光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館 現代の人形 平田 郷陽

2010年12月12日 | アート 人形

人間国宝・平田 郷陽は初代の父が生き人形師であり、その技法を土台に独自の作風を極めた。
 ※生き人形:江戸末期から明治初期にかけて、生きている人間そっくりに作られた人形。 見世物などで人気があった。



平田 郷陽            1903-1981
「桜梅の少将」 (ローマ字表記はTaira-no-Koremori)
1936  桐、木彫、着せつけ
素晴らしい作品。 端正な日本人形の顔が特に気に入ってます。
(写真は3月に撮影したものを使っています。 今回も撮影したのですが、照明がイマイチでカットしました)



{洛北の秋」
1937    桐、木彫、着せつけ




戦前までは京都市内に薪を売りに大原女がいたようですが、今は見られない。  ただ、顔が貴族の女性のようで違和感があります。

「長閑(のどか)」   
1958 桐 木彫 木目込



解説のとおりで、この作品は高い芸術性を感じます。



平田 郷陽をWebで調べていると、下のような作品がありました。(今回の展示には無いものです)
リアルさに驚きます。

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