環境主義者たちの決めつけで合理的根拠なし。

これですこしずつ流れが変わる。
これを期に日本から放射能に対する正しい認識が世界に発信されることを期待します。

菅政権が去りようやく原発被災地にも
復興の槌音が聞こえて来るでしょう。

高田先生、中川先生
今後とも正しい知放射能の識を発信し続けてください。

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