蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

月雫

2022-09-29 22:03:00 | 日記








       秋の昼アップルパイの焦げ目佳き















       そよめきの色となりけり花芒











       どの家も柿色づいてたわわなり




       柿よりも柿ピーが好きピー抜きの
   (発想を飛ばしました。
















       別れ際の子の「ありがとう」月雫













   月の雫は、露の異称。
三日月が昨日より、くっきりと晴れた夕空に浮かんでいた。
木曜の夕方で、この週の、孫達たちへの夕飯作りと宅配終了。

いつものように、上の孫は「ありがとう!」を忘れない。
安堵とささやかな幸福感。
細い月から美しい雫が滴り落ちるのが、見えたような…。

だけど、月の雫は、露の事。
(秋の季語なので、私的にはOKとして。
イメージで使ってみました。






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秋麗

2022-09-28 22:06:00 | 日記












       秋うらら鼻腔に甘き香のふわり












       ブローチみたい金木犀のオレンジは




  






       小式部や陽射し集めて濃むらさき




















       鰯雲広がりながら夕日追う












       夕月は今森の上杜のうえ














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夕散歩と朝の雷

2022-09-27 23:13:00 | 日記














       久し歩す出発点の薄紅葉
















       その角の手入れ良き庭秋桜

















       黄昏や桜紅葉る薬師堂












       宵闇や吟行というもせかせか











       轟音と光荒ぶ朝秋の雷




朝5時、突然のもの凄い音と、真っ白い光に、飛び起きた。

凄まじい雷は、止む事がない。
近くに落雷もあったようだ。
この辺りは、昔から雷が多い。
結婚当初、四十数年前だが、裏のお家に落雷があり、テレビを直撃し、壊れ、家の人達(確か小さな子どもさん二人も居た。)がびっくり仰天した…なんて村中の話題になった。

私鉄の沿線だから、雷が多いとか、でも、だから落雷の心配はない、とか。いろいろ聞いたが真実はわからない。(裏の家に落ちたもんねぇ。)

20分を過ぎたが、轟音も強い光も止みそうもない。
音と稲光が同時。
その度、あたりは真っ白に浮かび上がる。
夫も、一度は起きてきたが又直ぐに、高鼾。

しばらく階段の手すりにもたれ、時々閃光に浮かび上がる景色を、眺め、写メを撮った(笑)がスマホじゃあまり上手く撮れない。これが限界。

孫娘が泊まってる時じゃなくて、良かった。
こんな凄い雷、しかも長時間。大変な事になったろう。
大の雷嫌い。夏が嫌いなのは、雷が鳴るから、と言い切る。

(私はゴキが出るから、夏嫌い(笑))

孫娘たちのところは、ここまで酷くはないだろう。

結局30分過ぎたくらいから、雷雲は徐々に遠くへ移動していったようだ。

そんな一日のはじまりだったが…。


夕方は、いつもより早めに、夕飯を作り、孫達の元へ届けた。
やはり朝の雷は、ここよりは随分マシな様子だったみたい。
夢見てるのかと思ったと、二人とも呑気。良かった。

夫は、村の役員会議で6時から二時間ばかり居ない。

久しぶりにウォーキングとまではいかないが、散歩することにした。

とはいえ、釣瓶落としの秋の夕暮れ。
もたもたしてると、暗くなる。

あちこちの花や、すすきや猫じゃらしなど、撮れるかも、と欲張ったが、あっという間に薄暗くなる。
薬師堂の桜は、紅葉が目立ってきた。それより何より、夕方は不気味。
薬師堂やお寺の裏は、もう退散することに。
角のお家の、コスモスと千日紅、ピンクと濃い紫がなんとも可愛らしい。

歩数は、たった4000歩。30分散歩だけど、写メを撮るたび立ち止まるから。
だけど、本日はここまで。

秋の花は、まだまだこれから。
あわてない、あわてない。






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秋曇

2022-09-26 21:21:00 | 日記








       鼻唄もひとり言めく秋曇り











       霧しぐれリセットさるる月曜日










       手作りは百均で揃え木染月











       長き夜や夫のスマホ音高き







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秋寒

2022-09-25 11:50:00 | 日記










       子ら案ず吾のもの忘れうそ寒し




















       咲き継ぐるくれないの花身に入みぬ





















       身じろがぬ秋の蝶花に化身か





昨日のこと。
前夜泊まった孫娘、朝食後にテレビをつけて、「ばあば、録画随分消しちゃったんだね。バック.ツー.ザ.フューチャー、三つとも。字幕版の(1)もないよ。」

えっ?!ほんとに?
覚えがない。あれー?
よりによって大好きな映画、消すかね。
しかも、なんだか中途半端に、字幕版は(1)だけ😱

夕方迎えに行った、下の孫娘に、二階のトイレの話から…
思わぬひとことに、又驚いた。

**ちゃんは、リフォームした二階のトイレ使ったことないやろ?
に、孫、ぽかんとする。
「えっ?使ったよ。リフォーム工事の日、私、ばあばんちに居たじゃない。」
えっ??えっ〜??
居た?どうして?
しばらく思い出せず、黙り込むばあばに、孫娘たちの心配そうな顔。

あっ。わかった、思い出した。
娘がコロナにかかり、孫たちを預かって、最終日。工事が入ったんだった。

八月は、とにかく忙しく、体調も悪く、恐ろしく暑く…。
わが脳みそはもう思い出したくも無いことばかりで、記憶から消去した…に違いない。(笑)

しかし、これはまずい。
録画、何でもかんでも消すのはまずい。
上の孫は、本気でばあばの物忘れの激しさを心配する。
ばあば、認知症にならないでよ。まだ早いでしょ?私が大人になってからにしてよ。私を忘れんでよ。

あー(笑)大丈夫。暑さのせいだから。

だけど、日中はまだ30度の日はあるものの朝晩は、随分涼しく、というより寒いくらいになった。
暑さのせいばかりにしていられない。
ほんと、呆けるのはまだ早い。
しっかりしなくちゃなぁ。

ウォーキングもサボりがち。
散歩もしないから、野の花や秋の季節の写真が、これまでと比べてとても少ない。
庭の花、木。庭から見える空の写メだけ。
これじゃ俳句も、浮かびません。

頑張ろう!って、正直言えない
なんだか虚な、今日この頃。





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