途中まで書いたメモが消えた。ので、ともかく記事のメモ等、講義用のメモを残しておく。【LGBT問題】である。
Kyodo 三重、性的指向暴露禁止条例を初制定へ 2020/6/3 09:43 (JST) 6/3 09:55 (JST)updated
「三重県がLGBTなど性的少数者への差別を禁止する条例を制定し、性的指向や性自認を本人の了解なく第三者に暴露する「アウティング」の禁止を都道府県で初めて盛り込む方針を固めたことが3日、関係者への取材で分かった」
とまあ、反対派から見ればLGBTへの特権確立への一里塚に見えるだろう動き。
まあその、「そもそも他人の下半身事情とか、ンなに大っぴらにくっちゃべるんじゃねえよ」という常識は―常識であるがゆえにそれなりに伸び縮みするものではあり、そこを敢えて法制化するあたりに危惧を覚えるのは、それはそれで健全な理性の一端ではあろう―このこと自体を否定するなら、例えば先日のブルー・インパルスの演技の見事さによって団結を調達しようとしたことへ懸念を示すことにも否定的になるべき、ということになるだろう。
そういう気配はあちこちに存在する・見出されるのであり、極端な方向に向かわないよう、日々の市民的監視が必要であると言う位の話だ。
さて上掲記事の条例化については、なんもないところで突如特権を設定する―というものではなく、現実に労災の問題になったりしているわけで、そこそこのガイドラインの設定の努力は、そりゃあ試みるのは好ましい努力というべきだろう。
日刊スポーツ 性的指向を上司が「暴露」20代男性が労災申請へ 2020年5月23日16時30分
「保険代理店の20代男性が、性的指向を上司から同僚に暴露(アウティング)されて精神疾患になったと訴え、労災申請することが23日、男性や関係者への取材で分かった。男性は「カミングアウトは自分のタイミングですると会社側に伝えていた」と話している」
こんな具合に。
「男性は19年、営業職として入社。入社面接で自身の性的指向を上司らに明かした上で「会社の同僚には自分のタイミングで伝えたい」と説明。対象は正社員に限定したいとも伝えていたという」
ここまでめんどくさい条件を付けるなら、最初からそんな話、するなよー、という気はそりゃあする。なにしろ「人の口に戸は立てられぬ」のである。「対象は正社員に限定したい」とはいえ、漏れ出ることは当然想定され、その漏出について会社側は実際上、責任を負えない(そりゃそれが原因で自殺ともなれば、当然落ち度を責められることになるが、とはいえ綸言汗のごとしともいうのである、そこらの一般人ではなおさらである)。
という投げやりな気持ちはともかく。だってほら、こうなるじゃん!
「しかし、同年夏、一緒に働いていたパート女性が男性を避けるようになった。その後、飲み会の場で上司から、男性の性的指向を女性に教えていたと告げられた」
…ほら、漏れた。
とはいえ、なんでこう①そもそもそーいう個人的事情を口外するのは品格に欠ける、という一般論に重ねて、②どうせ現実的には実行不可能にせよ「対象は正社員に限定したい」なんて条件を初手からぶっ飛ばすのはなんぼなんでも秘密保持能力・体制に疑義が。
なんでここまで真正面からのビーンボールを投げたがるんですか。
「ユニオンと男性が団体交渉したところ、会社側は、男性に確認せずに伝えたことを認めた一方、「職場で公にすることを男性が望んでいると認識していた」と説明したという」
いや積極的にいうことじゃねえだろ、と思うんだが―この辺の「常識」は、おそらく場によって伸び縮みするからなあ…。
…どうなんでしょうね。男性社員連が退社後1時間くらい呑んだうえ、連れ立って売春宿に繰り出す風習がある職場なら(※かなり昭和脳的な表現だが、おそらく存在しているだろう)、性癖・趣味嗜好を「仲間内」で公言・共有するのが「仲間として当然」だろうけどなあ…。
…多分、うちの職場でも、そこまでではないにせよ「男の趣味」「女の趣味」はそれなりに発言し・共有するものかとも思われる。そういう話に全く関与しない私は、どうも「女ならなんでもいい」とでも想定されているらしくある。というか、属性を勝手に盛ってる可能性がある。なんかしらんが、「生活に困ってる女性」をあてがおうとする行動が観察されるのだ。
そういうあれこれの個別事情を勘案しつつも、まあ…一般的には、その手のことは公けに喋るのは好ましくないことだよ、というのが一応、基本路線なので。
そういうものとして理解しておくべきだろう。
まーその、LGBTみたいな多数派だけ特別に保護される傾向なのはおかしい!という極少数派の保護にも及べばいいですよね。
そりゃアナタ。LGBTは、運動家の主張によれば人口の10%も存在するような大規模「マイノリティ」なので(中核的なのは1~3%くらいだろうかな)。それほど居るんだったら、もうしばらく自助努力でいいんじゃね? 在日韓国人は1%そこらだぞ? 団結自体が難しい、そんな少数派こそが…みたいな作文はすぐできますわ。
人権の理念から言えば、「あれかこれか」ではなく、「あれも、これも」のはずなんだ。
しかしどうも「あれか、これか」と言いがちなもので―これはもはや、政治・経済的資源をめぐるシェア獲得という政治闘争を側面として持つのだ―そりゃそうだ、現実的にはそうなる。
そこらへんはきちんと明言するとするかなあ。
Kyodo 三重、性的指向暴露禁止条例を初制定へ 2020/6/3 09:43 (JST) 6/3 09:55 (JST)updated
「三重県がLGBTなど性的少数者への差別を禁止する条例を制定し、性的指向や性自認を本人の了解なく第三者に暴露する「アウティング」の禁止を都道府県で初めて盛り込む方針を固めたことが3日、関係者への取材で分かった」
とまあ、反対派から見ればLGBTへの特権確立への一里塚に見えるだろう動き。
まあその、「そもそも他人の下半身事情とか、ンなに大っぴらにくっちゃべるんじゃねえよ」という常識は―常識であるがゆえにそれなりに伸び縮みするものではあり、そこを敢えて法制化するあたりに危惧を覚えるのは、それはそれで健全な理性の一端ではあろう―このこと自体を否定するなら、例えば先日のブルー・インパルスの演技の見事さによって団結を調達しようとしたことへ懸念を示すことにも否定的になるべき、ということになるだろう。
そういう気配はあちこちに存在する・見出されるのであり、極端な方向に向かわないよう、日々の市民的監視が必要であると言う位の話だ。
さて上掲記事の条例化については、なんもないところで突如特権を設定する―というものではなく、現実に労災の問題になったりしているわけで、そこそこのガイドラインの設定の努力は、そりゃあ試みるのは好ましい努力というべきだろう。
日刊スポーツ 性的指向を上司が「暴露」20代男性が労災申請へ 2020年5月23日16時30分
「保険代理店の20代男性が、性的指向を上司から同僚に暴露(アウティング)されて精神疾患になったと訴え、労災申請することが23日、男性や関係者への取材で分かった。男性は「カミングアウトは自分のタイミングですると会社側に伝えていた」と話している」
こんな具合に。
「男性は19年、営業職として入社。入社面接で自身の性的指向を上司らに明かした上で「会社の同僚には自分のタイミングで伝えたい」と説明。対象は正社員に限定したいとも伝えていたという」
ここまでめんどくさい条件を付けるなら、最初からそんな話、するなよー、という気はそりゃあする。なにしろ「人の口に戸は立てられぬ」のである。「対象は正社員に限定したい」とはいえ、漏れ出ることは当然想定され、その漏出について会社側は実際上、責任を負えない(そりゃそれが原因で自殺ともなれば、当然落ち度を責められることになるが、とはいえ綸言汗のごとしともいうのである、そこらの一般人ではなおさらである)。
という投げやりな気持ちはともかく。だってほら、こうなるじゃん!
「しかし、同年夏、一緒に働いていたパート女性が男性を避けるようになった。その後、飲み会の場で上司から、男性の性的指向を女性に教えていたと告げられた」
…ほら、漏れた。
とはいえ、なんでこう①そもそもそーいう個人的事情を口外するのは品格に欠ける、という一般論に重ねて、②どうせ現実的には実行不可能にせよ「対象は正社員に限定したい」なんて条件を初手からぶっ飛ばすのはなんぼなんでも秘密保持能力・体制に疑義が。
なんでここまで真正面からのビーンボールを投げたがるんですか。
「ユニオンと男性が団体交渉したところ、会社側は、男性に確認せずに伝えたことを認めた一方、「職場で公にすることを男性が望んでいると認識していた」と説明したという」
いや積極的にいうことじゃねえだろ、と思うんだが―この辺の「常識」は、おそらく場によって伸び縮みするからなあ…。
…どうなんでしょうね。男性社員連が退社後1時間くらい呑んだうえ、連れ立って売春宿に繰り出す風習がある職場なら(※かなり昭和脳的な表現だが、おそらく存在しているだろう)、性癖・趣味嗜好を「仲間内」で公言・共有するのが「仲間として当然」だろうけどなあ…。
…多分、うちの職場でも、そこまでではないにせよ「男の趣味」「女の趣味」はそれなりに発言し・共有するものかとも思われる。そういう話に全く関与しない私は、どうも「女ならなんでもいい」とでも想定されているらしくある。というか、属性を勝手に盛ってる可能性がある。なんかしらんが、「生活に困ってる女性」をあてがおうとする行動が観察されるのだ。
そういうあれこれの個別事情を勘案しつつも、まあ…一般的には、その手のことは公けに喋るのは好ましくないことだよ、というのが一応、基本路線なので。
そういうものとして理解しておくべきだろう。
まーその、LGBTみたいな多数派だけ特別に保護される傾向なのはおかしい!という極少数派の保護にも及べばいいですよね。
そりゃアナタ。LGBTは、運動家の主張によれば人口の10%も存在するような大規模「マイノリティ」なので(中核的なのは1~3%くらいだろうかな)。それほど居るんだったら、もうしばらく自助努力でいいんじゃね? 在日韓国人は1%そこらだぞ? 団結自体が難しい、そんな少数派こそが…みたいな作文はすぐできますわ。
人権の理念から言えば、「あれかこれか」ではなく、「あれも、これも」のはずなんだ。
しかしどうも「あれか、これか」と言いがちなもので―これはもはや、政治・経済的資源をめぐるシェア獲得という政治闘争を側面として持つのだ―そりゃそうだ、現実的にはそうなる。
そこらへんはきちんと明言するとするかなあ。
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