蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

梅雨の晴れ間

2023-05-31 21:36:00 | 日記














       梅雨晴や 付箋に記す 面会日














       ジーパンの ごわりと乾く 梅雨晴れ間


















       仙人掌の花に 暮色の 極まれり






















       梅雨の月 水流るごと 雲流れ


















       松葉牡丹 北東の風に 吹かれ





三日降り続いた雨、ようやく止む水曜日。
蒸し暑さも、昼ごろから取れて、気温も25〜6度。
明るい空は気持ちも、軽くなる。

お姑さんの洗濯物を取りに、病院へ行く。
今日は、いつもより少な目。
看護師さんに、様子を聞く。
点滴も通常通り、時々声掛けに、返事模もします。安定してますよ。
一安心して、面会できるか、聞いてみる。
土、日大丈夫ですよ。
と仰る。
時間帯が短いし、面会人は大勢、早く決めないと、また埋まってしまう。
夫には連絡しないで、一人で決めた。
日曜日の、午後3時15分。
夫が用事があるなら、娘あるいは、上の孫と。
ところが、中学生以下は面会は遠慮してもらってます、とのこと。

最悪、私ひとりでもいい、と思い病院を後にした。
スマホメモに書いたけど、なんか字を書かないと忘れそう。😅
車の中に置いてる付箋の裏に、メモる。(笑)

帰宅して夫に伝えると、今のところ予定はない、とのこと。
良かった。

急いで、夕飯弁当作り。
ほぼ予定時間に、孫娘のところへ届けられた。
いつも通り、「ありがとう。」と手を振る。


マンション駐車場で、東の空を見ると、白い雲の横にこれ又お久しぶりのお月さま。
雲の流れが早い。
時々隠れながらも、美しい初夏の月が輝いている。

梅雨の月って感じじゃないけど。
(まだとりあえず五月だし。)

庭の仙人掌の花が咲き出した。
オレンジ色の可愛い花。

そして、松葉牡丹。
今年の冬も越してくれた。
なんにも手入れをしていないのに、もう何年も…。
今年はダメかな、と思っていると、一輪二輪、と咲き出す。
濃いピンクがなんとも可憐。
涼しい夕風に、ひらひら。

又明日から雨らしい。
気温も高くなって行く予報。

今日みたいな日はとても貴重。
孫娘のジーパンも、久しぶりに外干ししたら、パリパリッと気持ちよく乾いた。








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梅雨入り

2023-05-30 20:57:00 | 日記


 













       梅雨入りや 誌面に我が句の 久しき





   
















       蜘蛛の囲の 完成形に 雨の粒

























       黄の小花 連なる青き ミニトマト















       茄子の花 俯かせてる 土砂降り





朝の小雨が、昼前には本格的な雨になり、時々激しく降る。
「あぁ ほんとに梅雨なんだなぁ。」と妙に感心したり…。
今年は、いつもより多い洗濯物をどうやれば、上手くなるべく早く乾かすことが出来るか、などを考えたり…。
梅雨のジメジメ、ムシムシも嫌だけど、来たる真夏の猛暑をチラと思うと、いや!まだそんな事考えたくない!未だよい!一日一日過ごして行くしかない。行けば良い。
(ゔー  本音は夏コワイ💦 (笑))

4ヶ月前から、再スタートした俳句誌への投稿。
今月号から結果がわかる。
果たして…。

ありました。
一句だけだが、しかも佳作だけど。
やはり嬉しい。

三年と、1ヶ月ぶりの誌面に、自分の俳句と名前を見つける。

約五年前から、投稿を始め、何故か毎号、入選した。
佳作ばかりだけど、複数の撰者の先生に、選んでもらえた。
特選は、なかったが、秀作を一回。嬉しくて、もう一冊買い、東京の伯母に送った。

一年半ほどして、その俳句誌の投稿欄が大幅に減少。ほぼ半分に。
撰者もほぼ半分。
狭き門になった。

私のような素人は、たちまち落選の憂き目…というのは間違った考えかもしれないけど。(才能なしは承知の上だったし。)

一回だけ佳作を取り、あとは落選、落選。
半年ほどで諦め、投稿は辞めた。

ばあば、俳句やらないの?と孫娘に言われる。
また入選したら、二人で手を取り、ぐるぐる回って「やった!やった!」ってしようよ。
と言う。最初に入選したのは、この孫が、小三か四年生。
小さな手で、私の手を握ってくれた。ぐるぐる回り、ピョンピョン跳ねて…。

背も手も大きくなった孫。

一句だけ佳作だった。と言えば、見せて、私が見つける、と本を手に取る。
やっと見つけた孫。 
「ばあば、これすぐに見つけるのって凄いね。」
素直なご意見(笑)
佳作蘭の小さな文字。
興味なし、関係なしなら、絶対見ない。(笑)

ばあばの名前、不思議だけど目につくんだ。
すぐ見つけた〜。へぇっと驚く孫。

また頑張る気力が湧いてきた。 
二句、あるいは二人以上の撰者に選ばれたら、ぐるぐるぴょんぴょんしよう!と孫と約束した。





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五月の体育祭

2023-05-29 21:42:00 | 日記















       四葩かな 秩序正しき 運動会


















       熱き応援合戦 五月の空















       山滴る 土埃上げ 駆ける子ら


















土曜日は、中2の孫の体育祭(体育大会というらしい)だった。

コロナ禍を経て、今年の体育祭は、全生徒の家族参観が許可された…けれど、各生徒の家族2名まで、とのこと。
孫も娘も、我々爺婆に気を遣い「交代して観よう」と提案。

校門で受付の際に、その旨伝えて、前半、母親と妹(我が娘と下の孫)後半というか中盤あたりから、爺婆が観るという。
腕に黄色のシールを貼るのだが、娘と孫から受け取り、貼り付け晴れて、参観することが出来た。

入学式以来の、この中学校。
体育館しか知らなかったが、校庭も広く、体育館近くの紫陽花の綺麗なこと。思わずスマホ写真。

この日の最高気温は、31度。
湿度も高く、短時間でも汗をかく。
観ているだけも段々辛くなってくる。
生徒たちは大丈夫だろうか、と心配になる。

12時までの大会とはいえ、これまでの練習で疲れもピークだろう。本番がこんな猛暑(猛暑日ではないけど、もうそれに近い💦)とは。

若い人や子ども達がひ弱になり、体力低下は良く知るところ。

でも生徒たちの真剣さ、演技ひとつひとつに誰もが、真摯に取り組む。
走る 走る。皆声を張り上げる。
滴る汗をものともせず。
お婆さんは感動するばかり。

孫娘は、前日LINEで、プログラムに自分が参加するところを、マーカーで記し、手書きの地図まで書いてこと細かに、何列めの何番などなど。
見落とさないよう、迷わないようにと教えてくれていた。

おかげで、バッチリ写真も動画も。と言いたいところが、一番肝心のリレーを、こともあろうに、撮れなかった!のである。
はちまきの色(リレーの時だけ違う色だった!)を間違え孫を捉える事ができなかった。 
ショック…で落ち込む、
それまで隣に居た夫は、知らないうちに、もっと近くのよく見える場所に移動していた。
しょげる私に、「俺が脳と瞼に、焼き付けた。一番に走ってきて、バトンパスしたぞ。」
って。じゃ写真撮ってよ!
と突っ込む気力もなかった。 

参観を交代して、先に帰った娘からも、リレーの動画宜しく、と言われ、孫も絶対ビデオ撮ってくれるものと頑張ったろうに。

その日と翌日まで、引きずり立ち直れなかったばあば…💦
に当の孫、と娘は、「そんなに落ち込まないで。実際に見てくれた、ってことが一番嬉しいんだから。」
…だけど、実際も見てないんだよね。
もうそれは言わないけど、そして孫娘も娘もそれ以上、その件に関しての話はしてこなかった。

痛恨の、五月の体育祭…参観。








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朝曇り

2023-05-26 23:51:00 | 日記













       珍しき 夫の寝坊 朝曇り



   朝曇り ひとつだけ咲く ストケシア

















      長咲きの ペチュニア爛漫 南風(みなみ)吹く

















       口開けて 月天心や 夕端居






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薔薇の夜

2023-05-26 10:08:00 | 日記









       薔薇二輪 子に貰う夕 かすかな香




   卓に置けば 薔薇 麗しく無造作













       正面を 思案している 薔薇の夜





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