正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

強さ

2009-06-17 21:13:52 | Weblog
柔道をはじめて子供たちは果たして強くなったのかとふと考えるとき、試合に勝つことだけでなく例えば我慢強くなったとか体力が付いて風邪を引かなくなったとか、心身共に成長した事を含めて人間として強くなってくれていると最近二人を見ていて思うことがあります。
特に息子の方は最上級生になってから何か包容力とでもいうのでしょうか、後輩たちをある意味旨くまとめているようで、柔道を通じて人との関わり方を覚えたのかなぁと感じています。これは決して強くなったと同意語ではないかもしれませんし、柔道自体はまだまだ全然甘くまだ息子には負けないぞっと思っていますが、ただ、息子を見ていて部活を辞めるという気配もなく、毎日ちゃんと練習して、予備校にも通い、風邪一つひかないで毎日楽しそうに通学してくれている事自体、言葉では言い表わせない強さが身についたのだと思います。
また娘は娘で体力自体もまだまだ成長しているようで、身長こそ伸びてはいませんが一回りまた身体がたくましくなって逆に最近顔が小さく見えるように思うのは親の欲目でしょうか。
物事の見方についても一歩引いて全体を見る様な発言もしますし、なかなか鋭い分析で驚かされる事もあります。
部活での人間関係で自分の位置、役割も感じ取っているようでし、あとは欲さへ出ればさらに娘は強く成る気がします。
そう、そう考えると二人には欲が無い。強くなりたい、勝ちたい、負けたくない。もう一歩上を目指す欲。これに欠けていると気付きます。
実はこれが本当は強くなる一番大事な動機なんですが。
あと一歩、足りないこの一歩はなかなか大きいかもしれません。
ただ、とはいえ二人の強さはやはりここ数か月で大きく進歩したなぁ、そう感じるこの頃です。
親にとって子供の強さ、成長は親でこそ感じる事の出来る大きなご褒美。だから子供たちを応援しつづけるのです。
がんばれ、がんばれ。そしてもっと強くなれと。