光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立科学博物館 「元素の不思議」#3 宝石の元素

2012年09月15日 | 自然科学

今日は第2周期の元素で、リチウムからネオンまで8種類あります。

それぞれ工夫した展示で、面白い。


まず、私には縁のない宝石

 

マグネシウムは私の誕生石のガーネットの素になっている。


ピンボケになったガーネット。   でもいい色ですね。

 

アクアマリンとエメラルドは兄弟で、発色の違いは微量成分の違い。

昔、ベリリウムをスピーカーの高音部に使ったヤマハのスピーカーが一世を風靡しましたが、その高音部のスピーカー(ツィーター)が緑色に輝いていたのも今、納得。

 


エメラルドです。  トルコのトプカピ宮殿の宝物館で、いやというほど大きいエメラルドをみて食傷気味。

 

ありふれてはいますが、水晶 も紫のアメシストになると、いい色。

 

マグネシウムがもう一度でてきます。  先ほどのガーネットからアルミの元素がないものです。 ペリドットって聞かないなー

 

ルビーはアルミニウムの鉱物だったのだ。  微量成分のクロムがきれいな発色の要因だって。

 

宝石の王様ダイヤモンド。   微量成分で黄色やブルーの発色もするのだ・・・見たことないけど

 

翡翠はナトリウムとアルミニウムが主成分なのだ。  翡翠はカワセミの中国名。  虹色に輝くカワセミの羽が宝石の名前の由来らしい。

 

 真珠は鉱物の宝石と違って、柔らかな光の反射が特徴。   冠婚葬祭などノーマルな儀礼でよく使われるのも分かります。

 

 

ナトリウムは成分の組合せで翡翠になったり、このラピスラズリになったり、変身ぶりが見事。

 

トルコ石って銅が主成分だったのだ。   トルコ旅行の際、トルコ石の販売店で多くの品を見ましたが、さまざまな文様と青の微妙な違いがあったのを思い出しました。

 

ケイ素も水晶のみではなく、オパールも。

 

アルミニウムが主成分とは・・サファイアの青の深みがいい。

 

トパーズはアルミとケイ素、フッ素だ。   青のトパーズの多くは放射線処理をされている!


 


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