観世正宗といわれる名品。 今年2月2日の記事での正宗の作品も素晴らしく、共通するものを感じます。
正宗の刀で国宝は4口あり、そのうち2口がトーハク所蔵で、ここで紹介しているとおりです。 トーハクには正宗の刀が重文でもう1口あり、「名物石田正宗」と呼ばれています。 ついでに調べると、トーハク所蔵の国宝の刀剣は20口(うち短刀2口)あります。 凄いものです。
正宗の作風が、各地の刀工達に影響を与えたことは間違いなく、彼の作風に似た刀工が出てきます。
備前秀光の作品。
「大悲多聞天」と彫られたところ。
関の孫六で有名な兼元。 孫六は兼元家の屋号ということです。 実用性が高い刀として知られる。
大阪正宗といわれた井上真改の作品。