正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

これから

2009-06-30 22:26:52 | Weblog
息子は週末の試合で高校での柔道部生活を終え引退。受験生と成るわけですが、部活という時間の穴を勉強に回してくれるのかが心配の種です。
どうやら本人は大学ではもう柔道は考えていない様ですので肥満も心配されます。なんせ親が親ですので急に運動しなくなるとすぐ身体に跳ね返りそうです。
彼のまわりはいわゆるゲームお宅、ゲーマーがうようよ。その一番は実は本人なんですが、家にこもってゲームしてそうで少し怖い気がしています。
やはり強い弱い、好き嫌い関係なく、柔道着を着ている息子が頼もしく見える。そんな気がするのは親の欲目かもしれません。
さぁ、これから彼がどうなって行くのか。道を引くつもりは毛頭ありませんし、彼の将来は自分で切り開いてもらわないと困ります。とはいえたまには柔道着に袖を通して額に汗して、あのくったくの無い笑顔を振りまいてほしいものです。あの笑顔、息子ながらなかなかいけてる。そう思います。
頑張れ、人生はまだまだ長いよー。これからこれから。そぅ、これから。

試合結果

2009-06-29 21:49:04 | Weblog
週末の国体予選。娘は一回戦負け、息子は三回戦目まで行きましたが残念ながら負けてしまいました。
娘の試合は仕事で間に合わず家内の撮ってくれたビデオでみました。完敗でした。善戦しているように見えていましたがけんか四つの組み手でまず組み負け。そのため掛ける技が無いのです。腰の強さでしのいではいましたが、最後は大外でくるっと返されて一本負け。まだまだ練習か足りないようです。もっと沢山の相手とやらないとだめでしょう。
息子は現役最後の試合と言うのに数日前から腕や首筋に発疹を発症。微熱も出て試合出場も危ぶまれた状況でした。結局発疹の箇所をガーゼで包んでテーピングでぐるぐる巻きにしてなんとか出場。まるでコントの交通事故の被害者の出で立ち。最後の試合ということで顧問の藤○先生、前任の中○先生も付きっきりでの心強い試合と成りました。一回戦の試合が始まるとなんととてもリラックス。ゆったりとした姿勢から組み手もすーっといいところを持てています。相手が仕掛けた技を潰して得意の締めに。難なく一本。一人大騒ぎしている…アレ、私でした。
二回戦には負けた後輩たちも全員集合。唯一残って面目躍如。二試合目も自然なゆったりした構えから組み手へ、首の固定のせいかややぎこちない動きでしたが、相手をうまく追い込んで得意の一本大外て一本勝ちでした。
三回戦目はシード選手との対決。体重も二階級は上と思える選手相手に果敢に大外を仕掛けた所を裏投げで一本負けでした。
ただ三試合とも息子らしい試合。本人、先生方、後輩たちみんなが納得の試合内容。もちろん私も大満足です。自分の得意技を二本だしての二勝。みんなが笑顔で息子を迎える姿は息子にとっての柔道のまさに答えの様でした。競技柔道には程遠い部活だったかもしれませんが、先輩方も駆け付けて頂き、みんなに囲まれて笑顔を振りまく息子を誇らしく思いました。
帰りぎわ、藤○先生から「あと2年は県武にかよわれますね。」と娘の事をおっしゃっていただいて、「はい、もちろん!」と笑顔を交わしました。有難いはなしです。
息子にはごくろうさん。よく頑張ったと、そして娘にはさぁこれから、がんばれよと。
父親としてこのうえない週末を過ごせたことだけでなく、たくさんの人たちに出会い、知り合いになって、笑顔を交わすことが出来ました。そんなすべての人たちにもホント感謝、感謝です。もちろん子供たちにも、ありがとう。次はどんなすばらしい週末を私にくれるのかなぁ
またまだ正しい過ごし方は続くのです。

スタイル

2009-06-25 21:49:03 | Weblog
昨日は仕事からいつもより少し早く帰れたので、中学時代の娘の試合を見ました。娘の前で見ると「キモい、お宅。」とけなされるのですが、帰ると家族が不在。いそいそとDVDを取り出して懐かしい試合を眺めるのです。娘の中三の夏は絶好調。ひょっとすると今より強いんじゃないかと思うくらい良い動きでした。県大会の準決勝、旗判定で負けはしたもののボイントらしいボイントも取られていませんし、勝った試合の決まり技も多彩であのころの娘は中学生の中では本当に強かったのでしょう。
そう思う一番の理由は技の多彩さ。大外は左右使えていましたし大内、小外も上手にこなしていました。背負いも左右に袖釣り、払い腰と攻めのメニューは多彩。さらに旨いと思うのは前後のコンビネーション。大内と払い腰の連続技はまさに絶妙。麻雀の引っ掛け待ちのような払い腰を見せておいての大内を決めた試合は本当にこいつ強くなるなぁと手前味噌にもそう思いました。
ただ、昨年夏からは受験での半年のブランク。今更ながらその大きさをじわりと感じてしまいます。
いずれにしても半年の遅れを彼女がどう消化するか。それは本人次第。
週末、新しいビデオがまた増えます。
頑張れ、頑張れ。

すばらしい人達

2009-06-24 20:40:00 | Weblog
先週土曜の試合、県武では子供の試合と同時に色々な先生方とお話出来た楽しい一日となりました。子供たちが中学時代お世話になった田○先生も来られ一緒に観戦したこともあって多くの先生方と話す機会をえました。それにそれぞれ子供がお世話になっている顧問の先生とも気さくにお話させて頂き、より近い形でのお付き合いが出来る良いきっかけが出来たような気がします。
息子のお世話になっている市ヶ○高校の藤田先生はまだ若く息子たちの良き先輩、いや、失礼ながらむしろ兄貴のような存在で柔道ばかりでなく、学校生活や受験も含め息子にとってはこの上ない先生のようです。気さくにお話もして頂き前任の中○先生も交え楽しい会話が弾みました。中○先生と言えば息子だけでなく娘まで試合の応援をして頂き、懐の深さ、温かさには頭が下がる思いです。娘が中学時代兄貴の練習を見学に行ってそのまま練習に参加して以来、ずっと娘を可愛がって頂き、受験に失敗したあとも目を掛けていただいて本当に感謝の気持ちで一杯です。その娘が進学した淵野○高校の飯○先生もまた、とても気さくに話して頂き中○先生、飯○先生に囲まれて応援される娘を見ていてあー、良かったぁ。やはり神様はベストチョイスをちゃんとされてるんだぁと感じる次第です。
すばらしい先生方に見守られ親としてもこんなに温かく接していただける心因は子供たちにあるわけで、本当に自分の子供ながら関心します。どこにそんな魅力があるのか。息子も娘も知らないところではがんばってくれているのでしょう。ありがたいことです。
すばらしい先生方に感謝を。子供たちにエールを。
ありがとう。
がんばれ、がんばれ。
また県武にて。

人生の扉

2009-06-23 21:30:44 | Weblog
歌手の竹内まりやさんの作品に「人生の扉」というすばらしい歌があります。
一生懸命生きてきた本人が五十路を迎え人生を振り替える歌です。
私も来年は五十路を迎えます。息子も十八。丁度私も三十年前、息子の様に柔道着を汗に濡らして毎日母親に洗濯を頼んでいたなぁと思い出します。
あれから三十年。なんと早かった事か。まさにあっという間でした。
息子の歳に今の自分など想像もできませんでしたし、大学に行き社会人となり結婚。横浜に移り住み今に至るわけで、多くの出会い、人生の扉を開いてきたと今更ながらおもいます。
高校での柔道部での生活、たった三年間だったのに息子や娘のおかげでその思い出もよみがえり忘れていた何かを思い出した気がしています。
子供にとっての柔道部、果たしてどんなものになったのでしょうか。息子に子供が出来、子供になんと話すでしょうか。彼の人生の扉、その一つには間違いなく柔道部での思い出が刻まれました、そして我々親も。柔道というすばらしい競技を軸に同じ扉をくぐれた人生。今私はとても幸せな気分なのです。
息子よ、ありがとう。
そして君の三十年後が幸せに思えますように。

国体予選

2009-06-22 21:15:45 | Weblog
今週土日は国体予選。息子はいよいよ高校最後の試合になります。
中学から始めた柔道、恐らく大学ではやらないでしょうから、現役最後の一週間です。中学では前期で合格したため、市ケ○高校で柔道を続けるというのは私にとっては予想通りでしたし、本人も早い段階でそう決めていたようでしたので引退の感慨は三送会までは特に感じなかった様でした。今度は本当に引退。どういう心境かと探りを入れてみますが別に、っとそっけない返事しか帰ってきません。まぁ日曜日は私ももらい泣き覚悟で応援に行くとします。
娘の試合は土曜日。体重のクラス分の幅が有るため下の階級の人とあたるようです。娘はまだ高校生との試合が始まったばかり。まだまだポイントが取れないでいますので、少し旨い子に当たれば難なく負けるでしょう。中学の時に見せた多彩さは影をひそめ今は重量級選手の柔道を入門中。体力、パワーを付けて引き手の引きが強くなれば今の様に前にべたんと潰れる事もなくなるでしょう。
とにかく娘には経験が必要でしょう。特にいろんな人と乱取りして技の精度を上げるしかないと思います。今年一年は全敗覚悟で攻めてほしいと思います。
今週が終われば息子は受験。娘は夏合宿へとステップアップの時です。
みんな頑張れ。今まで応援してくれた多くのお前達のファンに感謝をこめて。

試合結果

2009-06-21 12:44:30 | Weblog
昨日は子供たち二人が試合に出るというので仕事を無理無理?切り上げいそいそと県武へ。
結果は息子が負け。娘は負けと引き分けでした。
息子の試合には間に合いませんでしたが、内容は完敗。大外一本負けとか。もう一試合は不戦勝。来週最後の試合に期待します。
娘はいきなり先日の個人戦優勝者との対決。試合前の緊張度からみてさぞやビビルかと思いきや闘志むきだしで自分より10センチ以上大きな相手に奥襟取りに行く姿はなかなかのものでした。結果は大外で技あり、そのまま押さえこまれての完敗でしたが、びびりながら負ける負け方でなかったので負けは悔しいですがよかったです。負けてよかったというのは変ですが、気持ちがでていた、それが今後に期待を抱かせる試合でした。
2試合目は引き分け。娘が終始攻め続けていましたが決め手がなく時間切れ。高校に入りやはり指導者が変わると柔道が変わる様で技がダイナミックになった反面、ポイントが取れる小技がなりをひそめた格好です。まぁまだ始まったばかり、2試合目は黒帯相手に圧倒的に攻めてくれたし満足です。
来週も試合。はてさてどんな口実を作りましょうか。

親の心

2009-06-18 22:00:09 | Weblog
娘はよく私がアドバイスまがいの事を言うと知ったような口をと私を嗜めたりします。私のキャリアで何が分かると言うのとでも言いたいのでしょう。確かに私のキャリアはすでに娘のキャリアには及ばなくなりました。
人の話、助言、アドバイスはたまに鼻につくものもあり、娘にとって分かってるはそんなこと、っとでも言いたい事もあるのかもしれません。それと私が一流の方々と同じように助言することを何を知ったかぶりなと感じているのでしょう。で、親の心から言わせて頂くと何と思われようと言い続けますよ。何故ならそれは私があなたの親だからです。
親の心、親になればすぐわかるものです。
そうですよね、お父さん、お母さん方。

強さ

2009-06-17 21:13:52 | Weblog
柔道をはじめて子供たちは果たして強くなったのかとふと考えるとき、試合に勝つことだけでなく例えば我慢強くなったとか体力が付いて風邪を引かなくなったとか、心身共に成長した事を含めて人間として強くなってくれていると最近二人を見ていて思うことがあります。
特に息子の方は最上級生になってから何か包容力とでもいうのでしょうか、後輩たちをある意味旨くまとめているようで、柔道を通じて人との関わり方を覚えたのかなぁと感じています。これは決して強くなったと同意語ではないかもしれませんし、柔道自体はまだまだ全然甘くまだ息子には負けないぞっと思っていますが、ただ、息子を見ていて部活を辞めるという気配もなく、毎日ちゃんと練習して、予備校にも通い、風邪一つひかないで毎日楽しそうに通学してくれている事自体、言葉では言い表わせない強さが身についたのだと思います。
また娘は娘で体力自体もまだまだ成長しているようで、身長こそ伸びてはいませんが一回りまた身体がたくましくなって逆に最近顔が小さく見えるように思うのは親の欲目でしょうか。
物事の見方についても一歩引いて全体を見る様な発言もしますし、なかなか鋭い分析で驚かされる事もあります。
部活での人間関係で自分の位置、役割も感じ取っているようでし、あとは欲さへ出ればさらに娘は強く成る気がします。
そう、そう考えると二人には欲が無い。強くなりたい、勝ちたい、負けたくない。もう一歩上を目指す欲。これに欠けていると気付きます。
実はこれが本当は強くなる一番大事な動機なんですが。
あと一歩、足りないこの一歩はなかなか大きいかもしれません。
ただ、とはいえ二人の強さはやはりここ数か月で大きく進歩したなぁ、そう感じるこの頃です。
親にとって子供の強さ、成長は親でこそ感じる事の出来る大きなご褒美。だから子供たちを応援しつづけるのです。
がんばれ、がんばれ。そしてもっと強くなれと。

団体戦

2009-06-16 20:28:40 | Weblog
今週の週末の試合は団体戦。学校の看板を背負っての試合です。
息子にとっては恐らく最後の団体戦。高校生の最後の晴舞台。しかも唯一の三年、後輩たちから愛される部長の最後の試合です。
息子曰く、まだクラスで部活やってるの気が付いたら僕だけだったぁ、とか。
もう一人の三年生部員は前回の試合を最後と決めて今は受験モードに入ったとか。うちの息子は大丈夫か、と言うのをぐっと堪えてよーし、頑張れ!と声を掛ける父なのです。
一方娘は高校で初めての団体戦。三校総当たりなので二試合やります。相手校は三○高校と相○高校。三○は前回優勝校、相○も名門です。娘たち二人は共に一年。勝とうなどとはおこがましいですが、親としてはあっさり負けるのだけは辞めてほしいと思います。ただ昨日見たテレビでテニスの松岡修造さんが、自分より強い相手と戦う時、頑張った負け方、いわゆる善戦をして負ける負け方を考えている間は決してその相手に勝てないと話していました。つまり善戦でも負けは負け。追い付いても抜けなければ勝てない。つまり負ける悔しさが出る試合。それが大事だと言ってました。
百回投げられる相手でも一回先に有効が取れれば勝てるかもしれない。そう信じて戦ってほしい。難しい事ですが、今までやってきた試合を思い出して、勝った試合、負けなかった試合。自分のすべてを三分に出してほしいと思います。
今回は団体戦。中学と同じようにチームメイトも一緒。それを感謝しながら初の団体戦に挑んでほしい。父は溌剌としたそんな娘が大好きなのです。
息子も娘も人参は任せろ!大いにはずむぜ!
土曜日まであと四日です。