正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

人を動かす

2010-05-27 20:40:01 | Weblog
私が社会人になり初めて管理職になったとき、当時の上司から一冊の本を頂きました。カーネギーの「人を動かす。」もう二十年以上も前の話になりますが、最近ようやくこの本の真意が分かった気がしています。それは仕事上での話てなく、子供のそれも自分の子供も含めた部活動での指導者の方々の指導方針に触れてからなのです。自分が管理職として部下を見る見方ではなく、子供達の成長の過程を見るに彼の本の偉大さを痛感するにいたりました。やはり大人を指導する立場と子供を教育するという中での指導での立場、あるいは親子としての立場など色々な立場の違いはあれ、人間にとっての動議付けの根幹はすべて同じで、特にピュアな子供たちにはより鮮明に写ると感じています。そんな意味で是非指導者の先生方には一度読んで頂ければと思います。
何が人にとって重要なのか、子供達が何を一番求めているのか。管理職のバイブルと称されるこの本、実は教育の根本なのかもしれません。
内容は是非ご一読を。私も今もっているのは四冊目、前の三冊は後輩への贐としました。
いつか子供にも是非読ませたい一冊です。

インターハイ予選

2010-05-24 20:48:46 | Weblog
週末はインターハイ予選。久しぶりに連休を無理無理取っての噛り付き観戦でした。
残念ながら娘は欠場。特に優勝が秋の選手権予選の一回戦で娘が勝った相手だけに娘の心中たるやと思うと心が痛みます。ただ秋の選手権、決勝で負けた一年先輩の桐○学園の関○さんも膝でリハビリ中で二人で色々話が出来たようで、いろんな人や試合を見て今は充電してくれたらと、そんな中強い人たちと話せる事はおおいにブラスになるとそう話しておきました。
ところで県武では普通出場している高校の父兄たちが同じ学校単位に固まって応援するのが一般的ですが、会場の板の間のしかもど真ん中に変な集団がたむろしておりました。この集団あろうことか奈○中出身の元柔道部員の父兄たち、もちろん私もその輪の中の一人なんですが進学先はバラバラなのに奈○中出身というだけで所属の高校を差し置いて大盛り上がりの大応援をしておるのでした。
結果、ベスト16以上に与えられる正規の試合場での試合に四名が参戦できました。みんな大拍手です。
我々保護者にとっていつになってもいくつになってもみんな可愛い子供たち。各自の親がみなそれぞれ同じように思えているからの由縁でしょう。
高校になってもがんばっている事自体が拍手の対象。究極の同門対決もあり、やはり正しい保護者の過ごし方の根本かここにもあるのでした。
いつか娘が復帰したらその時の応援、今から楽しみです。皆さんよろしくお願いしますね。
さぁ、みんなよくがんばった、そして親たちもお疲れさまでした。
子供たちを肴にのむお酒、最高に美味しかったです。
子供たちに感謝、そしてみなさんに感謝。みんな、これからもがんばれ、がんばれ。
たのしい週末、ついほくそ笑む父なのです。あーしあわせ。

後輩

2010-05-18 21:12:07 | Weblog
娘の高校の柔道部には二名の男子部員が入部、残念ながら女子はゼロだそうです。娘に聞くと女子は色々面倒くらいからいいの、と。とはいえ今年も同級のマキちゃんと二人の女子部員です。
新しく入部の男子二名はともに経験者で有段者だそうです。その中の一人が娘に「先輩、結構柔道強いそうですね。」と話し掛けたとか。そこではたと気が付いた。娘はまだ後輩の前で柔道を披露したことが無い。つまりマネージャー状態だったのをたまたま男子部員が娘の話をしてくれたようなのです。
膝を傷めて早四ヶ月半、本人はうずうずなのですが、反面再発の恐怖があるようです。やはり九月の試合からの復活となりそうです。後輩たちに是非自分の柔道着姿をみせて言葉の証明をしてほしいものです。
がんばれ、がんばれ。

卒業写真

2010-05-12 20:17:25 | Weblog
今日娘は先輩の卒業写真用の部活の写真撮りとかで、約四ヶ月ぶり柔道着を着るとか。二年生とは言え三年生の引退でもう再上級生、驚きです。
道着を着ることは一応喜びを感じている様で出遅れた焦りを如何に沈めてゴールに向かわせるか、まさに武豊の心境です。週末の関東予選の結果を語る娘の心中を色々探りを入れながらの会話の状況では、自分がどれだけやれるか早く試したい心境のようで、勝とうが負けようが自分の位置付けを明確にしたいようでした。とにかく出ないことには話にならない、参加して初めて記録が発生するわけですから、その気持ち良く分かります。ただ焦りは禁物。せっかくここまで我慢して再発したらそれこそ高校での柔道は終わり、いや一生柔道しなくなるかもしれません。再発の恐怖と戦いながら如何に実力を付けるか、難題です。
娘の卒業写真。どんな顔で写るのでしょう。
高校での柔道生活もあと一年あまりです。

黄金週間

2010-05-04 21:00:44 | Weblog
世間ではゴールデンウイーク。長い人では11日間連続の休みだとか。しかしながら私は連日仕事、結局日曜だけなんとか休みのハードワークとなりました。まぁまだ娘も柔道が出来ない訳で、当然正しい保護者の過ごし方もお預け状態なのです。
中学時代は必ず今の時期は埼玉遠征。強い相手からそうでない相手までみんな集まっての練習試合は大変よい練習になっていたと記憶しています。娘の咄嗟の袖釣りも埼玉が最初でした。ところで、よーく考えて見ると先生方も休みが無い。クラブ活動の顧問をなさっている先生方は基本ボランティアと聞いております。私の場合、本業での出勤てすから文句は言えないのですが、先生方の志に支えられた部活での献身はやはり、子供たちやその保護者がその事をまずちゃんと理解していなければといまさらながら思います。先生方にももちろん家族やお子さまがいらっしゃる訳で、そのご家族を差し置いてこの大事な連休に我々の子供たちのお世話をしてくださる事に対して、保護者はどう答えるか。それをまず理解する事がまさに重要と感じました。そして、その答えは一言で言えば先生を一人にしない事だと私は思います。
練習を見学する。試合を応援する。遠征に帯同したり差し入れをする。あるいは練習自体に参加するなど、常に我々保護者が先生の後ろにいることで少しでも負担を軽減できれば。これは経済的な部分だけでなく時間や作業の軽減など一緒にいることで負担を減らすことはいくらでも出てくるのです。
そして、今思えばそのご褒美もちゃんと来ます。例えば、娘の袖釣りの瞬間に立ち合えた事。そんなご褒美は私にとっては至極の瞬間。言葉ではなく生の瞬間瞬間を先生のおかげで体感出来るしあわせ。
正しい保護者の過ごし方のまさに根幹がそこにあります。だからこそ楽しいのです。
今年もゴールデンウイーク真っ只中。先生方、そして保護者のみなさん。がんばれ、がんばれ。