お道と臨床と~心づくりの処方箋~

天理教と臨床心理学の視点を含めて,まおという人間が考える日々の通り方や考え方について綴っています.

風邪でダウンしていました

2005年02月13日 | Weblog
先週末あたりから風邪気味だったのですが,週の頭には回復していたように思います.しかし,火曜日頃,調子あまりよくないなぁと思い,火曜は10時前には休みました.水曜の夜に吐き下しをしてダウン.木・金と1日布団で過ごし,昨日もほとんど部屋で過ごしました.今日は明日から仕事へ行かねばならないので慣らしもかねて少し動いています.

生かされていることを感謝しようと思いつつ,つい忘れていたのかもしれません.あるいは感謝が足りなかったのかもしれません.ですから,親神様は忘れがちな感謝の気持ちを思い出させるように私に風邪というお手紙を通して知らせてくださったのでしょう.ありがたいことです.また大きな病気になったら色々なことを中断しなければなりません.小さな身上で小分けして知らせてくださるのも親心だなぁと思います.

同じ病気にかかるのなら,かかって悔やんで文句を言って終わるよりも,その中にも意味を見出してその出来事が今自分に起こったのはどうしてなのかという不思議について考えることの方が建設的だと思います.

怪我でも失敗でも何でもいえることだと思います.
アウシュヴィッツの強制収容所を生き抜いたユダヤ人のV.フランクル(『夜と霧』は有名ですね)は「意味への意志」を唱え,「どんな人生にも意味がある」ことを主張しました.彼の理論は今脚光を浴びている(?)ようで彼の著書が最近次々と翻訳され店頭に並んでいます.また,時間があるときに紹介したいと思いますが,信仰の有無にかかわらず,人生に起こった出来事についてその意味を考えてみるということはとてもためになることだと思います.それは自分史を振り返ることにもなりますし,何気なく過ごしていたら気づかなかったかもしれないことにも気がつく機会にもなることでしょう.
どうぞ「何で今ここで自分にこのようなことが起きたのだろう」ということを考えてみてください.病み上がりなのでこのくらいで失礼します.