正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

子供の教育に対する父親の責任

2009-07-31 20:51:06 | Weblog
最近、つくづく感じるのですが、仕事という名の言い訳で子供に対する教育を怠っている父親が自分も含め余りにも多いと思います。現代は自分達が育った時代とは飛躍的に変化を遂げて、多くの選択肢が子供の周りに存在します。遊び一つ取っても自分の子供のころはグローブとボールさへあれば良かった時代からテレビゲーム、インターネットと溢れんばかりの情報、選択肢の中で彷徨する子供が居るわけで、一番の相談相手に成るべき父親が親としての役目を仕事をする、つまり食い扶持の供給源としての役目しか果たせていないのが現状です。仕事の名のもとに母親に子供の教育を押しつけて、本当に子供が求めている父親としての役目が果たせていないと深く反省しています。確かに仕事は大事だし仕事の為なら家族を顧みないモーレツ社員は会社からは尊ばれます。ただ、優秀な社員が優秀な父親かというと決してそうではなく、むしろそれは社会や国に対する責任を果たしていないんではないか、最近そう感じています。
自分の子供の担任の先生や親友の名前も言えない父親。子供の夢や憧れも知らないくせに、仕事という言い訳で責任を放棄しておいて、悪いのは社会が悪いと他人のせいにする親たちが如何に多いことか。
仕事と家族、どちらが大事か、その答えも現代では大きく様変わりしているはずです。子供と会話し何を考え何を欲しているのか。それすらしろうとしない父親たち。
今本当に大事な事は自分の子供や家族を守ること、父親にしか出来ない父親の責任についてもう一度考える。そうすれば本当に大事なことは父親としてのこどもへの教育であり、大げさでなくその集大成が国の反映の礎のように感じています。それが本来の父親の責任ではないのかと、感じる今日このごろなのです。

県大会

2009-07-29 20:34:13 | Weblog
昨日、今日と夏の県大会が行われました。神奈川の中学の柔道部員にとっては一つの大きな目標がこの県大会の出場でしょう。
昨日が団体、今日が個人戦。今年は逗子マリーナでの開催だそうです。
娘の中学での最後の試合から丁度一年となるわけで、幸いにも今日は練習が休みとなった娘は後輩の応援に行くと申しておりました。思い起こせば一年前、娘は個人戦準決勝を旗判定で敗れ三位となったあの試合が中学最後の試合。試合後の涙に周りももらい泣きした写真は今も心を打ち続けてくれます。
試合については悔いの残る試合だったのかもしれませんが、父親としては最後までよく頑張ったと、そしてよく頑張ったから今の自分があることを試合を見て思い出してくれればと思います。
後輩たちは娘を見て頑張ってきたでしょうし、またそんな後輩たちを見て自分も頑張れるはず。
県大会の持つ重さを感じてまた明日からスタート。
がんばれ、がんばれ。まだまだ伸びる伸び代いっぱいのお前の活躍がまた後輩の励みに成るはず。
そう信じて。お前の県大三位は伊達じゃないよ。

昇段審査会

2009-07-27 21:51:23 | Weblog
昨日は娘が県武での昇段審査会を受験。午前が1級、それに通れば午後から初段の審査会となります。
娘から「来るな!」との命令を受けたものの我慢出来ず午後にあわせていそいそと家内と県武へ。
着いた時は丁度娘が試合をするところ。相手は中学生。思った通り組んだ瞬間払い腰一本。相手がかわいそう。という感じ。
次の試合はやや時間を要するも一本背負いから押さえ込み一本。一本背負いが有効というのはやや辛い判定と思うほどの良いキレでした。
あれ、これで終わり?何やらこれで終わりのサインを娘が発信。あとは他の受験生の試合を見学。私としては物足りなさにあんぐりしておりました。
よく見ると女子で一人だけ黒帯の選手が。どうやら二段を受験に来たものの、受験者が一人のため、相手がいないので仕方なく初段受験者を相手に試合をしているようでしたが、やはり実力差があるため難なく勝ってしまいます。
困り果てた先生が娘のグループ担当の先生に相談。娘に白羽の矢が。おぉ神様!ありがとう。思わず叫びたく成るくらいのスペシャルマッチが。
最初は嫌がっていた娘も渋々承知して試合場へ。
その時すでに男子も終わり会場全員がこの試合に注目。同じ高校生とは言え、二段の受験生と初段の受験生の試合。体格はやや娘の方が大きく見えましたがほぼ互角。試合は中々の接戦でお互いが仕掛けますが中々決まらず二分あまりが過ぎた時です。何と娘が肩車に。これが上手く決まり相手は背中から畳に。「あった、あった!」思わず叫ぶ父親一人。「有効!」審判の先生も思わず有効をくれました。
試合はこのまま娘の勝ち、お互い、それに審判の先生も苦笑い。試合後娘は何人かの先生たちに囲まれて笑顔で会話しておりました。結局娘は午前2試合、午後5試合すべてに勝って合格でした。あとは初段の形講習を八月に受けて終わりとか。やっと初段合格となりました。
今日は身体も動いて技もキレて申し分の無い試合を見せてもらいました。おまけの試合では肩車まで見せていただきフラストレーションも吹っ飛びました。
後で娘に先生たちに囲まれて何を話したか聞いてみると「さっぱり分からん。」とか。まあいいか、とりあえずおめでとう。明日から黒帯だね。
休みは子供の試合を見るに限る。悦に入る父なのです。

初めて黒帯を巻く日

2009-07-25 18:01:06 | Weblog
娘の昇段の話をいたしましたが、私も高校に入ってから柔道を始めましたので黒帯が取れたのは一年の冬近くになってからでした。
初段に合格して初めて黒帯を付けて練習に出るのはとても気恥ずかしい感じで、上級生には茶化され投げまくられました。他校との練習では帯が変わっただけなのに何か自分が強くなった気がして本当に柔道が変わった気がしたのを覚えています。やはり心理的な差が自他ともに間違いなく起こるはず。一皮剥けるとはこの事でしょう。
我々一年部員はさっそく金ブラシで帯をこすり今度は真新しい黒帯を出来るだけやわらかくそして擦り切れ感を出すべく毎日毎日ベテラン黒帯に加工するあくなき努力を続けるのでした。何はともあれ柔道をかじったものにとって黒帯は最初のあこがれ。その姿は実力に関係なくかっこいいものなのです。
娘の黒帯での試合姿、楽しみで仕方のない父なのです。

力も技のうち

2009-07-23 21:00:33 | Weblog
柔道でもっとも効く技、いろんな技のなかで何が一番勝利に導いてくれるか。背負いや内股、と言いたいところですが根本にあるのは力、パワーがなければ掛かる技も掛からないのが現実。むしろ初心者の柔道では「力も技のうち」と、技がなくとも力で勝利をもぎ取る柔道があることを忘れてはいけません。
どんなにスピード感のある斬れるわざ師も力に屈することはままおこる事で、基礎体力アップも夏の大きな課題と言えるでしょう。
特に腕力、握力の差は目に見えて結果に繋がります。寝技が良い例でバワーの有無は明らかに差が出ます。「力も技のうち」をバカにしてはいけません。
力は大きな大きな武器なのです。とは言うものの力は簡単には身につきません。日頃の地道な繰り返しが自然とパワーアップを生み出してくれます。
この夏、バワーを付ける事も重要。ガンバレ、ガンバレ、なのです。

爆睡

2009-07-22 20:40:33 | Weblog
最近、私が仕事から帰ると娘はすでに爆睡。家内に聞いてみると部活でグロッキー、ヘロヘロで帰宅しシャワーを浴びるとそのままバタンキューとか。
いよいよ夏練習がはじまったかぁと内心いいぞ、いいぞっとうれしくなります。娘の高校は部員も少なく強豪校ではないので、もっぱら胸を借りに出稽古となります。私の経験では普段組んだことのない選手との乱取りほど楽しく、そして為になるものは無いと思います。特に自分に似たタイプで自分より強いと思える人との練習はまさに人体実験。普段考えてる事を試すには最適です。それに盗むシャンス。盗むと言うと聞こえは悪いですが、上手い人の技のポイントを真似てみると以外にも自分もやれたりする。さらに自分流にアレンジすればそれは間違いなく自分の技になるのです。まずは真似る、できなければ辞めて新しいものを探せばよいのです。技のポイント、言い換えればコツとでも言うものを見つけられれば、どんどん道が開けます。
柔道は右肩上がりには決して強くならないと言うのが私の持論です。階段のようにある時突然強くなる。クロスワードバズルで一行解けるとどんどん解けていく。そしてピタッと止まる、そんな感じに似ていると思います。
その機会に恵まれるのが夏、なんだと思います。
爆睡、多いに結構。一杯寝て食べて、思いっきり練習する。凄いなぁと思った人には堂々と教えてもらう。それが出来るのが夏。
明日も練習。ぼーっとしてないでちゃんと見てればヒントがわんさかなのです。ガンバレ、ガンバレ。

昇段審査

2009-07-21 20:48:54 | Weblog
今週の週末は県武で昇段審査会があるそうです。娘の黒帯チャレンジもいよいよ佳境に入りうまくいけば今回で取れるとか。
実は高校の顧問の先生の計らいで帯自体はすでに家に届いています。待ちに待った、夢にまで見た娘の黒帯姿。試合会場で早く見たいものです。
これで私と息子、そして娘の三人が黒帯。今年の年賀状の写真は決まった様な気がします。
うれしい日が待ち遠しい父なのです。

高校野球

2009-07-20 21:30:14 | Weblog
巷では夏の甲子園を目指し高校野球地方予選が行われています。普段興味の無い人も自分の母校が出れば話は別。まして自分が現役高校生となるとそれまでまったく興味を示さなかった子供たちも果然母校の勝敗が気になります。特に自分のクラスメートが試合に出ようものなら応援にも熱がは入ります。
昨日は娘の学校が勝ったとか、一昨日は息子の学校が逆転勝したとか。娘のクラスメートはブラスバンドに所属しているため、当然球場で応援。その生の盛り上がりにはまったとか。高校生の特権である母校応援。すばらしい青春の一コマです。各言う私も高三の夏、セカンドを守るクラスメートの応援に大阪万博球場に行った記憶が鮮明に残っています。試合は七回コールドの惨敗。それでも試合が終わると選手全員が号泣。それを見ている応援の女子も号泣でした。
この連帯感がやはり高校野球の魅力。応援している皆が投げ走り打つ。まさに一緒に野球をしているのです。母校の名前を要とした連帯感、これが高校野球の魅力。本当は甲子園よりももっともっと感動を呼ぶ瞬間がそこにあるからです。
子供には一度は母校の応援に球場に行けよと行っておきました。現役にしか味わえない感動。そして応援する側、される側の気持ちを知ること。どうして感動し涙がでるのか。そのことを是非知ることは柔道や野球という種目に関わらす、人間にとってとても大事な事であり、そのことを知る良い機会てして、是非触れてほしい青春の1ベージであるはずです。
高校野球。この独特の連帯感こそ我々に今一番必要なものの気がしてくるのはなぜでしょう。
フレー、フレー、高校生たち!フレー、フレー、み、ん、な。
明日も暑い夏の一日になりそうです。

柔道したいな。

2009-07-17 18:56:28 | Weblog
自分も柔道経験者、一応初段とはいえ、有段者の端くれですから、たまに柔道の真似事をしたくなります。当然相手は子供たち。息子は大人ですからちゃんと相手をしてくれて私の技を受けてくれます。打ち込みにはいると「こいつ、何時の間に」と思わすくらい良い身体になっていました。胸板も厚く腕力もなかなかのもの。自分の年を考えれば当たり前なんですが、息子にはもう勝てないと実感させてくれます。
一方、娘はと言うと相手をしてくれないのです。
勝負を何度も挑もうとするのですが、どうしても相手にしてくれないのです。
それでも挑もうとするんですがジロッと睨まれて終わり。まるで相手にしてくれません。
あー、娘と柔道してみたいなぁ。中三の合宿でもっと真剣にやってれば良かったなぁ。残念!
子供たちが可愛くて仕方ない父なのでした。

特技

2009-07-16 20:41:51 | Weblog
私の娘には特技がいくつかあります。まずダンス。小学校時代通っていたストリート系ダンス教室のお陰かそのノリの良い動きと振りの覚えの早さは中学に入り部類のジャニーズお宅ぶりによってさらに磨きが掛かりました。小学校時代はカメラの三脚をマイクスタンド替わりに本人に成り切り歌い踊る様は、今も彼女の普段の生活の中に露呈します。テレビに歌が流れれば一緒に歌い、そして踊る。先日学校の体育の授業で披露した創作ダンスは体育の担当の先生から絶賛されたそうです。話をくわしく聞いてみると実はジャニーズのパクリだったらしいのですが、仲良しの二人を巻き込み三人でのコラボダンスは先生にとって柔道部とはどうしても相容れない完成度の高いものだったと自画自賛の丁でした。
そしてそれがさらに進化し人の特徴を真似るのが非常に上手い。ディズニーランドのスタッフやらジャニーズのおっかけの真似など適当にデフォルメしながら特徴豊かに真似る様は圧巻と呼べるものです。やはり天性のものもあるのでしょう。その天性のお陰で柔道も人より早くコツをつかめるようで、多彩な技が中学から持味でした。
人には一つや二つ必ず特技と呼べるものが必ずあります。要はそれを自分に活かせるかどうかです。
特技は大きな武器であり、財産なのです。
今は気が付かないかもしれないけど将来役に立つ日が必ずきます。だから特技を研いて下さい。そして柔道も強くなってほしいものです。
ガンバレ、ガンバレ。