言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

子どもに戻る

2021-12-31 07:53:00 | 日記
昨日、約2年ぶりに実家に帰省しました。

私や私の子どもの顔を見て、両親が嬉しそうにしてくれました。

私に会うだけで喜んでくれる。

何歳になっても親はありがたい存在です。

帰省している間は久しぶりに子どもに戻ろうと思います。

次いつ会えるか分からないから

両親の愛情を沢山受け取り充電したいです。

親孝行って何をしたらいいか分かりませんが、

母とゆっくり話をして、父と一緒にお酒を飲みたいです。

親孝行になっていれば幸いです。

おさめる

2021-12-30 08:11:00 | 日記
昨日は仕事納めでした。

机の上の書類を引き出しに収めました。

お正月が近づくと髪を切ったり、着物を着たくなったりと身を修めたくなります。

今年の最後の最後にコロナが流行りつつあります。

早くコロナ禍が治まって欲しいです。

死生観

2021-12-29 06:20:00 | 日記
私は40歳である。

子どもの頃から死ぬ事が怖くて、死とはどういうものなのか考えてきた。

幼少期の死の恐怖は自分の存在がなくなり、周囲から忘れられるのが怖かった。

今はその恐怖はない。

死を身近に感じる経験を積み、死をより現実的に捉えるようになった。

コロナ禍当初はコロナ感染により死ぬかもしれないと感じた。

死ぬ事が怖かろうが、嫌であろうがいずれ死ぬ。

死は自然であり、抗うことのできない事である。

その事は理解できるがやはり死ぬ事は嫌である。

それは今、死ぬ事が嫌であるという意味である。

つまり、死ぬ事が嫌とも言えるが、もっと生きたいという事になる。

まだやりたい事や見たい景色が山ほどある。

いつか向かえる死までそれを追い求めたい。

私は訪問してリハビリを提供する仕事をしている。

仕事柄高齢者と関わる事が多い。

高齢者はいつ死んでも構わない。もう生きていても仕方がない。やりたい事はない。と言う方が多い。

高齢になるまで生きることができて、自分のやりたい事をやりきった発言であろうか。

それとも死を現実として考えられていない為に言える言葉なのだろうか。

私が死にたくない理由の一つになっている事がある。

それは死に苦痛を伴う可能性が高いことである。

寿命がくる時に、痛みや苦しみの先に死があるとすれば、

死の前段階の苦痛を恐れる気持ちがある。

40歳の今ならば苦痛の先に死の回避があるのであれば闘う。

しかし、高齢になり人生を生ききったと思えているのであれば、闘わず、苦痛なく最期を迎えたいと思う。

今の世の中は年齢や病状に関係なく、まず闘う事を選択せざるを得なくなっているように感じる。

高齢者や希望者が初めから闘わない事を選択できる事も大切ではないだろうか。

世の中もかなり成熟してきており、生きている間は選択の自由も昔と比較して浸透してきたように思う。

死は特別でなく生の延長線である。

だとしたら死も選択できるようになるのが自然ではないだろうか。

尊厳死の是非を問うているのではなく、

死なないようにするのが常識ではなく、

どのように死んでいくかをもっと選べるようになって欲しいと思う。



ホットワイン

2021-12-28 06:25:00 | お酒
キャンプでホットワイン用に買っていた

赤ワインをクリスマスに飲みました。

健康診断で尿酸値が高く

ビールを減らせばいいんでしょ…と。

昨日、妻がレモンをもらって帰ってきました。

クリスマスの残りのワインをホットワインにしてみました。

赤ワインに蜂蜜を少々入れて

電子レンジ500wで1分

蜂蜜をかき混ぜて更に30秒

レモンスライスとシナモンパウダーを入れて完成です。

味は凄く美味しいです😊

今日は本当は腎盂拡大、水腎症について、調べてブログにしようと思いましたが、

調べても検査結果は変わらないので、

ホットワインにしました♪

正月明けに精密検査受けてきます💦

仲間と一緒に新たな一歩

2021-12-27 06:22:00 | 日記
昨日、失語症者向け支援者養成講座の今年度最後の講座がありました。

失語症者向け支援者養成講座の概要は以前に書いたブログをご参照ください。


最終日は修了証を受講生にお渡しして、一人ずつ感想を述べてもらいました。

他の受講生、スタッフに出会えた事に感謝する人

支援者になる事の不安を述べる人

支援者になる意気込みを語る人

自身のキャリアの積み上がりの一つと考えている人

スタッフを労ってくださる人

1年間同じ講座を受講したにもかかわらず、感想は様々です。

私の感想は一言で伝えると

仲間が増えて嬉しい気持ちです。

失語症者は目に見えて障がいがあることが分かりにく人が多く、困っていてもサポートしてもらい難い現状があります。

またコミュニケーションの障がいなので、自ら助けを求める事も難しい事が多いです。

言語聴覚士はリハビリを提供はしますが、日常生活のサポートをするまで手が回っていません。

40時間というカリキュラムを一生懸命学んでくださった支援者の方がサポートしてくださるのは大変心強いです。

失語症者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らす事ができるようになるよう

新しくできた仲間達と一緒に支援を継続したいです。

来年度は支援者派遣のシステムの確立と課題は山積みですが頑張ります😊