正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

人参

2009-04-30 20:11:36 | Weblog
息子や娘のモチベーションを上げるため試合の結果にはいつも人参をぶら下げます。柔道に対する冒涜と受け取らないで下さい。親としてがんばったご褒美、ボーナスを子供に与え頑張りに答えてやっているわけです。とはいえ現金がぶら下がるわけで…すいません。人間にとって評価は当然言葉や称賛の念もうれしいでしょうがそれを目当てにもうひと頑張り出来る人は少ないと思います。
姑息な手段。大いに結構。それで子供が頑張ってくれるなら、お父さんは少ないこずかいの中から奮発するのです。

部活の目標

2009-04-29 20:01:55 | Weblog
部活に入って何をするのか。これは以外と当たり前の様で大変曖昧ではあるが重要だと思います。
柔道部に入ったら当然柔道をするわけですが、ただ漠然と参加するだけでなく必ず目標を設定することが大事なことと思います。
目標は当然個人個人によって変わるものとチームとして、あるいは学校としてたてる目標があります。
ここでは前者の個人レベルでの目標についてお話します。
目標の無いところに進歩はありません。何故なら目標は評価基準、言い換えればゴールであるからです。ですからすべての事に対して目標をつくる癖を身に付ける。その練習として部活は大いに役立ちます。
これは言葉にすると大変そうですが普段からやっていることで簡単なことから始めれば良いのです。
例えば朝7時に起きる。これも目標のひとつ。最初はめざましの力を借りる。じゃ、今度は目覚まし時計の力を借りずに起きるにはどうするか。ここで思考が働き早く寝ようとなるわけです。要するに目標は考えることに繋がり進歩に繋がるのです。
練習でも同じ、前もって目標をたてるのです。忘れそうなら書きましょう。毎日見るところ。トイレが以外と効果的です。
打ち込みを毎日絶対100本やるとか、先輩に乱取りで膝を着かせるでも良いと思います。
朝起きたら今日の目標を言葉にしてみるとか試合の前にこの試合どうしたいかを考えるのも良いでしょう。要は目標をもつ癖をつけてしまうのです。
個人の力量や実力を一番知っているのは自分自身。だからこそ今の自分より一歩前の目標をはっきり持つこと。それがクリア出来たらうれしいし次の目標が自然と見えてくるのです。
私の息子や娘に明確な目標は感じ取れません。しいてあげれば娘の方は漠然とではありますが目標らしきものが見え隠れしだしたようです。
がんばるからにはゴールを描いて。
お父さんはそのゴールにいっぱい人参ぶらさげますよぉ。
がんばれ、がんばれ。

関東予選団体

2009-04-28 20:45:54 | Weblog
今週の土曜は県武で関東大会の神奈川予選団体があるそうです。息子のI高校はなんと横浜の強豪Y高校といきなり当たるそうです。また娘の学校の男子はこれまた強豪T学園といきなりらしいのです。
まぁあとは何を持ってよしとするか。勝には越したことはありませんが負けるにしても相手に自分を覚えさすくらいの柔道を見せてほしいものです。一泡吹かせる。自分もそうでしたが無名の公立で柔道してる限りはこれは大きなテーマで特に引き分けのある団体では勝つことと負けないことの二つの目標があったと思い出します。動き回る、寝技で挑む。ただだだ突っ張る。何でもいいから何か意志を試合に感じさせてほしいものです。
持った瞬間畳に寝ることにならないように。
まぁそれも思い出には成りますが、がむしゃらは中学まで。考えた柔道、自分の柔道を表現してほしいものです。
がんばれ、がんばれ。

合同練習

2009-04-27 21:16:35 | Weblog
ゴールデンウイークを前に息子も娘も練習のギアが2段階ほど上がった様で、二人とも帰ったらバタンきゅうの日々になってきました。特に娘は中学での引退後なまっていた身体に高校でのトレーニングにまだ身体が馴染んでおらず、筋肉痛との日々戦いを強いられております。
土曜日には娘の学校に数校の部員が集まり合同練習が実施されたそうで初めて他校の高校生との乱取りを体験した娘は以外や自信を深めた様で安心しました。
まぁ集まった学校にそれほど強い子がいなかったのも確かでしょうが、男子とも互角に渡り合えた様で本人には良い練習が出来たようです。
私も若い頃、合同練習がとても良い練習になった記憶が有ります。私は高校から柔道を始めたので最初のころは力も技のうち柔道で投げ技もあまり教えてもらわず寝技勝負と寝技ばかり練習させられた記憶があります。特に押さえ込まれても返す自信が付けば押さえ込まれることの恐怖心が無くなりむしろ押さえ込まれてからどうするかの練習を毎日やった記憶があります。当時の顧問の先生は投げ技の一本は一瞬の勝負。実力差は立技勝負ではどうすることも出来ないが寝技は少なくとも30秒の時間がある。相手が自分より強ければ余計に寝技の重みが増すと教わりました。
合同練習は腕試し。当時毎日毎日鉄砲返しやえびの練習ばかりしていた私は相手にわざと押さえこませ鉄砲返しで逆に押さえ込む作戦で結構ポイントを稼ぎました。知らない相手を寝技に誘い込むのです。寝技乱取りはその格好の練習。まだ知られていないと罠にはまります。一年のころの楽しい思い出。だから知らない相手と練習出来る合同練習は大好きでした。
合同練習で日頃出来ない技を試す。失敗したって良いから是非いろんな事考えてやってみるべきです。自分の柔道を作るために。

親の責任

2009-04-25 19:19:32 | Weblog
今日は雨。
昨夜は出張で不在でしたが子供たちは元気に部活に行ったと家内からの報告を受け取りました。
仕事の途中立ち寄った駅頭で懸命に足長募金を募る学生達を見ました。
彼らは運命とはいえ、自分の意志に関係なく親を失い苦学を強いられている訳で、その境遇をあの若さで正面から向き合って生きているんだなぁと思いました。私の息子や娘は私がいることが当たり前で私が稼ぐ給料も当然当たり前のように入るものと思っている、いやそんなことすら考えもしていないんだろうなと思います。この幸せを声高に言うつもりは毛頭ありませんし、自分の学生時代も自分の親が当然のように稼いでくれて学校に通わせてもらっていた時は、それが当たり前とも感じずにいたなぁと思います。
この幸せな環境を守る責任が自分にはある。あまりにも当たり前の事だけれど。息子や娘が親になってそれに気付く時が来るまで、守ってやらないとと感じました。親の責任。親の役目。幸せな毎日。
少額のお金を募金箱に入れながら、つい「がんばってね。」と声を掛けてしまいました。目と目が合った男子学生の眼鏡の奥の眼差しを見たら何だか胸がとても熱くなりました。「はい、ありがとうございます!」その声が胸を打ちます。
みんな負けるな。一生懸命頑張ればきっと多くの人が君たちのお父さんお母さんの責任を果たしてくれるから。
がんばれ、がんばれ。、
明日は晴れ!

思い出

2009-04-23 20:03:00 | Weblog
昨日は三送会のDVDを見ながら部員たちのエピソード、思い出に浸りました。昨日ご紹介した松○君以外にもメンバー全員にそれぞれの思い出と私なりの思い入れがあったと自負しています。
平○ももちゃんはうちの娘の相棒としてお互い支え合った良きチームメイトでした。ただ、どうしても絵美○との比較というトラウマの中で戦い続けなければならない運命を背負った三年間だったのも確かでした。二人は常に一緒でしたが、素養や背景では大きな違いがありました。そんな中、三年間辞めずに柔道部を全うしてくれたことには心より拍手を送ります。
昨年一月の新人戦団体二回戦。相手は横○南中のエース草○さん。すでに彼女は黒帯で個人戦では準優勝の強者でした。
ももちゃんはその上背を利用して相手を手前に引き込みつぶします。やれ、やれっ!の声上からの寝技。
締めにも行きますが待てがかかります。
二度相手を潰して終始責め続けるももちゃん。
その動きに応援は最高潮。全員が心からももちゃんを応援しています。そしてどうすることも出来ず頭を下げた草○さんにももちゃんの吊り手が奥襟のいいところを持った瞬間左の大外が炸裂。よいしょーっ!観客の大合唱と一本のコール。大騒ぎの観客席、笑顔、笑顔。
平○さんのももちゃん相手泣かしちゃいましたのコメントもその勝ちの大きさを如実に表したものでした。ももちゃんの輝きの瞬間。その場にいたことがほんとにうれしくおもいました。団体戦、常に絵美○の前になってしまうつらいプレッシヤーから解放された笑顔。彼女の最高の笑顔でした。
ももちゃん、三年間ありがとう。

DVD

2009-04-22 20:42:16 | Weblog
昨日保護者会でお世話になった木○さんから娘の三送会の時のDVDを頂いた。夜、家族が寝静まったら早速拝見。
午前の練習、顧問の田○先生が卒業生一人づつと乱取り。なんと楽しそうなんだろう。こんな青年に神様は何故試練を与えるのか。涙が出た。
すばらしい仲間たち。父兄、OB、先生方。そして子供たち。
在校生の挨拶、そして卒業生の挨拶。特に松○君の涙ながらのスピーチは思わずまた涙。彼の三年間が思い出される。はじめはすぐ痛がり逃げていた彼。そんな彼に田○先生はまず三年間柔道を続けさせる事。これが彼にとって一番大事な事、とおっしゃっていたのを思い出す。
最後の市大会。自分より大きい相手を支え釣り込み足から横四方一本勝ち。きしくもあの時の真剣な眼差しを捕えた保護者会の佐○さんの写真は彼の一生の宝物でしょう。そしてあの歓声。仲間全員からこれ以上無い祝福の歓声を浴びたのです。誰よりも大きな歓声を。
気持ちが弱く優しい彼にとって続ける事がどんなに大事だったか。先生のおっしゃった意味が今よーく分かった気がします。
そして私のスピーチ。自分のスピーチに涙がでる。いろんな事が一杯思い出される。平○コーチのスピーチ。また涙が出る。思い出がひた走る。先生方のスピーチ。目まぐるしく思い出が戻ってくる。
すばらしい三年間。すばらしい人たち。
ただ、ドラマはまだまだ続く。
みんなに感謝。
人生ってすばらしい。

県武にて

2009-04-21 20:56:40 | Weblog
日曜の関東予選、今回は娘と女子をじっくり見学しました。
これまで神奈川の女子は三○と横須○の二強の争いと思っていました。確かに二校の争いの縮図は変わりませんでしたがその中に俄かに割って入ろうとしている学校も出てきたのは確かな様です。
まず桐○。言わずと知れた男子では一二を争う強豪ですが今年は女子も二名の協力な一年生を迎えさらに強化されていました。決勝リーグに三名が勝ち上がるだけの実力もこれから益々の発展途上と言う感じで今後が期待されます。それと新規参入の白○、わずか二名の部員ですが実力は半端ではありません。
ともに一年ですが一人は全中優勝者。二人とも決勝リーグに勝ち上がり前出の全中優勝者は貫禄の優勝。
他にも日大藤○、光○など、いい選手がいっぱいいます。
さて、我が娘のF校はどうなるでしようか。やっと揃った一年三人娘、今後の団体も楽しみです。
女子の二校は神奈川男子の東○大相○、桐○学園のような絶対の学校ではありません。頑張れば届く可能性はあると私は思います。
二年後を目指して、飯○先生、頼みますよぉ。

女子70〓級

2009-04-20 21:17:22 | Weblog
昨日は仕事もそこそこに県武の試合へ駆け付けましたが息子は敢えなく一回戦負け。娘は不出場、知っている選手たちも結局みんな予選敗退。で、いい機会なので娘の階級をじっくり見ることにしました。
娘の階級-70㎏級は8名が出場。上位2名が関東大会に出れるとのこと。四人に一人の計算ながら試合を見て娘と二人で青ざめてしまいました。
はっきり言って少数精鋭。みんなかなりの実力者ばかり。なんせ優勝は娘と同じ一年であの相○中出身の全中覇者内○さん。この階級では考えられないスピードと技の切れ。オーソドックスな右組から繰り出す背負いやしつこい寝技。やはりさすが全中チャンピオン。この人には娘は高校三年間勝てないと思います。
二位の高○さんは風貌からハーフではと感じ取れる上背とリーチの長い腕か奥襟に飛んできます。パワーあふれる柔道で勝ち進み堂々の二位でした。
この二人がやや抜けたかんじですが他のメンバーもなかなか見応えのある試合をしていました。
唯一救いは同じ相○中出身で娘が二度対戦して二度とも敗れた佐○さんが階級を一つ落として出場していました。同じ学校の二位の高○さんとのバッティンクを避けたものと思われます。さぁ大変です。娘はこのメンバーと来月には対戦する訳です。娘はビデオをしっかり撮っていました。本気になってくれれば楽しみがまた増えます。負けん気を燃やすか萎えて消えてしまうか、以外と大事な五月の試合かもしれません。
がんばれよ。味方は大勢いるからな。
新しい楽しみがまた増えることを祈りましょう。

関東予選

2009-04-19 19:40:18 | Weblog
今日は関東大会個人戦の県予選。県武に朝からの仕事を早々に終らせ見に行きました。
男子は無差別のトーナメントでベスト8決め、そのあとリーグ戦で順位を決める方式。女子は体重別で同じくベスト4決め、リーグ戦で順位を決めます。
息子は一回戦、開始早々払い巻き込みで技ありを取られそのまま敗退。いいところ無しでした。
顧問の藤○先生に「一ヵ月先の試合にはなんとかします。」とお言葉を頂いたが本人冷や汗がでるかも。
まぁ今まで楽してたから引退まで詰めて練習するのもいい経験かも。
娘は出場せず、ただ今まで中学でやってたライバルたちが軒並み名をつなれているのは本人には相当刺激になった様で、五月の試合が楽しみ。
県武では多くのOBたちに会うことができました。みんな笑顔で挨拶してくれるのがとてもうれしい、こちらも笑顔で答える。
新しい春がスタートしたぞ、みんながんぱれよ。
五月はすぐやってくる。