寒の時期、食べたいのはカキではなく、やはりフグである。昔から庶民は比較的安価な小フグを購入したものである。薄造りではなくぶつ切りにして豪快に食らうのも楽しい。
さて話は変わって今朝の新聞で近畿大学水産研究所が水温調節だけでトラフグの8割以上を雄にする技術を確立したという記事を読んだ。地元の有名割烹の主人が「雄だけ生産できれば白子が安く手に入るのにね」とこぼしていたが、近い内に願いは叶いそうである。
白子料理はたくさんあって天ぷら、焼物、雑炊、豆腐、グラタン、煮付けなど、どれも美味である。日本の高度な養殖技術はこれからも多くの人を喜ばせるだろう。
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