東京国立博物館(2025.4.4)レヴュー、まだ続きます。
能面の”曲見”と”泥眼”
能衣装を背景に”曲見”が、何とも言えない情感を
漂わせていた。


面をアップで

正面から
”うーん、能面に見つめられているようで、ドキドキ・・・何とも言えない、情感に参った”
と書いていますが、今回もそうでした。
私は、中年女性の妖しさに弱いのかも。
文化遺産オンラインの解説
額と顎が突き出たしゃくれた形が曲見の名の由来。中年の女性の役に用いる。
目を伏せた憂いを含む表情で、生き別れた子を探して狂気を帯びたような役柄が多い

次の泥眼
母性を感じます。けど、曲見ほど、ゾクッとはしないなー。


以上、能面には、日本人の深いところを刺激する何かがあると思い
取り上げました。
花見の季節、この能面を展示する学芸員のセンスに感心。
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