正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

勝てないワケ

2009-08-31 21:08:34 | Weblog
オランダでの世界選手権が終了。男子はとうとう金メダル無しに終わりました。見ていてみなガチガチの印象。機転、ひらめき、あるいは工夫、臨機応変。私はこれが足りない、いやまったくない気がしました。日本は勝つのが使命、金以外は評価されない。そんな雰囲気ありありで周りが見るから、実力のりの字もでない、出せないまま試合終了を迎える。もっと自由な雰囲気作りからスタートしてみてはと感じます。それと組み合わない柔道。いくら日本で練習してもそもそも柔道自体違うのだからもっと外に出て学ばないと所詮無理があります。さらに明らかに基礎体力に差がありあり。腕力だけで簡単に持ち上げ、簡単に放り投げる。これは柔道じゃないなんて今更言っても仕方ない。さぁ、これからが腕の見せ所。新しい発想、新しい感覚を持って挑んでほしいものです。
あの石井選手。何といわれようとも金メダルを取ったことには違いない。何故彼のやり方を学ぼうとしないのか。理解に苦しみます。相撲界も同じ。日本の中だけではもう納まりきらないのです。
国技、発祥国。でも、WBCを制したのはアメリカではなく日本に他ならないのですから。
ガンバレ日本。
ガンバレ、ガンバレ。

ヤッパリ足技

2009-08-30 12:42:27 | Weblog
世界選手権、上野選手が圧倒的な強さを発揮して優勝しました。上野選手の試合を見た感想、それは「やっぱり足技やなぁ」です。
あの大外、来ると分かっててみんな掛けられてました。押して回して入る大外。素晴らしいの一言です。
華やかな内股や背負いも大事ですが、やはり大内小内、大外小外は効きます。中村選手も決勝、コーチの「足!」の声に反応した大外で決めました。
やはり利に叶った足技は日本人に向いていると感じます。
娘よ、中学二年の秋の区大会でみせた対あざみ○中、前○さん戦で繰り出した、右の一本大外、父は忘れられません。
がんばれ、がんばれ。

世界選手権2

2009-08-28 20:49:48 | Weblog
昨夜は女子52キロ級の中村選手が優勝。彼女は相模原の相原中の出身。地元神奈川の人間には嬉しい限りです。中学時代は彼女も県武に通ってたと思うと、何かとても親近感がわいてくるのは私だけでしょうか。
ところで我が娘は昨日は出稽古。練習試合では好調を持続。八戦八勝と鼻息も絶好調でブイブイてした。
ただ、一緒に来ていた慶○高校の顧問の先生の厳しい指導に見ていて縮み上がったとか。彼女曰く「飯○先生で良かったぁ」とか。
厳しい指導に慣れていない彼女にはかなり刺激が強かったようです。とはいえ、それを乗り越えてまた強く逞しくなるのも事実。いろんな事を経験しての夏稽古。本当は飯○先生がそれを見せたかったのかも知れないと考えるのは私だけでしょうか。
あれ?とにかく、ガンバレ、ガンバレ。

世界選手権

2009-08-26 21:07:47 | Weblog
今日から確かオランダで柔道の世界選手権が行われるとか。柔道好きの端くれとしても是非日本代表の選手達にはがんばってほしいものです。
世界大会になるとにわかに日本柔道と国際柔道の違いが取り沙汰されるもの。
しかしながら私の考えを申し上げるなら、今更それはどうしようもない事で、国際柔道の大会ではそれ用の戦い方をするしかないと思います。世界の中で日本柔道を貫き勝てれば越したことはありませんが、負けたいいわけにはそれを持ち出してほしくありません。
何故ここまで柔道が海外で普及したのかは定かではありませんが、恐らく柔道の持つ精神的な部分、例えば精力善用自他共栄の理念が理解されたのなら、それはそれで素晴らしい事ですから、もっともっと国際化すれば自ずと国内でも関心が高まってくれるのではと考えてしまいます。
ところで、あと何年すると息子や娘の世代の選手が、檜舞台に上がるでしょうか。息子や娘が「俺、あいつと試合したことある。」なんて自慢する日はそう遠い日では無いはず。今まで雲の上の話が段々低くなって来たような錯覚に陥ります。でもそう考えると益々楽しい。
ガンバレ、日本!
ガンバレ、ガンバレ!

団体戦

2009-08-24 20:40:31 | Weblog
娘は今、男子が合宿中ということもあり、市ヶ○高校へ通いで練習をさせて頂いています。同僚の女子部員が怪我で練習が出来ない状況の中、市ヶ○高校柔道部のご好意に甘えているわけで、感謝にたえません。
とはいえ、市ヶ○には女子はいないわけで、高校柔道の女子部員探しはなかなか大変です。女子の団体は三人。この三人が集まらないのです。
娘からは先生から是非女子で金鷲旗に参加するぞコールが出ているそうで、なんとかあと一人、女子部員を入れて九州にいってほしいとこちらも思います。しかしながら強い子は名門校が呼んでくれるだろうし、私学で柔道をする女の子はそうそういません。
試合に出ることを一番に考えれば、娘の学校は申し分ないはず。天性の運の強さで来年は団体で金鷲旗にいってほしいものです。

合宿

2009-08-21 19:51:36 | Weblog
今週、娘の高校の男子部員は別の高校にお邪魔しての合宿だそうです。ただ娘はもう一人の女子部員が怪我で参加出来ないこともあり、一人市ヶ○高校に通いで練習させてもらうことになったようです。
市ヶ○高校は7月まで自分の兄貴が部長をしていた訳で、もう少し頭が良ければそこに通っていたはずの学校。顧問の飯○先生のご配慮と快く引き受けて頂いた市ヶ○の藤○先生には本当に感謝いたします。
市校のメンバーも先輩の妹という微妙な立場の妹を受け入れての練習、まったくもって申し訳ない限りです。
娘にとっての合宿は憧れの市校柔道部通いとなりましたが、二人の先生から教えを受けて、またランクアップして恩返ししてほしいものです。
娘の試合の応援に市校の面々がいてくれると思うと、これで良かった。本当に世の中うまく出来ていると、そう感じてしまいます。
これで良かった。本当に良かった、良かった。
娘の一人合宿が始まりました。

自分を研く

2009-08-18 21:54:40 | Weblog
柔道の練習に限らすよく使われる言葉で「自分を研く」というものがあります。自己修練と言葉では簡単ですが、技術の向上とともに精神の鍛練をも含むとても重く厄介な事をさします。技術の部分は結構答えとして見えやすい、結果の部分を指します。ところが精神の部分というのは例えば耐える、我慢すると言うように基準が一様でない、言い換えれば個人個人がその基準と成るわけで、結果についても本人の基準における出来栄え、達成度合いが
あって他人の物差しが当てはまらない事が儘あります。ただ、天才に限らず一芸に秀でた人はそれを苦にしない。苦にしても我慢し続けられる。ここが大きな要素となります。
「自分を研く」、これは一生人間が持ち続けなければならない永遠のテーマなのかもしれません。しかしながらそれは他人に判断されるものでもない。したがってそこに差が生じます。
毎日、あるいは毎時間、その事を頭に持ち続けて、昨日より今日。今日より明日の自分が少なくとも昨日よりも何でもいいから進化する。それが大事だと感じています。
ただし、なかなか出来ないのがあたりまえなのですが…。
「自分を研く」、一生のテーマです。

夏休み

2009-08-17 21:41:46 | Weblog
昨日は久しぶりに家族全員が揃った休日。私も家内も仕事が休み、息子も夏期講習の中休み、娘も部活が休みとめずらしくスケジュールが空いたので家族でお出かけ。みなとみらいに行きました。
家族が揃って一日出るのは随分久しぶりの気がします。高校生にもなればそれぞれの世界があって友達通しの付き合いが優先されるのが当たり前。ただ、有り難いことに子供たちは親と出掛ける事に対しては抵抗がないようで、一緒に行動してくれます。
家内と娘が息子のTシャツやらバンツをあれこれ選ぶ姿は本当に微笑ましい光景です。
うちの兄妹はへんに仲が良いというのか昨日は同色のTシャツをはずかしくもなく着てましたし、子犬がじゃれ合うみたいに一緒に居ることにまったく抵抗がないようなのです。
昼食は結局食べ放題。子供たちは口ほどにもなくあっさりギブアップ。私はお腹が破裂寸前。しかし最後のアイスまできっちり元を取るのです。
子供たちとの時間。小さいころは意識しませんでしたが、年々大人に近づくにつれ、距離が生まれるようです。でもたわいもない親子、家族の会話こそ幸せの証のように思いました。
帰りの車の中、柔道の話で盛り上がったかと思うとピタッと声が途絶え、振り替えると二人そろって爆睡。短い一日だけの家族全員の夏休み。
幸せってこういう事なんだとつくづく感じました。
すばらしい家族に感謝。
みんなのために今日も頑張る父なのです。

競技人口

2009-08-15 11:38:09 | Weblog
オリンピックの種目のうち、野球とソフトボールに代わりゴルフと7人制ラグビーが選ばれたとか。共にアメリカ圏中心競技から欧州圏の競技へと移動したようです。当然欧州の方が国の数が多い分けで、日本もアメリカも人口は多くとも一国一票には違いないので仕方が無いのかもしれません。世界中でもっとも競技人口が多いのがサッカーだそうで、ボールと広場さへあれば出来るわけですから自ずと納得してしまいます。ましてプロの歴史も古く貧困層からのサクセスストーリーはたくさんあります。さて、で二位はと調べてみるとこれが柔道らしいのです。日本ではそれほどメジャーな競技ではない柔道ですが欧州ではかなり一般に普及したスポーツとなっているとか。特にフランスでは人口自体日本の半分くらいなのに柔道人口は日本の三倍とか。やはり環境の違いが一番で日本は公共の道場が少な過ぎるのでしょう。指導者も教員、柔道経験者の先生が教える以外は私塾に頼るしかない実情ですから、なかなか広く一般市民に柔道と触れる場がない。公民館、自治会館、警察署、役所な
どの広間、会議室はいっぱいあるけれど週一回程度の会合などに使われるだけ。それを道場に転用して小さいそれこそ小学校の低学年くらいから柔道に馴染んでもらう機会を作れば、心身共によりよい子供たちの為の教育の場になるような気がしています。まず道場の数、これが問題の原点のように感じるのは私だけでしょうか。
裾野を広げればより高い位置のピラミッドになるはず。地元の誰誰がオリンピックに出たなんてなればさらに普及は高まるはず。
まずやれる土壌造りをと、みんなで考えることが必要と感じています。

インターハイ

2009-08-13 19:08:04 | Weblog
インターハイの柔道競技が終了しました。
男子は神奈川代表東海大相○高校が、女子は埼玉代表埼玉○高校が優勝。金鷹旗の優勝校がともに優勝でした。男子の東海には羽○君、女子の埼玉には烏帽○さんという絶対エースがいて、二人は個人戦でも圧倒的な勝ち方で優勝したようです。羽○くんは神奈川予選で生の試合を見ましたし息子たちの学校とも試合をしました。
女子の烏帽○さんは息子の同級でレスリングで埼玉○校に行った木○茜さんと同室との事でよく話を聞かせてもらっておりました。
その二人が優勝。なんかうれしく思います。
二人ともゆくゆくは間違いなく世界へはばたく選手。オリンピックでの雄姿がすぐそこの選手たちです。
これからも応援したい、すばらしい実力の二人です。自分の息子や娘とは格が違いますが、同年代で、すぐ側にいるように思えるのは、何か不思議な感覚を覚えます。
がんばれ、がんばれ。
明日の金メダリストたち。