正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

寒い春

2010-04-25 13:38:00 | Weblog
最近は家族の中で柔道の話題がめっきり減ってしまいました。
息子はみるみる太って私に迫ろうとしています。引退後まったく身体を動かさないわけですから必然的にゆるんでいきます。のんきな性格から余り気にしていなかったのですが、やっと最近このままではいけないとバイトを探しだしたようです。
娘はまだ膝が完治しないなか、柔道が出来ない事が柔道に対する興味自体が薄れてしまうつらい状況を産み、私が柔道を持ち出す事を極端に嫌います。
ただ、病院で出来たアスリート達との縁から、今日も病院での先輩の大学女子サッカーの観戦に行くようです。なんとか早く道着を着て、先輩達に柔道している所を見てもらえる様にと話していますが、どうなることやら。
自分の良さ、選んだ高校にも恵まれた運。それがきっと花開いて、柔道やって良かったとなればよいのですが。怪我はいろんな意味で完治までに時間のかかるものと分かりました。
ブランクへの焦り、怪我への恐怖。
さてさて、どうなることやら。二年生の春は寒ーい春となりました。

関東大会予選

2010-04-19 19:49:59 | Weblog
先週の土曜日は県武で高校の関東大会の予選がありました。
残念ながら娘は膝の怪我で出場出来ず。もっと残念なのはその組み合わせ表。なんと娘の階級は全部で四人しかエントリーしていないのです。しかも秋の選手権予選の上位一位~三位までが娘もあわせて不出場だったのです。娘に聞いてみると前回娘が負けた桐○学園の関○さんも怪我でリハビリ中とか。全中優勝で元相○中の内○さんは減量して2階級落としてきたのです。結局優勝は秋の一回戦に娘が勝った横○賀の森○さんだったとか。
四人のうち上位二名が行ける関東大会。
苦虫を噛む表情で報告する娘を慰める言葉がありませんでした。
試練は身体と心の両方で乗り越えるしかありません。逆にチャンス到来と思えれば選手権も夢ではないかもと申しておきました。
ただ、萎える気持ちをどう奮い立たせるか。最後の手段はニンジンしかありません。いまからとっておきのニンジン用意しないと。
どこまでも広がる皮算用
お父ちゃん、がんばれ、がんばれなのです。

2010-04-15 20:52:04 | Weblog
四月に入り新しい日常がスタートしました。
息子は晴れて大学生、柔道とは無縁の生活です。部活には入らないのかと聞くと今まで触れることのなかった多くの魅力あふれる世界に触れて、新しい自分の一面に心映しているようです。音楽、芸能、はたまたまったく別のスポーツと今は選択肢の絞り込みに苦慮しているようです。一応柔道部もチェックはしたようですが、時間の拘束や何より自分の実力では中々大学の体育会系柔道部では歯が立たないと判断したらしく早々消えたようです。
まぁ、今しか出来ないこと、今だから出来る事が必ずあるはず。よくよく考えて決めてくれればと思います。
一方娘の方はというと、膝の怪我もジョギングが出来るまでに回復。ただ、まだ柔道着を着て組み合うところまではいかず、歯痒い毎日が続いているようで、少し可哀相な気がします。
先日、体力測定で握力が左右とも40キロを超えていたそうで、気が付けば肩回りもまた一回り大きくなった気がします。毎日の筋トレの成果と讃えてやりますが、やはり乱取りが待ち遠しい。何せ男子とロハで組み合うワケですから投げれれば快感なんでしょう。復帰時の爆発を期待してしまいます。
寒い春が続きますが若い芽は確実に膨らんでくれていると思います。どんな色の花を咲かせてくれるやら。しかし息子がジャズを突然聞き出したのには驚きました。何はともあれがんばれ、がんばれ。新しい我が世の春、なのかもしれません。

入学式

2010-04-07 20:41:53 | Weblog
今日は娘の高校の入学式。つまり娘が入学してはや一年が過ぎたワケです。
今日からの娘の課題は新入部員の獲得。何せ今は女子はたったの二人、団体戦もままなりません。
経験者がいればこれ以上ないのですが、未経験でも体力があれば何とか入部してもらいたいものです。
やはり団体戦が出来ないのは娘にとっても大きなマイナス。代表としての責任感、それに掛かる重圧と勝った時の喜びは個人戦にはないすばらしいものと思っています。女子の団体は三人せン、せめてあと一人入部してくれたらなと祈る思いです。
娘よ、がんばれ、がんばれ。

クイーンズカップ

2010-04-05 20:30:42 | Weblog
土曜は久しぶりに親父の会。自分の子供達を肴に酒を酌み交わします。その時の親父の顔は最高に柔和で生き生きしていて、まるで自分達が子供の年齢に逆戻りしたようです。今回のテーマでは自分の子供に勝てるか。さすがに皆中学を卒業して現役の高校の柔道部員。うーんと皆うなったまま、思わす、ハンデ付けてもらいましょ…。話は尽きないのです。
ところで中学時代、息子と同期の柔道の紅一点。木○茜さんは今レスリングで世界をめざしています。
もともとは中学入学前からレスリングに師事し、高校大学とレスリングに情熱を注いでいます。
週末は二十歳以下の全国大会、クイーンズカップが駒沢体育館で開かれました。私も日曜は応援、正しい保護者の過ごし方番外編と成りました。
彼女は順調に決勝まで勝ち進み、あと一つで日本一です。
決勝は一進一退、第一ピリオドは0対1で落し第二ピリオドは1対3で取りました、それも逆転での勝利。そして運命の第三ピリオド。お互い相譲らずてしたが残り一分でバックを取り1ボイント先取。このまま終われば優勝です。時間は刻々とすぎます。ラスト30!私もつい叫んでしまいました。あと20、あと10、その時、相手の圧にそれまで耐え続けていた彼女がつい下がってしまったのです。そして…ブザーとともに審判の3ポイントのコール。結果は辛いものとなりました。あと2秒耐えていれば優勝、日本一でした。
柔道でも、あるいは野球やサッカーでも、守り切るとは如何に難しいか。テクニックやパワーではなく気持ちによってこれだけ変わるのか。第二ピリオドの裏返しの精神状態が生んだ結果。彼女にはかなり辛い結果でしたが、学んだものは相当大きいと思います。
大学入学四日目の試合、名門大学の看板をこれからはしょって立つ彼女です。そんなに最初からそう上手く行っては彼女の為になりません。これは貴女への勝負の神様のプレゼント。ちょっと手荒い入学祝いと成りましたが良い勉強ができましたね。会場に応援に集まってくれた人たち、貴女を応援してくれる人は一杯いますよ。だからいいんです、今回は。これからが勝負、これからなんですよ。
さぁ、大学での新しいスタート。気持ちを切り替えてガンバレ、ガンバレ。
みんな応援しています。
ガンバレ、ガンバレ。