逆光の人物の2回目です、これでこのポーズは終わりです。
モデルの女性は白いワンピースを着ています。
服の白さをどう表現するかが今回のデッサンのテーマの1つです。
一番明るい白は背景の窓の外にしかありません、
白ですが白ではないところが難しいです。
そして、肌の色と服の白との明度の違いと表現、
胸元の服と肌の境目の部分は特に注意が必要なようです。
服が白いと思い、うっかり服の部分をねり消しで木炭を拭ってしまうと、
明暗が破綻してしまうそうです。
確かに服は白いですが明度の差は肌の明度を落とす事で表現するのが正解。
その様に描いてみました。
窓の枠は描いていません、サッシが頭部の後ろにくる為、省略。
アクセントになるかと、窓枠の下だけ描いてみました。
顔の表情はまだまだ描ききれていません、
白い服の反射で下から光が当っています。
これが難しい、通常上唇に影ができるところ、反射光で明るい、
鼻と顎の下にも反射光、左側から窓の外からの光も当っています。
上半身だけ大きく顔を重点的に描きたいくらいです。
何より困ったのはたった2時間弱の間にドンドン光の当り方が変わる事。
普段なら気にならない程度の差ですが、微妙な違いが気になりました。
秋は日差しが部屋の中まで入ってきます、モデルさんに日光が当らないよう
今回は休憩を短くしてもらい、早く終えられるよう調整して頂きました。
モデルさんにしては小柄な可愛い方でした、お世話になりました<(_ _)>
次回はまた裸婦です、クロッキー帳が要ります。