ムラサキツユクサ(紫露草) (ツユクサ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年05月07日 12時06分21秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

この、ムラサキツユクサは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です。

 

ムラサキツユクサ緒言:1年草。

草丈:30~50cm。花期:6~9月。たくさんの茎が密生していることが多く、それぞれの茎には細長い葉が数枚つき、先端と葉腋に集散状に花序がつきます。

先端の花が最初に咲き、順に基部の方に咲き進みます。咲くときに花柄が上へ伸び、咲き終わると垂れ下がります。花は朝咲いて、午後には萎む一日花です。花径は約2cmで、青紫色。萼片3枚で無毛、花弁3枚、雄しべ6本。雄しべの花糸には根元から色の細長い毛が密生しています。

葉は互生し、長さ30cmくらいの広い線形で湾曲し、内面は窪み、基部は鞘状です。

基本種であるムラサキツユクサはヌマムラサキツユクサとも呼ばれ、染色体数は2n=12である。染色体数が倍加し、2n=24となったものはオオムラサキツユクサと呼ばれるものであるが、これも含めて一般にはムラサキツユクサと呼ばれているようである。

 

01.09年06月14日 ムラサキツユクサ 風の松原内に数は少ない植物である。

 

02.10年08月30日 ムラサキツユクサ それぞれの茎には細長い葉が数枚つき、先端と葉腋に集散状に花序がつきます。

 

03.10年08月30日 ムラサキツユクサ 地中部の根は太く白いが根張りはありません。

 

04.10年08月30日 ムラサキツユクサ 茎は楕円形で切ってすぐ後のため水分が上昇してきたのが泡のように見える。

 

05.10年08月30日 ムラサキツユクサ 葉は線形で茎に抱きV字形になっています。

 

06.10年08月30日 ムラサキツユクサ 葉はV字形をしています。

 

07.10年08月30日 ムラサキツユクサ 葉の表側ですが、表側Vの字形をして無毛です。

 

08.10年08月30日 ムラサキツユクサ 葉の裏側です平行脈が走っています。

 

09.10年08月30日 ムラサキツユクサ 葉の基部は鞘状です。

 

10.09年06月14日 ムラサキツユクサ 開き始めてきた蕾。萼と花柄は紫色で毛があるのが解る。叉最上部の葉の縁が紫色で縁にも毛がある。

 

11.09年06月14日 ムラサキツユクサ 花弁3枚、雄しべ6本。

 

12.09年06月14日 ムラサキツユクサ 雄しべの花糸には根元から色の細長い毛が密生しています。中央に雌しべがありますますが、花柱は紫色です。

 

13.10年08月30日 ムラサキツユクサ 萼片は3個で無毛。

 

14.10年08月30日 ムラサキツユクサ 白い種子。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

 

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