蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

霜月

2022-11-25 23:00:00 | 日記

























       霜月や浮き足立ってる甘いもの
















       冬めくやひとりランチの咀嚼音



















       神迎え薄墨いろの飛行機雲












霜月は、陰暦十一月の異称。
陽暦(新暦)に換算すると一ヵ月程のズレが生じるので、十一月の下旬から一月上旬頃。となる。
つまり、今頃にあたる。
神奈月は、そろそろ終わり。

そして、出雲に出かけていた神様が、それぞれの神社にお帰りになるのを、迎える神事、神迎え(こちらでは、堂籠りという。)の日が近づいてきた。

コロナ禍を挟んで、この村の行事も随分変わってきた。
この神事も、また簡素化、簡略化されてきたようだ。
コロナ禍以前は、各家庭から、必ず二人が参加、11月の日曜と、30日当日、12月に入ってからの第2土曜日まで、準備、後片付けなどの出ごとに追われる。
それが、一人出席すれば良いという。
我が家は、夫が「多分、ほとんど参加出席するから、いいよ。どうしても他の用事の時だけ、出て。」と意外なるお言葉!
ありがたい。
その後続く、年末年始のあれこれも、と思うと憂鬱でならなかったが、安堵した。
明後日も、私は参加しなくて良い。
孫の送り迎えなどしていれば良さそう。

今年は、暖かな十一月だった。

ただ、堂籠りの翌日から気温が急降下、最高気温は八度という。
不思議と、毎年12月1日は極寒になる気がする。 

暖冬の年も、12月に入ると、とりあえず寒い!
今年も、冬将軍は、村の神さまと一緒にやってくるようだ。






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太原の銀杏

2022-11-24 23:45:00 | 日記















       己が樹の下に嵩積む黄葉かな














       踏めば靴つつみ込むかな銀杏落葉


























       晩学に足らぬのびしろ冬の雲




太原(たいばる)の銀杏を、友達と観に来た!と娘から、LINEが入った。

この辺りは、銀杏の木が少ない、と決めつけていた私。知らなかった。
全国3位、福岡県1位の銀杏の名所がある事を。
並木ではなく林、だそう。
この時期は、まさに黄金色の絨毯が敷き詰められたような美しさ、だとか。

休暇を取り、銀杏の名所に行く事を子に(中一の孫娘)に朝伝え、いっぱい写真撮ってくるね!と言ったら、ずるい!私も行きたい!と拗ねたらしい。
孫娘は、楓の紅葉より、銀杏黄葉、黄色い落葉が大好き。
近くの高校の銀杏落葉では、黄金色の絨毯とまでは、到底いかない。
「見たいなぁ、銀杏の黄色いフカフカの落葉の絨毯。」
幾度となく、聞いた言葉。

こんなに近場にあるなら、是非連れて行ってあげてよ。と娘に頼んだ。

本日も暖かな一日だった。
昨日の寒い雨が嘘のような、今朝の青空。

話は変わるけど、昨日、BSのNHKで放映されてた、「プロフェッショナル 17音、言葉の力を信じて〜俳人・夏井いつき〜」
録画を昨夜と今夜にかけて観た。
(途中で目が無理〜となったので(笑))
夏井先生の素の顔も、そして俳句への情熱、これまでの人生、今の暮らしぶりなど、飾りっ気のない人柄など、こんなに満載の放送は初めて観る。
本当に凄い人、凄い俳人なんだと改めて思う。

多忙を極めながらも、ものすごい量の全国から送られてくる投句を余す事なく読む、そして添削。
ネットでの俳句教室の仕事、その日は6700句余りの俳句添削されていた。

全国を駆け回る講演。
人気テレビ番組への出演、etc。

そして勿論自身の句集も作る。
自身の俳句を実際に詠む、書いている場面は、多分初めて見た。

句帳はきちんとは映さないものの、ぐちゃぐちゃに見えた。
(ここに妙に嬉しくなる。一緒にするなんてとんでもないことではあるけど、あっいいんだ!句帳はグチャグチャでも!いやいや私のは句帳なんてシロモノではない、ただのノート。所々に買い物メモ書いたり(笑)でもなんだか嬉しくなった。)でもここから(ここから、じゃなくてここの前も!🥶)が違う。短冊に、筆ペンでサラサラと書いていく。
何枚も何枚も。
俳人てやっぱり凄いなぁ。素晴らしい。プロフェッショナルだねぇ。なんてうっとり。私の文章力では伝わり切れないのがもどかしいけど。🥲💧

何故、俳人の道を選んだのか、などの経緯は…
長くなるので、本日はここまで。
とします。


晩学の伸び代。私にはどうやら、あまりあるとは言えないと自覚の今日この頃。
俳句に限らず。
悲観的な感じではあるけど、そこまでは実は悲観してない。
まぁこんなもんでしょ、くらいかな。









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勤労感謝の日

2022-11-23 20:54:00 | 日記















       酷使の目休ませ勤労感謝の日























       仏花に色足し勤労感謝の日






















       影絵めく夕暮の梢冬ざるる


































       冬ざれの雲点滅の機影呑む








このところ、目の奥が痛くてたまらない。
原因は、スマホの見過ぎ。
若い人じゃあるまいし。と思うけど、ブログはチマチマと、スマホ一筋。
以前のは、タブレットで投稿。編集もやり易かった。

ところが、これ、何故かスマホでしか出来ない。
タブレットで、見ることはできても編集が出来ない。(なので、テンプレートは、初めた時の桜のまま。…だけど、テンプレートが桜ってのも、実はわからない。
謎のまま。こんな超アナログおばばが、そもそもブログって…
の話は長くなるので、割愛。🙇‍♀️)

ようは、小さな画面を見続ける事の、目の酷使、きっとなかなかのもの。良いわけない。
おまけに、夜間の運転が、多くなった事も多分原因だと思う。

夜間の運転は、昼間のそれとは丸で違う。
一年毎に、衰える身体のあちこち。
視力も又しかり。(因みに白内障手術は、結構早くに済ませてる。)

多分去年までは、夜間の運転にそれほど恐怖心はなかった。

運転は、自分だけの問題じゃないからね。本当に気をつけなくちゃと、真剣に運転する。
だから目は、殊更疲れる。

今日は、その全てを休む。
ってブログ書いてる〜(笑)

雨の勤労感謝の日。
少し寒くなってきた。
本格的な冬は、すぐそこまで来ているのかもしれない。
我が家は、まだ孫用のホットカーペットを出したのみ。
さて、いつまで暖房無しでいけるかな?
冬将軍が、何処かで笑って見てるような…。




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小雪(しょうせつ)

2022-11-22 23:56:00 | 日記














       冬の薔薇薄暮に淡く甘き色


















       冬そうび友はどうやら留守のよう






















       小雪の夜やゆるり湯に浸かりけり


今日は、娘が研修の為博多へ直行するのでJRで出勤、車は使わない。
帰りは10時くらいになるから、子ども達を、ばあばの家に居させてくれる?と先週から頼まれていた。

四時半、孫達を迎えに行く。
上の孫は、帰宅したばかりで、制服のまま。
このままでいいよ、小学校の友達と、学校集合なんだ。⚪︎⚪︎先生もいる!ばあば、小学校西門に直行してね!
と嬉しそう。
仲良しグループ、中学の制服で、母校で落ち合うらしい。
だけど、日暮が早い。あまり暗くならないうちに帰っておいでね、と話しながら、小学校まで送って行った。

夕飯支度まで、まだ少し時間がある。
だいぶ薄暗くはなってきてるけど、まだいける!
下の孫に、薔薇を見にちょっとだけ散歩しようか?と言うと「行く行く!」とノリノリ。

駅の手前、我が家から二、三分の家。散歩にもならない距離だけど。
ピンクの薔薇が見事。綺麗だなぁと、いつも車の中からチラ見。

めったに会わないけど、会ったら話がとまらない、同い年の方。
夫の同級生の家である。

孫娘、よそのおうちの花を撮るの?と心配する。

うん、だからことわって撮らせて貰うね。
だが、玄関前に車がない、どうやら出かけているみたい。
チャイムは鳴らさないで、声をかける。応答なし。
勝手口からも声掛けするが、やはりお留守だ。
写真撮らせて貰おう?
今度会ったら、その時話してお礼言うから。と孫娘に言い訳。

今が盛りの、美しいピンクの薔薇。
去年は確か、一輪か二輪だったのが、今年は随分咲いてる。蕾もいっぱい。数枚撮り、日暮道を孫と並んで帰る。
背丈は、とうとうこの子にも抜かれてしまった!

急いで、夕飯作りに取り掛かる。
上の孫、ほどなく帰宅。
外はもう真っ暗だ。

久しぶりに、孫娘たちとの夕飯は、夫が嬉しそう。
食後は、一緒に双六をする、とはりきっている。
下の孫に、じいじ、ご飯の後遊ぼうね、と言われ目じりを下げている。(下の孫が、相変わらず可愛くてたまらないじいじ。
孫もそれを、心得ている。うまく付き合わせる手立てを学んだようだ。(笑))

双六は持ってきたけど、サイコロを忘れて、上の孫に作ってもらう。
厚紙と定規を使い、器用に作っていく。
3、4センチくらいの立派なサイコロが出来上がり、祖父祖母、孫達の双六が始まる。
なかなか楽しい。ワイワイ言って盛り上がった。
終われば、録画のアニメを観て…

遅い母親を待つ。
LINEが入って、9時20分くらいに着くと言う。

疲れた顔の娘、孫たちに、ごめん、遅くなっちゃった。と言えば
うん、お帰りと孫娘たち。

軽く夕飯を食べて、ちょっとお喋り。10時前、三人を送って行く。
出来たら、夫に頼みたかったが、最近晩酌をするようになった。
缶ビール一本。それくらいならよしとする。
なので、やっぱり私、ばあばが送る。

夜間の運転が、すごく苦手と知ってる、上の孫。
本気で心配するが、今夜は降りそうで降らない夜。10時過ぎの道路は、空いていた。対向車もあまり無く、ライトが眩しくて走りにくいなんてことも、ほとんどなかった。
それでも、車を降りる時、孫娘、ばあば、家に着いたら連絡してね、と。(丸で大人と子どもが逆(笑)いや私がお婆さんだから、か!)

なので帰宅するなり、すぐLINEする。
孫、「良かったぁ、安全確認できたよ!安心した。」
と、返事が来た。

楽しかったけど、いつもと違うルーティン。草臥れた。
でも、とにかく、娘、孫たちが楽しく無事に一日を終えた事に安堵して。
ゆっくりお風呂につかりましょう。熱めのお風呂て疲れを取って…でもやっぱりすぐに寝ない!
明日も寝坊の、不良婆さん。

孫と最後のLINE。
「明日は、祝日だからうんと寝坊できるねっ❤️」



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ペラペラヨメナ

2022-11-22 01:10:00 | 日記













       檸檬たわわペラペラヨメナ侍らせて



























   


       コーヒーはクリスマスカラーの中で













       短日や紫いろの夕暮どき




久しぶりに、スマホのアップデートをした。
毎度のことだが、私の場合使い勝手が悪くなる。
「悪くなる」は、私自身の問題というか見解というか。
今まで慣れてた操作の勝手が違い、あたふたする。

今回も案の定…。
まず待ち受けが、うまくできない。時計の数字がやけに大き過ぎる。フォントも馴染めない。
慣れればいいんだけど、いつも、暫く騒ぐ。(笑)
土曜に、アップデートしたので、孫娘に、頼む。丸投げ。
ちゃちゃっとしてくれる。
若い人は違うなぁ。と素直に喜んだ。
ところが、待ち受け画面と、ホーム画面が同じ。
しょーもない我がこだわり。変えたい。孫に言ったら、あちこち操作したけどできない。

一度は、字が細くなりとにかく見辛い!長く見てると頭が痛くなる。

何度か、操作して、勘違いしてた所があったらしい。文字の太さは解消した。
でも、待ち受けが。駄目みたい。

すると孫娘がぽつり。
「いいなぁ、私もiPhoneが欲しいなぁ。」
あれれ。そうか、孫のはもう3年目のアンドロイド。
型も古いのだろう。親からいろいろ制約されてて、ギガ数も少ない、当然取れるアプリも少なく物足りない。写真が綺麗じゃなくて、枚数も限られて古いのは削除しなくちゃならない。とつまらなそうに言う。

でも、こればかりは親の言うことを聞かないとね。ばあばが勝手に買ってあげる訳にはいかない。

ばあばのスマホの操作がわからないと、すぐ孫に、ヘルプするが、何だか罪作りをしたようだ。

うん、もういいよ。これで十分。
と言い、受け取る。
今日改めて、じっくり操作してみたら、なんと簡単にできた。 

しかも撮った花や植物の、名前がわかるようになってる!
写真の下に、今までなかったマークが出る。これなに?とタッチしたら…。

今までは、その場でgoogle検索してだが、今度は写真を撮りさえすれば後で調べられる。
いつでもどこでも。これは便利。

金曜日、ウォーキングした時撮った花。レモンの木の家の垣根にいっぱい咲いてた小花。
ペラペラヨメナ。またはペラペラヒメジョオン。
初めて聞いた、ふざけてんの?とつい思う面白可愛い名前に、吹き出す。へぇっ。これは良い。便利!賢いぞっ。と褒めたい。(笑)
(改めて、調べると、確かに「ペラペラヨメナ」があった。)

初めてアップデートして良かったぁ、と思った出来事。






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