デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
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材料と色彩、つづき②

2009-03-09 | 今月のデッサン・課題

早速、図書館で借りてきましたー「絵画表現のしくみ」

・・・パラパラパラ

まだちゃんと読んでません(^_^;A

前回の講座の時に出ていた言葉の説明をメモっておきます。

●グリザイユ

北方ルネッサンスの頃に広く使われた技法

無彩色(白と黒)で描かれた絵の総称。

(上記の本によると、油絵の他、水彩・テンペラ・ステンドグラスなどでも

この言葉が使われるが、鉛筆や木炭のデッサンはグリザイユとは言わない。)

油絵の具を使ったグリザイユについて---

描き方の一つの例ですが、

溶き油を少な目にした絵の具を画面に少し(1mmほど)レリーフのように盛り上げ、

黒や白で描き上げる、油絵の具で描いたデッサンという感じ。

●カマイユ

単色で描かれた絵。カメオと同じ語源?

単色の明暗で描かれたレリーフのような絵画。

(上記書籍より)グリザイユも灰色で描かれたカマイユの一種。

●絵の具について「白」

シルバーホワイト

 鉛白、材料が鉛の為、毒性あり、混ぜる絵の具や時間経過で化学変化する事もある。

チタニウムホワイト

 チタンを使っている、カバー力が強すぎ使いづらい面もある。

パーマネントホワイト 

 チタニウムの粒子を小さくし薄めたもの、適度なカバー力と

 化学変化が起き難いので使い易い。

ジンクホワイト

 亜鉛を使用、毒性あり。 剥離や亀裂が生じ易い

「黒」の絵の具については特に詳しい説明無し。

●グラシ(グラッシュ・グレージング)

 グラシ技法の一つの例、上記で説明したグリザイユで描かれた絵に透明色を多めの

 油で溶いた絵の具を乗せる。

 1色ではなく何色か塗り重ねる。肌の色などは不透明色を途中に入れることもある。

 ※絵の具は茶色(土で出来ているもの)以外は殆ど透明色と考えていい。

      

黒色の使い方は時代と共に変わってきました、以前は陰を作る色として使われていました。

印象派が絵の具の色をそのまま画面に乗せて描くようになり

「黒」は使われなくなっていく。

固有色を分解した点描画のスーラに代表される新印象派など。

フォービズムが出てくると、「黒」を使った絵を描くようになる。

ルオーやマチスなど。

      

ここまで、つらつらと書いてきましたが、説明がおかしい部分や足りない所があったら

ごめんなさい、理解力が・・・<(_ _)>

色の現象学についてのお話(ルビンの壷や表面色、フイルムカラーとか)もありましたが、

また後日に。。。書けたらいいなぁ~


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