わが友から、かようなメールを受けた。
我々は、そろそろ、死と向かい合う事が多くなった。
>尊厳死について書かれたことを記憶しているが
>もう一度、このことについて何か書いてみてください。
尊厳死とは大仰な言葉である。
最も好ましい「死」とは、どんな「死」なのだろう。
ある年齢に達したとき、「死」は怖くなくなる
生きることに未練はない。
私の望む死は、子供たちに歓迎される死にざまである。
私 . . . 本文を読む
ジャンルを選ぼうとして適当なものがなかった。
この文章は、我が碁仇の導入に従った一文である。
>以前の夢談義、面白かった。
>もう一度話してみて欲しい。
>夢と記憶
>夢と論理思考
>夢と自分の生き方の考察
夢と記憶、夢と論理思考はすでに十分に論じた故。
今回は「夢と自分の生き方」にしよう。
若いころは、夢占いも勉強をした。
「夢」と言うが、起きているときから連綿と続いている精神活動である。 . . . 本文を読む
メル友から以下のお便りを頂いた。
>何となく目についた「葬儀」について思ったのは、”輪廻転生”が当たり前の
>ように思ってたのに、神道では、”故人を神に還し守護神とする儀式”という
そこで我等「無信仰者」のお参りについて考えた。
「転生輪廻」とは少し違う解釈を1つ。
「信仰と神」とは異なる解釈を1つ。
「信仰と宗教」とは異なる解釈を1つ。
我思うに…
信仰と宗教は次元の異なるものかもしれな . . . 本文を読む
亭主に懸命に尽くす女性から便りを頂いた。
女房に捨てられた「老怪」には心の痛い課題。
偉そうに書くことをお許しあれ。
青春時代、最大のコンプレックスが「女性にもてない事」。
「女性コンプレックス」から解放されたのは50代後半。
コンプレックスを抜けると青春時代の反動で…
年甲斐もなく若い女性にチョッカイを掛けまくった。
もうひとつのコンプレックスは「お金儲けのヘボな事」。
昨年ぐらいから世 . . . 本文を読む
メル友に勧められて内田樹「日本辺境論」を読んだ。
内田樹の人柄と論調は嫌いではないが、考察が浅い。
【著者に聞きたい】内田樹さん『日本辺境論』
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091213/bks0912131051002-n1.htm
日本人はいつも“外”の世界に不可抗力的な“中心”を求めてきた。
ある時は中国だったり、ある時は西欧や米国だった . . . 本文を読む
「日本の文化は海外のまねで日本特有の文化が無い」と嘆かれる御仁。
そんなことはない、日本には、日本にしかない文化がある。
【剣禅一如】
「剣禅一如」の世界も日本特有。
「無心の境涯」にして職人芸の究極。
「脳科学」的にも解明されているし、不思議な世界ではない。
【刹那の美】
「一球入魂」「一撃必殺」も日本人固有の思想。
日本人の憧れる「剣技」は一瞬で相手を打ち倒すが…
中国三国時代の「剣技」は . . . 本文を読む
メル友から次のお話を承った
少々反論を試みます。
======================
>メル友に勧められ…
>内田樹さんの「日本辺境論」を読んだ。
>日本人のインテリを称して「虎の威をかる狐」と語るが…
>残念ながら内田氏も典型的日本人。
======================
上記を内田氏の議論に対する「批判」として書かれたとすれば、
それは全く的はずれです。
なぜなら、内田 . . . 本文を読む
最近「有機栽培」を研究していたら
「連作障害」に行き当たり「アレロパシー」に行きついた。
「アレロパシー」は他の植物の成長を阻害したり
害虫を寄せ付けないために放出する植物の分泌物である。
「森林浴」も植物の「アレロパシー」を浴びることなのだが
科学的根拠は乏しいらしい。
植物は動けないが、このような分泌物をもって戦っている。
元気な植物は「虫」を寄せ付けない。
逆に甘い匂いを放ち、授粉 . . . 本文を読む
人生尽きんとして知る「老人の叡智」。
美女の裸体は童貞でなければよくご存じの代物。
「飢えたように見たがる」は単なる男の性。
美女の裸体が簡単に透視できる。
透視と言っても脳内にイメージが湧くという事。
「見る事」と脳内に「イメージが湧く事」は本来同義。
「何時でも見える物」に「見たいと言う欲望」は湧かない。
透視能力を得たのではない。
イメージを遮蔽し欲望を喚起していたある壁が喪失した。 . . . 本文を読む
アメリカに「死亡日を予測するサイトが登場!」だそうだ。
私は「尊厳死」提唱者である。
「死」を厭い、「生」を尊重する風潮に一言。
老人性ボケに陥り寝たきりになった老人。
生活苦にあえぐ老人。
老老介護に破壊された家庭。
「生」を称賛する時にはこの現実を忘れてはならない。
老人の「生」は尊くはない。
老人には「生きる喜び」はない。
本来は死すべき状態に陥ってからひたすら「生」かされる社会。 . . . 本文を読む
日頃、品位のないことばかり書いているから…
少しはまじめに考えている事も書いてみよう。
ここしばらく暇な人生を送っているせいか良く考えた。
人生を宿業の結果とする考え方は、自分にとっては正しい。
「人生はすべて個人の責任に基づく」と考えると救いがある。
だが前世も来世も知らぬゆえ、他人に説くべきではない。
自己の宿業を「知る」うえで大切な事に自己の拘りがある。
他人に対する好き嫌いも前世の . . . 本文を読む
我が友人に「死刑廃止」論議に熱心なのが居る。
「生命の尊重」が理解されれば残酷な事件は無くなる。
「死刑」にしても被害者は癒されない等と説く。
完全な綺麗事の情緒論である。
刑罰は被害者の感情に媚びた「歯には歯を」ではない。
犯罪者を不利な状況に置く事で、犯罪の抑止力にするためのものだ。
如何したら犯罪をなくせるかが大切。
刑法はその中の一つである。
娘を殺された親が、犯人を八つ裂きにし . . . 本文を読む
我が孫を「天才児」にしようかと画策中である。
口を利くのも遅いし、取分け記憶力がよいわけでもない。
なかなかに小賢しい、悪魔のごとき自己中少年である。
そして電車に関連するものを見て居る限り御機嫌がよい。
先日テレビで天才少年少女の出演で
8歳にして世界全国の国旗を記憶している少女が居た。
恐らく記憶している数は多くても数千のオーダーだろう。
孫は2歳少しで電車に異常な関心を示す。
電車の . . . 本文を読む
人生には色々な見方がある。
若者を見ると将来への不安があり…
現状への不満がある。
だが世界的にみると日本国の若者が不幸とは言えない。
世界にはより貧苦にあえぐ国民が居る。
禍福を財で測るとそうなるが…
人生は財だけで測れるものではない。
日本は、現在「頂点から転がり落ちる曲がり角」にある。
社会は停滞し、指導層には日本を導く見識がない。
徳川300年も似たようなものかもしれない。
その . . . 本文を読む