非Windows

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10月16日(月)
<ショート>大きなお世話 (5)  
学位取得目的のフィールドワーク
 素人がコンピュータを使うといえば,アイコンが左から縦に並んだデスクトップのWindowsパソコンに決まっている。マックというのもマニアでは使われているがそれも久しく忘れかけていた。それが,10月から大学で新規科目を学ぶことになって,LinuxリナックスというOSを紹介された。いっぺんにアルファベットがたくさん出てきて戸惑いを受けながらも,Linuxの一つKNOPPIXクノーピクスをまず使ってみようということで,いきなりCDドライブに入れたメディアから起動を始めた。いつも見ているデスクトップと違って新鮮な画面が現れた(写真)。インターネットもOK,officeシリーズもすべて動く。ゲームソフトまで入っている。ソリティアなどサイズを大きくできる。 
 LinuxとはWindowsやMacOSと同様、コンピュータを操作する上で基本となるソフトウェア(OS)のひとつである。長い歴史があり、UNIXユニックス と同等の機能やポリシーが適用されている。これらはサーバーを動かすのに使われており,業務上の貢献をしている。ホームページを見たり,メールをやりとりしたりするのに使われているがわれわれはOSが何であるか意識はしていない。プロバイダーのようなシステムを動かす専門家なら日常使うOSなのでLinuxに違和感はないだろうが,このLinuxを教えるというだけの大学の先生にとっては何なのだろう。他の先生はLinuxは知らなくても済んでいる。院生が教育学の学位をとるためにはフィールドワークが必要らしい。それで中国まで行って学校を見てきたと聞いた。これとLinuxと結びつけるとわかるような気がする。Linuxは学位取得目的のフィールドワークのひとつなのだろう。
 

 
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編集者と作家

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10月14日(土)
<ショート>大きなお世話 (4)
人がほしいのは承認と賞賛の言葉
 人はほめられると悪い気がしない。自分は人からほめられることが多いのか人をほめることが多いか。自問してみるとどちらもあまりない。これは人生を豊かに過ごしてない証拠である。12日NHKのプロフェショナルという番組で本の編集者が作家の初稿をまずほめることから始めて,自分の要求をそれとなく伝えることを20年続けているという。ほめることを仕事の一部にしている人からほめられる作家でもその気になって,筆が中断していた作品の執筆を再開する。この手を使うべき職業は多い。ものを教えたりする仕事をしながら,できても当たり前の顔ではついてこない。できたら本気にほめようではないか。
 さらにすごいことは,ほめるところはどんどんほめて,原稿関係で注文があってもほとんど触れないで相手に気づかせることにしているという。原稿の仕上がりが遅くても別の用件で接触をはかり,自己の目的を達成していく。私はその晩Aさんからメールをもらった。書かなくてもいいことも書いてあった。発信時刻も気になった。しかし,返事にはほめることを主として文を作った。この習慣を身につけると相手に腹を立てることはなくなるように思う。
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おでん

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10月12日(木)
<ショート>大きなお世話 (3)
油ものを入れないのがおいしい
 コンビニエンスストアに行くといい匂いが漂っている。おでんだ。涼しくなりおでんの季節がやってきた。中を覗くと,こんにゃく,大根,ゆで卵,それに揚げ物と練り物がはいっている。でも想像してみると24時間営業で一つの種が何時間つかっているのだろう。長ければうまいと言うものではない。テレビで1ヶ月間つかったおでんを見せてくれたことがある。真っ黒でちじんでとても食べられる代物ではない。また,ちくわやはんぺんはどなたも承知のように作ったその場で食べなくてはおいしくない。ふやけて味が抜けてしまう。
 おでんはやはり家で作って食べるのがうまい。値段のことは言ってもしょうがないが1個70円もする。ふたきれで大根が1本買える。さて大根に味がしみていつまでも継続的に食べるには,練り物,揚げ物は入れないことである。スーパーではおでんセットなるものが売っているが練り物と揚げ物ばかりである。あれがおでんの雛形ではない。これらを使うと手抜きはできるが反面教師である。大根,サトイモ,にんじんを下ゆでし,こんにゃくに溝をつけ,昆布を忘れずいれて,たんぱく質はゆでたまごでまかなう。暖めるときにとうふがあれば入れる。これで十分堪能できる味の”おでんのもと”が売られている。
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たばこ

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10月10日(火)
<ショート>大きなお世話 (2)
たばこのにおいが問題
 すきっ腹にたばこは脳に最も影響があり,ふらーとする気分を味わえる。これはまだ体にニコチンが蓄積していない頃の思い出の気分である。喫煙歴が長くなればこんな気分は得られない。50本入りのピースの缶をいつも机の上において仕事をしていた先輩のパワーはすごかった。それでもあるとき肺炎で入院することになり,留守中奥さんに喫煙道具を全部片付けられて,戻ってからしばらくは灰皿のことも忘れ禁煙が続いたらしい。しかし,いつの間にか再びすうことになってしまった。真似して自分がピースなどすえば,すぐに下痢をするほど胃腸が弱かった。そして,いろいろな条件が重なって,のどの調子を崩してからはやめたけれども,うまかった味は忘れられない。
 一度は書きたいと思っていたたばこのはなし。今日それを思い出したのは,いつも来ていただく毎月のお勤めの住職さんが,読経中にのどが詰まり,声がかすれるのを聞いたからである。ヘビースモーカーですれ違えば匂いが鼻につく。この方もいずれ嗄声がひどくなって最悪の事態に陥られるのではないかといつも思うのである。自分が再びすうことを始めないのはこの匂いをばら撒くことを恐れるからである。ひとのそばにゆけば,その人は逃げる。逃げられないときはハンカチで口鼻をふさぐ。そのしぐさを見たくないからである。若いカップルがタバコをすっているのを見ると,そのときどんな気分なのだろうとか,やめる気分にならないのだろうかとつい思いやってしまう。
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コピーできないページ

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10月08日(日)
<ショート>大きなお世話 (1)
大英博物館の日本語案内ページ
 博物館サイトをめぐって,実際に行って見たいところとユニークな所を探して第三者に紹介するという課題を大学生はやらされる。わたしも試みてみた。千葉県立上総博物館には度量衡の道具を取り上げたバーチャルミュージアムあり。千葉県立中央博物館には和算の房総数学文庫がある。また,伊賀流忍者博物館やら麻雀博物館まである。
 名古屋大学博物館からリンクが張ってある大英博物館に飛んでみたが,英語のサイトで所在地や所蔵品のメニューが見つからない。時間がないので日本語サイトを見つけてこれでよしとした。日本文の解説を選択してコピーしようとしたができない。文字は画像だった。サンプルの写真もテキストもすべて画像とは何ということだ。サ-バーに負担がかかるではないか。こういう無駄遣いをしていいものか。コピーされないようにするって?。じゃーフランス語サイトやイタリア語サイトはテキストだよ。なぜ日本語だけ画像なんだ。そういえば千葉県立上総博物館も解説ページが画像でつくってある。最近はいやな事をやるもんだ。
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