光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

韓国世界遺産の旅 海印寺

2017年02月10日 | 海外旅行

安東河回村から、海印寺(韓国語読み:ヘインサ)へ向かいます。  バスで約2時間、午後4時過ぎに到着。

 

 

 駐車場から20分弱ほど、紅葉の渓流に沿って歩きです。 

 

 

 伽耶(カヤ)山の山あいに建つ海印寺は、1200年あまりの歴史をもつ古刹。
ユネスコ世界文化遺産に指定された大蔵経板殿と、世界記録遺産の高麗八万大蔵経を保有することで有名。

 

 

 

海印寺は新羅時代の802年に建立されていますが、その後、度々の火災にあって、現在の建物は1820年に再建されたものとか。

この門は解脱門。

 

 

 九光楼

 

 

 

本殿の大寂光殿と三層石塔

 

 

 

 背景の山並みと、寺の建物が調和して美しい。

 

 

 大寂光殿の裏に大蔵経板殿があります。 大蔵経板殿は1490年に建てられ、現存する海印寺の建物では一番古い。

 

 

 

 大蔵経板殿の内部は見れませんが、内部を撮影した看板がありました。

高麗八万大蔵経は81,258枚の版木に法文が刻まれています。 高麗時代の1236年に造成が始まり約15年かかって完成。 蒙古軍の襲来で

高麗全土で掠奪等が行われていた時期です。

 

 

 

大蔵経板殿は、500年を超える風雪に耐え、美しいたたずまいを見せる。

 

 

 

 格子戸の奥に、大蔵経と木架が見えます。 通気性の良さが、良好な保存のポイントだとか。

 

 

 

 

 大蔵経板殿の中央入口。

 

 

 

 入口正面から。(この写真のみモノクロで)

 

 

 

 版木の実物(多分、レプリカと思います)

 

 

 

版木から印刷したもの。 版木から印刷された大蔵経は、室町時代、日本にも持ち込まれており、増上寺と大谷大学には、ほぼ完全に揃った
大蔵経を所蔵している。

 

 

 

日本の 正倉院とは構造が違いますが、宝物を保管する建物の美しさには共通するものを感じます。

 

 

 

 なだらかな稜線も、京都の山並みを思い起こします。

 

 

 

 瓦と建物、背景がマッチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 願かけの札でしょう。

 

 

 

見学を終えました。  時刻は16時55分

 

 

 

 バスを待つ間、近くの小さな池面を撮影。

 

 

 フィルターで加工したもの。

 

 

 

 同じ場所から。

 

 

 

その後、バスで出発して約2時間、全州に到着。 市内のレストランでビビンバとチジミの夕食。

ビビンバは全州が発祥の地とか、写真がピンボケとブレで見づらくてすみません。

 

 

 

ビビンバ、おいしい!  ただ、マッコリは遠慮して、今日はビールで。

 

 

 チジミも具沢山でいけます。

全州で泊まったホテルは、繁華街の真ん中にあり、若者達の驕声が夜遅くまで、響き渡っていました。 


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