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寮管理人の呟き

米子市花園町に残る遊廓建築(その2)

両側に元妓楼が並ぶ通りはおよそ150mの長さである。これが吉原の仲之町通りに相当するのかは知らないが、「悪所」の雰囲気は大体つかむことができた。

「元旅館」から西に30m進んだ辺りまでに妓楼は集中している。その大半は赤線時代のものと判断した。下関市の新地で見たコンクリート建築(旅館として最近まで使用された)の間取りと同一点が多かったからである。

木造の妓楼B

通りの南側のエリアに一軒だけ古い木造家屋が取り壊されずに静かに建っている。昔は三味線の音が聞こえてさぞかし賑やかだったのだろうと想像を深めた。

米子市の「花園町遊廓」跡は方角を無視すれば私の生まれ故郷の近くにある「新町遊廓」跡と配置が酷似している。ジメジメした暗い感じまでもが同じようで少し不快になっていた。

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