Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

フィン競馬

2009-08-12 | イベント
うちからそう遠くないところに(バスで15分くらい)、ヘルシンキ唯一の競馬場がある。
どんなもんかと、足を運んでみた。

基本的に、毎週水曜の夜に開催されているようだ。夜と言っても、夏だからまだ全く明るい。
入場料は4ユーロ。ちょっと高い。

コースは芝ではなく、砂。一周は1km程度のようだから、日本の競馬場よりはやや小規模。
翻訳係として付き添ってくれたフィンランド人の知り合いによると、フィンランドでの競馬のイメージは、一昔前の日本のそれと似ているかもしれない。実際、辺りを見回せば、たばこをぷかぷかやりながら、ペンを片手に熱心に競馬新聞のようなものを眺めている40~60代くらいの男性がほとんど。たまに家族連れもいる。
府中競馬場を思い浮かべれば、はるかに少ない人口密度。それでも、フィンランドにしては、人が集まっている。

 

馬券の買い方が全く分からない(そのフィンランド人の彼も競馬は初めてだった)。それでも、フィンランド語のパンフレットにあるマークシートの記入例や、場内のオッズ表示らしきテレビ画面などとにらめっこしているうちに、掴めてきた。単勝、複勝、馬連、ワイド。名前は違うけど、基本的には日本の競馬と同じ模様。

レースが始まる。yksi...kaksi...ajaa!(one, two, run!)の合図でスタート。
こちらでの競馬はトロッターで、ギャロップ走法が禁止されているそうだ。つまり、競歩のような感じ。レース中に普通に走り出して失格になる馬もちらほらいた。それでも結構なスピードが出るし、最後の直線での先行馬と差し馬の勝負はなかなか盛り上がる。



参考すべき情報がほとんどなく、自分の誕生日などで適当に馬券を買ってみたものの、ビギナーズラックというものはついぞ訪れなかった。

まぁでも面白かった。また来てみようかな。

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