英語も科学も教育禁止

　私としましては来期分の仕込みもありまして多忙な今日この頃でして，しかしさしあたり特急のは今晩を過ごせばどうにかなりそうなのでちょっと安心，趣味のソマリアニュースチェックはあす以降のお楽しみにと思っていたらこんなとんでもねえニュースが飛び込んできてただなんて漸く手に入れた紅茶タイムを噴き出すぞコラ：

Garowe Online　Somalia: Al-Shabaab bans English,Science studies in Afmadow　Mar 6, 2010 - 1:52:16 PM

　なんかバkもとい頭脳の具合が残念な方々が，自派支配地域で英語も科学も禁止するとよ。

　アルシャバブが，自派支配地域であるAfmadowで，学校での英語の勉強も科学の勉強も禁止，代わりにアラビア語とイスラム学を課するのだそーだ（Afmadowの氏族長Ali Mowlid Mohamud氏がReutersにいうところ）。

　すくなくともこの命令の犠牲になるのは3校，Wamo, Dhobale iyo Cisman Max'udとあって，たぶんiyoは接続辞なんだろう。一応，準備期間として1か月が与えられるとのこと。

「あの人たち，英語は不信心者（西欧人）とその支援者のためにあるものだって言ってます。教育はアラビア語によるべきだ，でなきゃ裁判にかけるとさ」と匿名の教師は言う。

　さらには，そーした教育は，学生たちが反暫定政府の闘争に参加するようになるためにあるべきだというご意見だそうで。


　ところで私は，AKの修理には工学的知識が必要であり，AKや迫撃砲の発射の過程には化学が関わり，正確な着弾等を得るためには数学・物理の知識が必要だと思うのだが，まあ信心深い人たちはコーラン読めば弾が飛ぶと思ってるらしいわ。えらい物騒なコーランもあったもんだが。