蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

庭の花

2024-03-30 11:08:00 | 日記










       春セーター 袖二つ折りにする 朝






































       うらうらと 蒲公英たちの 背くらべ






















       控えめな 目立ちたがり屋 花蘇芳

























       三月果つ 梅花空木は ただ揺れて





三月は、あっという間に過ぎてゆく。
私だけだろうか。
「二月は逃げる」とは良く言われるが、なんだか二月は長く感じる。寒さが苦手なせいかな?
その苦手な二月が終わり、三月に入ると、早い早い。
あと二日で、四月とは。

暖かな朝、庭を散歩する。
手入れもしない、なにも植えてない花壇。
それでも、紫蘭や牡丹はいつの間にか、蕾をつけ、紫蘭はもうすぐ咲きそうな一輪がある。
ちょっと背が低いけど。(栄養不足かな💦)
ペチュニアが一株だけ残って、また咲き出した。
西側の蘇芳の花、誰も見ないけど、私は見てますよ。
年々花が少なくなってきてかわいそう。

梅花空木が、次々開く。
ここは、我が庭じゃなく、隣との堺の空き地。(笑)
こちらは年々大きく存在感があり、どうしても、写真を撮りたくなる。

句は、弥生尽としたかったけど、
「弥生」は旧暦の三月。
弥生尽は、新歴でいうと五月十一日くらいのことだそう。
まさに春が終わりますよ、と。

手入れをしない我が庭、たんぽぽがいっぱい咲いて、それはそれで私は嬉しい。
可愛くて元気な黄色。
端正な顔立ち(笑)の花ばかり撮ってみた。(笑)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の桜はゆっくり…?

2024-03-28 23:09:00 | 日記



















       ここだけ 風優しきかな 桜咲く



















       ラテのハート くずさぬよう飲む 弥生


























       春昼や 可憐な花に 見つめられ

















       夜更かし癖 治しなさいと 亀の鳴く










昨日は、久しぶりの晴れ。
気温もいくらか上がり、桜も開花が進むことだろうと思い、
少し遠めの、モールへ出かけた。

桜の名所ではもちろんないけど、このモールの駐車場から最寄りの駅までの桜は、毎年咲くのが早い。
2〜30本程度なのだが、その下の菜の花と相俟って、とても美しい。

少し時間の余裕があったので、出かけたのだが…

拍子抜けするほど咲いてない。

2、3本に、ちらほら咲いているだけ。
一番咲いている木に、手を伸ばしスマホ撮影。
最高の青空なのに、残念!

菜の花も何故か少なくなってる。

咲き終わってしまったんじゃないから、そんなにガッカリすることもないんだけど、なんだか気が抜けた。
買い物も、あまりする気にもなれず、カフェでラテだけ飲んで、帰ろうと思った。
ラテのハートの形が可愛い。
そっと飲む。最後までハートは崩れなかった。(良いことある兆しかな?(笑))
家に帰れば、となりの空き地の梅花空木が、チラホラ咲いて風にゆれている。真っ白でとても目につく。
梅花空木は、季語ではなく、空木や卯の花として詠んだ方が良いみたい。(季語は夏)

そして、本日。
またも雨。

忘れていた。俳句誌、四月号。
今月号から、我が投稿句が載る。(入選してれば😅😅だけど。)

今年に入って、投稿欄の「佳作」選数がグッと少なくなっている。

以前の、約半分、三分の二くらいだろうか。

いやなに、「特選」「秀逸」は同じ数。
そちらを目指せば良い!なんちゃって!(笑)うそうそ100年早い!(笑)

ページをめくっていく。
数が少ない分、見つけやすい。
…ない…やっぱりね。
常連さんの、ハイレベルかつ格調高い句が並ぶ。
そりゃそうだ。我が自己流俳句、なかなか上達もしない。

まぁゆっくり、コーヒーでも飲みながら、初めから見ましょう。

あっ…ありました!
見やすいといいながら見逃していた。
加古宗也先生から、一句選んでいただきました。ありがたき幸せ。

夕方、クリスマスローズの、伸び過ぎた3輪を切って、小さな器に挿した。
可愛らしい。じっと見てると逆にこちらが見られているみたい。
「あなた少し落ち着きなさいよ。しかも後ろ向き。」と言われているみたい。


「亀鳴く」は、晩春の情緒を匂わす季語。
実際には亀は鳴かないのだが、面白い季語だなぁ。
ただし、我が句は、正しい使い方をしているのかは、ちと怪しい。

もうすこし早く寝たら?と言ったのは、亀ではなく夫。

そうね。
少しづつ、早寝頑張ろうかな。
早起きも。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜種梅雨

2024-03-25 22:55:00 | 日記



















       春霖や ジュエリー纏う 庭の花















       春時雨 熱々ティーと ドーナツと















       菜種梅雨 髪切れば妹(いも)あどけなき


















       不安少し 楽しみ数多(あまた)春休み










三月下旬から四月にかけて、菜の花の盛りの頃に降る 長雨を菜種梅雨、または春霖ともいう。
(霖は長雨という意味)

菜の花をはじめ、いろいろな花を催す(咲かせる)と意味「催花雨」という別名があるが、発音が同じ「菜花雨」菜種の花の雨
から菜種梅雨となったという説もあるそう。

孫たちの春休みは、雨続き。
今日は、姉妹二人で、電車で15分ほどのモールの映画館へ。

夫が、一年間のご褒美を兼ね、少しばかりのお小遣いを、と言付かり、朝、孫たちのマンションへ持って行った。
雨は、一旦上がっていたけど、ばあばが駅まで送ろうか?というと、いいの?と嬉しそう。(歩いたって5分もかからないのに。(笑))

下の孫は、一昨日カットしたばかりの髪に、まだ馴染まずなんだか沈んだ表情。
上の孫、お姉ちゃんは、「可愛い可愛い!」を連発し(笑)ヘアアイロンで、髪の先を整えてあげたり楽しそう。(どうやら妹の髪を、いじりたくてたまらなかったよう。)

ばあばも、「☆☆ちゃん、似合ってる!可愛いよ!」と言うけど、あまり嬉しそうじゃない。
写真を撮らせて、にもうすら笑いで、ノリが悪い。(笑)

春休みは、短いだけに、やりたいことがてんこ盛りの、上の孫は計画を立てるのに苦労している様子。

映画でしょ。水曜は牧場へピクニック。友達と苺狩り。
来週はサーカス見に行く…。
宿題もいっぱいあってさ。

そして、姉妹は共に、新学年のクラスの心配がやはりあるよう。胸の奥にちょっとの不安を抱え…

すんなり馴染む時もあるけど、大抵、少し時間がかかる。
その度、更に心配症のばあばは、不安に駆られる。(笑)

その上、この四月から娘(孫たちの母)は新任地へ異動。
先週内示があり、これまた考えもしなかった支店への転勤。
異動の多い職場、三年以上勤務している今の支店。異動はあることは、確信していたものの。

今度は、車通勤となる。
電車での通勤、しかも駅近支店が続いていただけに、しばらくは疲れる事だろう。
いろいろ考えると、やはり不安が先立つ。
孫たち曰く、お母さん、毎日落ち込んでる、行きたくないなぁって言ってる。

あらあら。

孫たちの父親は、「大丈夫だよ。
なんなら、女子三人仲良く肩組んで泣いたらどう?」と言ったそう。

そうそう、それが良い。
泣きたい時は泣いて、そして立ち上がり前を向いて歩き出そう!(って外野はお気楽な事言うねって言われるかも。)

とりあえず、春休みは楽しくね!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初花

2024-03-22 22:08:00 | 日記



















       初花を 確かめ 御堂に一礼






















       ユニークな 雲浮かぶ日の 初桜















       ひっそりと 咲いてゆかしき 菫かな



















       珈琲の お供のナッツ 木の芽晴れ
























       たんぽぽや 兼題句欄 空いたまま






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分

2024-03-21 00:38:00 | 日記


(ネットからお借りしました。)









       春分や 地下街は 異国語溢れ






















       ライオン像 待つ人もなく 彼岸寒























       昼と夜の 空分け合いて 春日落つ





春の嵐のような、強い風の吹く春分の日。
勝手口に置いてる、ポリバケツも飛ばされるほど。
北風なので、昨日よりだいぶ寒く感じる。

歩いて五分とかからない、お寺の納骨堂に、昼前お参りした。

昼過ぎ、天神へ出かける。
それ程の目的もなかったけど、もしかしたら、三越で、「ミッフィ展」をやってるかも。

あとは、天地下(天神地下街)かな。
一番馴染みがあり、勝手知ったるところ。

寒いので、薄手のダウンコートに、スカーフ巻いて…。
ちょっと季節ハズレかも、とおもいながら。

ところが、電車内も、天神の街行く人も、冬の装いの人が多い。

暑いくらいの日もあれば、いきなり冬の寒さに戻ったり。

家では相変わらずの、冬仕様のヘンテコな格好だけど、電車で出かける時は、ちょっと迷うし悩ましい。(衣装持ちじゃないからね💦)

久しぶりの天地下、凄い人出に、ちょっと驚く。
祝日だし、外国人も増えたし、多少の覚悟はしてたけど。

外国語が飛び交う。
丸で満員電車。なかなか前に進めない。
これは初めての光景かも。

やっと、あまり混雑も行列もしてないお店を見つけて、コーヒーで一休み。(その前に、雑貨屋さんと、書店でひととおり買い物は済ませた。😮‍💨)

地下街はもういいや、と三越へ。

こちらの三越の、ライオン像は小さめ。
地下街と違い、人も少ない。
こちらで待ち合わせする人は、多分あまり居ないんじゃないかな。
(ミッフイの、ディックブルーナ展、はまだ先のことだった💦)

シャネルやら高級品が並ぶ一階フロアから、エスカレーターで、9階まで上がる。
こちらは、なんと100円ショップのダイソーがある。

百貨店のはなんとなく、上品というか、洗練されて見える、商品の並べ方も違う。
さすが!…というか、思い過ごしなのかな(笑)
でも、なんだか、いつもの近場のダイソーとは確かに違っていて、ウキウキする。
地下街が楽しめなかったから、ここで。
200円の、小ぶりの普段使いお皿を5枚と、キッチン用品を買う。

エスカレーターで、ゆっくり地下へ降りて、食料品を物色。(笑)
デパ地下って、なんでこんなに美味しそうなの〜?と。

本日は、夕飯は私ひとり。
小さめお寿司と、あと、美味しそうな、苺ジュースを買って、帰路へ。

夕方になるにつれ、青空が広がり、夕日が綺麗。
昼と夜の長さが同じの今日。
これから少しづつ、昼が長くなる。
夕方が明るいのは嬉しい。

もうすぐ春休み。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする