空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ルーマニア人男性達をタコ殴り

2019-01-08 19:17:24 | Newsメモ
 見とけよー日本人ー。これがマジもんのヘイトクライムだからなー、という気がする例:

BBC Newtownabbey: Five Romanian men attacked in hate crime 7 Jan 2019

 ルーマニア人5人ほどが暮らしている家に、夜の8時に押しかけてきて、窓ガラスはぶっ飛ばす、家の中のドアはぶっ飛ばす、中の男たちについては野球のバットでぼてくりこかす…。

 マジに殺すと大問題ということはわかっているのだろう、頭部を殴りはしても殺しまではせず、しかし足をぶん殴りまくって骨折させたとかなんとか、肩は外れたか骨折したか、と。

 とまあ、『こんな危ないんじゃあ、もう、この国には居れない』と思わせようくらいの、大変標準的なヘイトクライムであるっぽいという見立て。こうまでの実力行使がざらになされるようになったらかなーりマズイ。

 世間の知識人たちは、「死ねよ」とかの言葉が投げかけられたとかいうことで、『嗚呼ヘイトスピーチが』と嘆き悲しみ世相に一家言、といった知識人しぐさを楽しむが、まあその、実際のところ、下々の水準では「死ねボケ」だのはかるぅい日常的なコミュニケーションだったりすることはありえまして(イヤ流石に私も聞けばドッキリしますが)―

 ―まあ、その程度のガス抜きで済んでいるうちは、『それはちょっと、いわゆる不適切な物言いですわなあ』と軽く言う程度で対応しとくくらいでいいんじゃねえかなあとは思う。基本的には。なにしろ、その程度なら、マジもんの「手足が出る」ところまで行かないわけだし。

 果ては進んで、こんなふうに、『自発的な退去』のためにほどよく計算された暴力事件なんか起こりかねないわけであり。
 こうはならないでいてくれるといいかなあ、とか。

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