「正社員給与、４０代だけ減少」の件

時事 正社員給与、４０代だけ減少＝昇進遅れが背景－５年前と比較 2018/06/25-20:23

「内閣府は２５日、正社員の２０１５～１７年の平均給与を年齢層別に５年前（１０～１２年）と比べたところ、４０代だけが減少していたとの調査結果を発表した。バブル期後半の大量採用組や人口の多い「団塊ジュニア」が４０代に当たるが、管理職ポストに限りがあり、部長や課長への昇進が全体的に遅れていることが背景にあるという」

40代、私もその世代だけど数が多すぎるんだよね。代りがいくらでもいるってのは市場価値を著しく下げる一方で、入試も国家資格もバブルピークの天井で掴まされて、本当に踏んだり蹴ったりだわ。https://t.co/2Qrj4PjavC

— ﾎﾞｳﾞ (@cornwallcapital) 2018年6月25日

　しかも、ちょうど「失われた二十年」にクリーンヒットされた世代であって、そもそも有職者自体が少ないというイヤゲな現実もついている。要は、優秀な人材を安く使えたということでもあり、せめて感謝でもされてえなあ、というのは非常に素直な気持ちではないかなあと。
　職のないひとがごろごろいるなかでもあり―

本当は、職歴なし金なしコミュニケーション能力に難ありの40代引きこもりおじさんみたいな、救いたいとすら思ってもらえない人にこそ救いが必要なのだが、救いたいと思う人が誰もいないから救われない問題がある。絶滅危惧種の保護活動の熱量が、対象の可愛さによって決まるのと似てる。

— ねり (@nerikeshi_k) 2018年6月25日

この世代を切り捨てることで利益を図ろうとするならば、さすがに何か言わざるを得ないでしょう。 https://t.co/PUNMN9X7V0

— Kantaro OHASHI (@kantaro_ohashi) 2018年6月25日

　―隠忍自重もええかげん限度があるぞ、と。

時事 【図解・経済】平均給与の推移　民間給与、４年連続増＝非正規との格差拡大続く－国税庁 ※記事などの内容は2017年9月28日掲載時のものです

「民間企業に勤める会社員やパート従業員が２０１６年の１年間に得た平均給与は前年比０．３％増の４２１万６０００円で、４年連続増加したことが２８日、国税庁の民間給与実態統計調査で分かった」

「雇用形態別では、正規雇用が４８６万９０００円、非正規雇用は１７２万１０００円。その差は３１４万８０００円で、４年連続で格差が拡大した」

　…高年齢層が引き揚げてるんじゃねえか、という疑いも多少。

左翼も富裕になるとネオリベに変化する(でも自分は左翼のつもりでいる)というのは大問題ですよね。安倍政権に反対すれば左翼だと思っているその単純さこそが、経済弱者への冷淡さと表裏一体なのだと気づいたほうがいいと思います

— kikumaco(6/24 0g、7/16ベアーズ (@kikumaco) 2018年6月24日

　その上で、退職してヒマな連中がだな（以下略

ロスジェネってのは単に世代の話なんじゃなく、「言われた通り勉強したのに理不尽な理由でまともな社会地位につけなかった人が今もくすぶっている」という意味であって、このくすぶりに「まともな社会地位」を今からでも与えたら、確実にナチスなり新撰組なりの活躍をするのは目に見えてるんだよな。

— 藤原興 (@oki_fujiwara) 2018年6月21日

すると、社会的地位を与えられなかったロスジェネには今後も社会的地位を与えるべきではないということか…… https://t.co/o2LxGmx0Ez

— エツナカ (@Etunaka) 2018年6月21日

　どの程度の「社会的地位」を意図しているのかという話もありましょうが。
　ところでナチスの中のひとたちにせよ、新撰組にせよ、まずは雇い主に忠実であろうとしたわけではないか。食えるようにしてもらい、それなりの待遇をしてもらえたら恩義を返すってなもんで。

　というか、そもそも職がないんですよ。
　だから見合い話も、『無職の私を養って』という話になったりするんで。

これより怖いグラフはなかなかないんじゃないかというぐらいインパクトあるよね。 pic.twitter.com/z11jbNMLk6

— rionaoki (@rionaoki) 2018年6月12日

　うんまあこうもなるかなとか。