正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

高校での柔道

2009-01-31 19:11:59 | Weblog
先日下の娘の受験でも触れましたが、神奈川の公立高校ではなかなか柔道を続けるのは難しいことがよく分かりました。
どちらかと言うと部活動として続けたい人たちは私学の有名校には入れないし、入ってもついていけないだろうと思います。でも柔道を続けたい、でも自分の学力に合った高校には柔道部がない。だから辞めざるをえない。悲しい事です。
2011年、中学での柔道などの武道が必修化されると聞きました。されなら尚更高校でも続けられる環境がすぐにも必要なのに。
県武での試合で驚くのは女子の個人戦のエントリーの少なさ。横浜市大会自体も年々減っていると感じていましたが高校になると県全体でも市より少ない。
結局一部の競技柔道者だけの大会で中学の経験者にしか門戸が開かれていない気がしてならないのです。
高校から柔道を始める人などは皆無に等しいのではないかと思えます。
私は高校で初めて柔道を始めた一人です。私の通った中学には柔道部はなく、(ソフトボール部に入り体形から四番キャッチャーでした。)高校入学時その体格から勧誘されて入部しました。今は経験がないとなかなか受け入れない。特に女子は部員が集まらないのではないかと想像します。
現に上の息子の高校の女子部員はゼロ。やってみたい生徒は絶対いるはずなのに。寂しい限りです。
柔道が手軽に出来る環境作り。それは受け皿を広げてあげるのが一番。野球やラグビーなど団体競技でなくまた年齢や性別も関係なく道場と道着があれば練習できる、もっと身近になるようにみんなで考える時期なのかもしれません。

兄妹の柔道

2009-01-30 19:39:38 | Weblog
兄妹と言っても柔道のスタイルはまったく違います。兄はどちらかというと不器用で技も切れるとは決して言えないタイプです。柔道のスタイルはどちらかと言うとがむしゃらで黙々と向かっていく、そんな柔道です。
妹は体系の割に技は多彩で試合も臨機応変、器用さは兄にはない特徴です。新しい技の飲み込みも早くその場に合わせた柔道が出来る技巧派です。難があるとすればポカをしでかす。だから市大会で三度も優勝したのに区大会では結局一度も優勝できません。
さて、で親の立場から言うとどちらも大好きなんです。親馬鹿チャンリンですが、二人とも共通していえるのは試合中の顔はなんとりりしいことか。やはり親馬鹿、柔道最高です。

恩師に恵まれた三年間

2009-01-29 20:22:31 | Weblog
娘を見ていてまず思うのはなんとすばらしい先生方に巡り会えたことか。中学の柔道部三年間の間に五人ものすばらしい先生方の指導を受ける事が出来た。これは本当にすばらしい事でした。
田○教諭は全国優勝を経験したまさに柔道のエキスパート。さらに人間的にもすばらしい方で子供たちには絶大の信頼と尊敬を集めていた方でした。不幸な校内事故に巻き込まれなければ、そう思うと残念でなりません。彼はまさに横浜の宝と呼べる人材だと会う方皆さんにそう伝えております。二人目は副顧問の下○○先生。彼は柔道未経験者でしたが生徒と田○先生のパイプ役としてまさに良き兄貴、良き先輩として子供たちを支え励まし続けてくれました。今では立派な柔道部顧問としてご活躍です。
3人目は藤○先生。下○○先生の後任の副顧問の先生です。柔道未経験てありながら7月正顧問の田○先生が突然いなくなってからの彼の心中を思うと心が痛みます。三年生を送る会で涙ながらに言われた「君たちを守るのに必至でした。」の一言は今も心を打ち続けるすばらしいものでした。四人目は青○先生。田○先生に引けを取らない実績と朗らかな人柄は女性として、あるいは重量級選手として、娘にとってはこの上ない方でした。
強さと厳しさととても温かい人柄と柔道に対する前向きさはまた田○先生とは違った形で娘達を成長させていただきました。
そして最後の5人目は平○コーチ。田○先生が突然いなくなった窮地を救ってくれたまさに救世主でした。保護者の一人と言う立場から突然のコーチ就任ではありましたが、名門東海○○模で鍛えた経験と子供たち一人一人を見る目は絶大の信頼と称賛に値します。
彼の誉めてのばす教え方は本当にすばらしいものでした。彼の言葉を一言一句漏らさず聞こうとしていた部員たちの目が信頼の証と感じずにはいられませんでした。
本来なら三年間で一人ないし二人の先生、顧問に巡り合うくらいが普通なのに5人ものすばらしい先生方に巡り合えた。娘は本当に幸せものです。そして先生方に心からの感謝と敬意を表します。
すばらしい先生方、ありがとうございました。

子供の成長

2009-01-28 08:02:22 | Weblog
娘は市大会女子個人戦で三度優勝することが出来ました。昨年の一月の新人戦では選手宣誓もさせていただきました。そんな娘もデビュー戦はわずか5秒、持った瞬間の一本負け。顧問の先生がおもわす口に手を当てて笑いを押さえたのを今でも微笑ましく思い出します。
柔道を始める前はただのデブだったあいつが次第に自信を持つようになり2年の7月の市大会で優勝するなどと誰が考えたでしょうか。彼女にとってまさに中学での柔道部の日々は生涯の宝物になった三年間でした。そして父親にとっても…。子供に感謝、柔道に感謝です。
娘の成長の過程はたくさんのビデオ、写真に納めました。家内は柔道お宅と呼びます。本人もそう思います。そんな写真やビデオを何度も何度も見るのです。
作られたものではない生のドラマ。あぁ楽しい!
柔道最高です!

感動する柔道

2009-01-27 22:31:02 | Weblog
試合を見に行って感動する試合に出くわすことがしばしばあります。
これは自分の子供の試合に限ったわけではありません。感動する試合。言い換えれば選手の気持ち、思いが伝わる試合です。がむしゃらだったりとてもきれいな試合だったり、あるいはとても賢いクレバーな柔道だったり。団体戦の連帯感も感動の重要なポイントですね。特に格上相手の善戦は感動をしばしば呼びます。オリンピックの柔道だけが感動を呼ぶわけじゃ決してありません。
無名の中学生が金メダリスト以上の感動を呼ぶのです。
柔道、すばらしい競技です。

高校受験

2009-01-27 21:57:25 | Weblog
娘が高校を受験します。
高校でも柔道は続けてくれるようですが、私学への柔道セレクションでの入学は頑として受け入れませんでした。やはり兄貴の影響も大きいのかもしれません。兄貴ももう今年三年になり六月には引退。中学高校と柔道部を全うしてくれるとは夢にも思いませんでしたが、I高校での柔道部生活はとても楽しそうに妹には写っているようです。
ただ学力では実際兄貴の高校に通るのは至難の業、まさに勝負師と言わざるをえません。
娘は公立の柔道部に入り私学の柔道専科の選手を倒したいと考えているのかもしれません。白帯が黒帯を倒すように、あるいは無名学校が有名高の選手を倒すように。その快感がいいのかもしれません。
中学2年の市大会女子準々決勝。相手は優勝候補の六○○中。前が一勝一敗、大将戦での彼女がそれでした。相手は一年上の3年生。試合は互角。代表戦必至かと思われたラスト30秒での返し技有効。誰もが驚きの勝利。この試合以降娘の信頼は確固となったのです。受験もチャレンジするようですがさてさてどうなることやら。