光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館 刀剣(2010年11月、2011年4月)その4

2011年04月21日 | アート 刀剣

観世正宗といわれる名品。  今年2月2日の記事での正宗の作品も素晴らしく、共通するものを感じます。
正宗の刀で国宝は4口あり、そのうち2口がトーハク所蔵で、ここで紹介しているとおりです。 トーハクには正宗の刀が重文でもう1口あり、「名物石田正宗」と呼ばれています。  ついでに調べると、トーハク所蔵の国宝の刀剣は20口(うち短刀2口)あります。  凄いものです。 




正宗の作風が、各地の刀工達に影響を与えたことは間違いなく、彼の作風に似た刀工が出てきます。



備前秀光の作品。


「大悲多聞天」と彫られたところ。



関の孫六で有名な兼元。 孫六は兼元家の屋号ということです。 実用性が高い刀として知られる。



 





大阪正宗といわれた井上真改の作品。


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