正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

柔道着

2009-02-28 19:08:27 | Weblog
子供が着ていた柔道着を今見ると部活の三年間の歴史を感じます。
真新しい胴着はごわごわで色も少し生成り色をしていたと思います。今では適度に柔らかで角々が擦り切れて、背中のゼッケンも色褪せています。
頑張った勲章。ごくろうさん、そぅ言ってやりたい心境です。
柔道を続けて良かった。子供はそう思ってくれてるでしょうか。
毎朝早くから朝練に行き、夜帰ったら疲れて爆睡。でも楽しかったんだろうなとこの胴着を見てそう思います。
春からまた新しい学校生活。娘はまたこれに袖を通してくれるでしょうか。

高校受験4

2009-02-27 20:05:30 | Weblog
今日神奈川県の公立高校の後期試験の合格発表がありました。
娘は残念ながら志望のI高校には通れませんでした。高いハードルとは知りながら奇跡が起こってくれと祈っておりましたが、現実はそう甘くはありませんでした。
部長をしている兄のもとで兄妹での柔道着姿を夢みておりましたが叶わぬ夢となりました。
まぁ、へたに通って学業が着いていけないのも困りますので、結果オーライと思っておきます。
さて、本人は高校で柔道を続けてくれるのでしょうか。私は兄貴の時もそうでしたが、部活は本人がやりたい事をやるべきだと思っています。ですから柔道を続けてもらいたいのは山々ですが、本人が決める事を最優先と考えています。
その代わりこうと決めたら卒業までやり通してほしい、そう思います。
中学での生活ももう僅か、春には同級生のみんなと県武であえるでしょうか。

食事

2009-02-24 21:33:11 | Weblog
私が部活で柔道をしていた頃、楽しみと言えば食べること。そぅ、食事が何よりの楽しみでした。
とにかく食べましたし、食べさせられました。
我々のころ、体重に関しての縛りもあまりなく、とにかく食べろ食べろで、合宿などでは先輩がお櫃を持って食べてる後ろから丼にご飯を盛られた記憶が今も鮮明に残っています。
最近の子供は選択肢も多く贅沢になって、嫌いなものは基本的に食べない。
空腹であっても嫌いなものは受け付けない。また親は親で子供が嫌いなものは出さない。だからいつまで足っても好き嫌いが治らない。それに食が細いというか、ガツガツ食べない。
特に身体の小さな子はそういうところがあるようです。喉が乾けば牛乳。当時はスポーツドリンクなど無い時代。とにかく牛乳はよく飲みました。それにご飯、つまりお米。このご飯は必ずおかずが無くても漬物とご飯だけでもとにかく食べてました。
学校では朝練用弁当と昼用弁当(これは昼までもちませんが。)昼は昼で学食。練習後は帰りにうどん食べて帰って夕食。こんな生活でもぶくぶくは太りませんでしたから不思議です。
ただ、今の子と決定的に違うのはお菓子はほとんど食べませんでした。
やはりご飯、ご飯が一番の生活でした。
さて、中学で柔道してる今の子たち。もっとご飯をいっぱい食べよう。お腹一杯食べて一杯練習して、そして一杯寝れば、自然と大きくなれるはず。
頑張って食べよう!

一期一会

2009-02-23 21:54:56 | Weblog
子供二人を同じ中学の柔道に通わせた親として、子供が卒業するにあたり、お世話になった学校、顧問の先生方、子供の先輩、後輩。そして同級生の部員たち。さらにその父兄のみなさん。また、他校の柔道部の選手や顧問の先生方と、本当にたくさんの出会いがあり、子供たちと同じように
自分も親として成長させて頂いたと感じています。
子供の成長、そして親の成長も決して一人では出来ない事で、山や谷、雨や晴、春夏秋冬を味わいながら少しずつ少しずつすすんでいて、本人はその時気付いていない事がほとんどで、このように振り替えって初めてその事実に気付く。子供を一つの媒介とはしていますが、実は本人、つまり親たちも部活の一部として機能し、参画している。
この構図はまさに真実営利のからまない愛情が根底に根ざしたすばらしい時間でした。
まさに一期一会。すべての出会いに意味があり、それぞれがお互い影響しあう事で進化する。子供も親も先生方も同じベクトルで進んでいく。
この経験は本当に貴重で崇高なひとときでした。
子供の卒業式まで、もう僅か。私にとっても大変寂しい思いです。
ありがとう。そしてこれからもよろしく。
感謝をたくさんの一期一会に。

引退

2009-02-21 01:28:45 | Weblog
夏の県大会が終わると三年生は引退。受験モードに入ります。ここで子供たち、そして親も進路という岐路に立たされます。
柔道というものを基準として進路をえらぶもの、あるいは高校、大学という進路を見据えて先を選ぶもの、選択の仕方はまちまちですが、部活を引退するといままで一つに束ねられていた綱が一本一本解けてゆくようで我々父兄も寂しい気がします。
部員の一人、また一人と進路が決まって行く中、引退後は柔道と縁遠くなって、高校で続けない子もいるわけで、せっかく三年間頑張ってきたキャリアを捨てるのは惜しいと思う反面、また新しい輝きを求めて頑張ってほしいと願う気持ちもあり、複雑な心境を子供たちに抱かされる今日このごろです。
新しい春が来ます。県武で何人の卒業生と会えるのか、楽しみにしたいと思います。
みんな、がんばれ!

高校受験3

2009-02-19 20:37:25 | Weblog
娘の公立高校の後期試験が終わりました。
結果は来週ですが娘からは早々敗北宣言が出てしまいました。
まぁまだ淡い期待感は捨てていませんが、本人が言うのですから大きな狂いは無いでしょう。
兄にはバイバイと言っていたそうです。本当は兄の元で一緒に柔道がしたかったくせにと思うと何だかとても切ない気がします。
公立高校ですから実力が無ければ当然通してはもらえないでしょうが、神風が吹いてくれないかと本気でかんがえてしまいます。
娘になんと声を掛ければ良いか、県大の準決勝を旗判定で破れた時をふと、おもいました。
父親の無力感、あー切ないなぁ。

女子柔道

2009-02-18 21:35:58 | Weblog
娘は兄の柔道部の様子を見て楽しそうなので柔道部に入部したと以前書かせて頂きましたが、普通女子の選手はどういう切っ掛けで柔道を選び柔道部に入部するのでしょうか。と言いますのも最近の試合会場を見るに女子選手の減少には大いに危機感を感じずにはいられません。
まず女子だけで団体戦のチーム、三人が揃わない。娘も同学年は娘を入れて二人、二年か一人、一年が一人しかいませんでした。
つまり三年が引退してからは僅か二人しかいない女子柔道部に成るわけで、これは娘の通う学校だけの問題ではないと思います。
市内の有名校にはたくさんの女子部員がいる学校もあるにはあるのですが、それはそれで校内予選に勝たなければ試合には出れないわけで、大変歪な状態を生み出している気がします。
オリンビックなどで女子柔道選手の活躍や試合に感動して是非自分もやってみたい。あるいは自分の体型を活かす為、柔道を始めるなどの動機は最近では通用しなくなったのかもしれませんが、両親のどちらかが経験者で人間教育も兼ねて部活に入部する、あるいは以前から道場に通っているのでなどの理由以外、なかなか思いつかないところを見ると、女子の入門はそう簡単には増えないと予想されると思います。
この危機を本当に危機と捉えて裾野を広げるにはもう義務教育化しかないかも知れません。
体育の授業で柔道は必修科目とする。それも中学だけでなく小学校高学年から始めて頂くしかないと思います。
柔道は体育系の部活の中でもスマートではないし、汗臭いし、なかなか女子にはつらい種目ではあるでしょう。ただ受け身を覚えたり礼の心を知ることは女子にとっても大変有意義な事だと思います。教職をお持ちで有段者の先生はすべて登録をしていただき、柔道、とくに男女の別なく授業として体験出来ればおのずと部員も増えるはずです。裾野が広がればレベルも上がる。そう思いますがいかがでしょうか。
やはり団体戦は柔道の花であり学校の代表として戦うことが選手の明日の糧になることは間違いありませんから。
多くの選手で賑わう試合会場。是非見てみたいと思います。

得意技

2009-02-17 22:17:48 | Weblog
息子と娘、兄妹でも柔道自体はがらりと違います。
以前にも述べましたが兄貴の方は不器用なタイプで使える技は数える位しかありません。むしろ何とかの一つ覚えと言いますが、決まり技は左の一本大外か返し技。そして中学で顧問だった田○先生直伝の回転式送り襟締め。この三つ以外で勝った試合はあまり記憶にありません。
打ち込みでは普通に大外の打ち込みを一生懸命やるのに本番では何故か逆の足での一本大外なるんです。
顧問の田○先生は「まぼろしの大外」と名付けてその発射の瞬間を待ち望まれておりました。
ただはまるとこれがなかなか凄くて思わぬ時に決まったりします。
先日も試合で強豪桐○学園の選手をいきなり落としてしまいました。
まさに意外性の魅力の男です。
妹の得意技は以外と器用な為、技は多彩でしいてあげれば払い腰でしょうか。
てはいえ最後の県大までの決まり手は締め技ふたつに一本背負い、払い腰に大内とまさにばらばら。きようなんてしょうが絶対の技が無い。両方の大外に小外、支え釣り込み足や大内と色々使えます。投げ技も背負いに一本背負い、袖釣りも器用にこなします。
右ききの左組みなので余計にその器用さが効果的で相手はみなやりにくそうです。ただ絶対の技がない。まさに壺にはまった時の一発がない。そこがあいつの壁かもしれません。
二人ともまだ進化の途中、あるときはっと目覚めるように、早く自分の得意技にめぐりあってほしいものです。

黒帯

2009-02-16 21:25:53 | Weblog
息子も娘も残念ながら中学の柔道部員として黒帯をすることは叶いませんでした。兄は高校に入ってから神奈川県の昇段審査を受験、初段を取りました。妹は今まだ2級の形が終わらないため、まだ数か月掛かりそうです。兄妹とも、柔道の実力が無いわけではないのですが、月一回の昇段審査と形講習会にはなかなかスケジュールが合わず、結局二人とも中学卒業までには黒帯は無理でした。
中学の試合を見ると結構早い段階で黒帯をしている生徒さんを見て、多少嫉妬心もあるのでしょうが、兄妹とも対黒帯相手にはいい試合をしていたと感じる事がままありました。
この春中学を卒業する妹は早くてあと三ヵ月掛かるわけで、高校での最初の試合は白帯での対戦に成りそうです。まぁ白帯で黒帯を喰う快感はなかなかのものと兄の方も申しておりましたが、親としては早く黒帯をして、一人前の柔道選手の仲間入りをしてほしいのですが。
二人が黒帯で試合会場に立つ。父親冥利につきる一瞬です。

部活と父親

2009-02-15 05:53:46 | Weblog
私は兄妹二人が奈○中柔道部で都合5年間お世話になりました。その間私も保護者会として部活の後援に微力ながら参加させていただきました。
柔道という特異な競技であったため、私を含め経験者の親御さんは特に他の保護者にとっては競技への仲介役として、良い役割が出来たかなっと思っています。何よりも我々の中に柔道三段、名門東○大相○高で選手として活躍された親御さんがいたのは保護者にとって、そして生徒、顧問にとっても大いに有り難い事でした。
普通保護者会はどうしてもお母さん方が中心になります。お母さん方の中で柔道の経験者はなかなか居ないわけで、わからないこともたくさんあり、先生からのニーズかないかぎり、当然出来ることは限られて来ます。
ただ、その中に父親が入る事でその幅は大いに広がります。
例えば昨年の夏には合宿を山梨で二泊三日で実施しました。
生徒全員のお世話を顧問の先生一人に託すのは酷な話です。保護者会からも何名かのお父さん、お母さんに参加して頂きました。こういう機会では父親が特に役立つ事がままあります。車の手配、送迎、荷物の運搬、ビデオ撮影、バーベキューや花火の準備など、男手の必要な事は山ほどあります。それ以外にも合宿では父兄も自ら胴着を着て実際に柔道を体験して頂き如何に子供たちが日頃過酷な練習をしているか肌で体験したり、親子での乱取り対戦などでより子供たち、そして柔道との距離を身近なものにして頂いたりしました。
話がそれましたが、合宿の運営一つとっても父親の存在が有る無しではえらい違いで、やはり幅は大きく広がり子供たちの環境はさらに広がるわけです。
何より子供が父親に見られる事にストレスを感じさえしなけれは、父親が自分を応援してくれる事がどれだけ勇気付けられる事かと思うと、やはり出来るだけ父親も保護者として部活に参加すべきと思います。
普段はどうしても子供との距離が出来てしまう父親ですが、部活を仲介役として子供との距離を近付けることはとてもすばらしい事だと思うのです。