発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

単端いじり開始!

2024年07月29日 | 猫屋線(改造)

単端2両が手に入ったところで、この3両のいじくり開始。

左端の8号は、何度も登場しているように、電気機関車のおまけで付いてきた2軸客車をKATOのポケットライン動力で単端化したもの。

とはいえ、使い道にあぶれていた物を、森林鉄道建設を機に、客車編成の動力に使うことに用途(?)変更。そして、ジ2・ジ10が入ったことにより、その役目をこの2両に譲り、8号は再び用途変更。購入以来ほとんど放棄していた「2軸客車」として、運材車編成に組み込み、職員輸送用客車として、再整備することに。

車体側面の窓見付は、4両とも同じ。違いは、新しい単端2両が、動力ユニットの関係で(そうとしか思えない)、カプラー上部にステップらしき板がついていること。

2両の端単は(もちろん8号も)、妻面・側板ともバラバラになるので、再塗装や室内造形には何かと便利。

これを利用して行ったのが、最初の改造。

まず2両の端単は、運転席側とステップ付き妻面側を入れ替え、運転席から見て、ドアが後ろ側になるよう車体を反転させた。

そして運転席側妻面も、2号と8号で入替。ただ2号についているラジエーターグリルを、そのまま使うかについては、まだ未定。

このグリルを8号に付けた場合は、

こんな感じになるけど、ここまでする必要あるかな?

ちなみに、8号の妻面を装着した場合、最下部が、台車枠のカプラー取り付け枠に、0.5ミリほど干渉するため、素直に面一にはならない。

またジ2と動力ユニットTM02Rを比べると、一見すると収まりそうだが、猫屋線特有の細かな差異により、きちっとつかない可能性が高い。何よりもカプラーの位置が問題で、TM07R装着が前提で作られたあのステップが、TM02Rでは、全く邪魔。無理やりTM02Rを装着し、ステップ切断の改造をするぐらいなら、素直にTM07Rを使うほうがましか。

また妻面も、よく似た感じの、下津井のバケット電車ものも試してみたが、

肝心の側面固定や屋根板固定のやり方が全く違い、接着剤でのポン付け以外の方法はなかったため、これも見送り。

しかしバケット電車のバケットは、

ステップにつけて再利用させていただくことに。

ジ2号と8号客車は、このようにばらばらにし、塗装工程へ。

問題はこのジ10号。再塗装、した方がいいかな?

なお運転台位置を入れ替え、ドアを後ろ位置にしたのは、単なる思い付きではなく、RMライブラリーにあった記述が参考。

ジ10のベースになった、西大寺鉄道のキハ8・10は、なんと1両のボギー車を半分にして生み出された、2両の端単。

キハ8の方は、模型オリジナルのジ10の形状をしているが、キハ10の方は、ドアが後ろ寄りにある、私が改造したジ10の形状。さらに言えば、運転席からドアが遠いこともあってか、運転席脇には、ちゃんと乗務員ドアもある。さらにさらに、ステップのある反対側妻面、客室からステップへ出る入口はなく、見事な非貫通構造。うちの模型では、そこまでは再現しないが、、、。


ドレスアップ完了(運材車)

2024年07月25日 | 猫屋線(改造)

運材車に載せる丸太を増やし、映像で見る森林鉄道らしくなったところで、最後のドレスアップ改良。

ダイソーで半年ほど前に買った、手芸用品のチェーン。ええ年したおっさんが、100均の手芸用品コーナーを、目の色変えてあさっているシーンなぞ、変人以外の何物でもないが、猫屋線のドレスアップの為なら、気にしない。

で、このチェーン、使い道はと言うと、

運材車の立棒(セリだったか、タテリだったか、、、)の上部を結び、丸太が落下しないようにするもの。多分これと同じ構造のやつは、今でも運材用のトラックで使われているはず。

で、このチェーン、このままだと金色がまぶしいので、茶色に塗装。

ガンダムマーカーで塗ってもいいのだが、意外と塗りずらいので、ヨーグルトのカップにマーカーのインクを数滴入れ、それにチェーンを浸すようにして塗装。

出来上がったのが、左側。丸太の上に、チェーンがかかっている。

縦棒の上部には、小さな穴が開いているが、そこにチェーンのわっかを通すなど、至難の業なので、縦棒の上部でチェーンと接着剤止め。

チェーンと縦棒の接着位置がずれると、おかしな光景になるので、この位置合わせが、結構手間がかかる。

チェーンが金色のままだったら、わかりやすいのだが、ブラウン塗装した後は、ちょっとわかりずらい。が、雰囲気は大変良くなった。

森林鉄道を本気で再現しようとするなら、運材車だけで10両編成ぐらい組まないと雰囲気は出ないが、そんなことまでは出来ないので、ここはこれぐらいで我慢しよう。

さて、週末には、単端が手に入るかな?


第2編成

2024年05月12日 | 猫屋線(改造)

森林鉄道線で使う客車編成の方、ミルクゴンドラを改造した展望トロッコを付けることにより、3両編成が2本できる。

すでに紹介済みの第1編成の方は特に問題もなかったのだが、余剰車の組み合わせになった第2編成の方は、一筋縄ではいかなかった。

これが問題の第2編成のメンツ。最大の問題は「展望車が2両ある」と言うこと。

模型の世界で、そこまで気になるか?という、単なるわがままのような問題だが、気になったもん、仕方がない。

出来れば両方とも、密閉客車にしたいのだが、そのために車両を増備するのも馬鹿げている。

塗装についても、そもそもこんな3両編成を組むつもりはなかったから、統一感が皆無。予備編成と言うことで妥協しよう。

で、ある考えを思いつき、客車をばらしてみた。

中の作りは、密閉型も開放型も同じ。

ならば屋根板の半分のみ交換するのはどうか?

クロスシート部には窓ガラス有の密閉型屋根を、ロングシート部にはガラスなしの開放型屋根を付けるというもの。

密閉型も開放型も2分割タイプ。だから簡単にできると思っていたら、、、

左右に分かれたパーツを固定させるための突起部の位置が、密閉型と開放型では位置が違う。

片側をはめたところで、もう一方の方は突起部と穴の位置が違っているし、はめた側だってずれた状態ではまっているため、左右が面一にならない。

突起部と穴の位置くらい統一しとけよ、と思うのだが、こんなことやる奴はおらんだろうと思われているのか、見事なまでのずれっぷり。

分割した屋根(と言うか側面?)パーツを組むとこんな感じ。

左右の屋根(側面)パーツは接着しておらず、突き合わせているだけ。

これで問題になるのが、密閉客車の仕切りパーツ。これが展望客車の屋根パーツに上部に1ミリほど干渉するため、その部分を削らないと屋根パーツが収まらない。

屋根板を載せず、このまま着色してもおかしくない感じだが、屋根がまっ平と言うのも変なので屋根板は載せることに。

出来上がりが↓

一見うまく出来上がったようで、実は屋根板のおさまりが悪い。特に紅白のテント屋根、左右の幅が車体幅とほぼ同じのため、スポっと収まらない。だからちょっと傾いた状態で、上に載っている、、、。この部分をどうするかは、もう少し考えよう。

 

 

 


ダミーと言うけれど、、、

2024年02月22日 | 猫屋線(改造)

遅くなったけど、森林鉄道機関車(S4型)を動力化してみた。

機関車自体はこんだけバラバラになる(いつも通りか)。

これが付属パーツ。銀色パーツは、排気管。あとはカプラー関係。

で、その中は、

右端が、いつものダミーカプラー。

左2つが今回初採用の、連結棒式ダミーカプラー。

連結棒式の方は、以前、路面電車で採用されていたカプラーと同じような形状。

ただ決定的な違いは、連結棒の長さ。

路面電車の連結棒の半分以下の長さ。

従来型のダミーカプラーにつけられるのかどうか、わからない(確認しなかった)。

せっかくなので、機関車正面側はこの連結棒式に交換。

ただこの連結棒式、連結棒が短いことに加え、カプラーにはめ込んだところで、位置が固定されずプラプラするので、反対側のカプラーに差し込むのが一大事、とにかくはまらん。

だんだん「イィィィ~」となって来たので、反対側を付けるのは、あきらめた。

そして運材台車の方。

なにゆえか今回はグレーの台車。

客車の方と交換しようと思ったが、

台車だけ変えても、上に乗る木材アングルがグレーのままになるので、交換せずに使用することにした。

 

今回のセットで何故機関車がS4型と名乗っているのか気になっていたが、モデルになった(と思われる)木曽森林鉄道の機関車が、C4型と名乗っていたことが判明。そこらへんから来ているのね。

 

森林鉄道シリーズが、これで打ち止めなのか、まだまだ出るのか(ネタはまだありそう)、気になるところ。

 

 


昨年最後

2024年01月05日 | 猫屋線(改造)

年を越してしまったが、昨年末にやった猫屋線いじり。

クリスマス前の大寒波の時も雪が降らず、暖かいまま迎えた年末。

昼間の気温が10度以上あったので、森林鉄道車両に簡単な再塗装を施す。

密閉客車の上半分も外せるのだが、いろいろあってつけたまま。屋根だけ外してマスキング。

動力車にするこの2両は、今回は何もしない。

側面にちょっとデザインを施し、スプレー噴射。

もう少し明るい緑(グリーン)でもよかったのだが、手持ちがこれしかなく、今更往復30キロかけてホームセンターに行くのもあほらしいので、この色で妥協。

出来上がりは、

妥協したはずの緑色が、意外にいい感じになっている。

車両端部にある柵の部分も取り外せ、別に塗装することもできたのだが、今回は見送り。

1両だけ、台車をアロンαで接着するのを忘れていたみたいで、これだけ接着作業。

この後、年内最後の試運転。

正月用の背景写真撮影を兼ねて、上ったり下ったり。

デザインで誕生させた車両の三角マークは、単純に「山」をイメージしたもの。オープン客車は山2つ、密閉客車は山1つ。

年明けからはしばらくの間、車両いじりはしばらく休んで、山の整地と木造りだな。