寮管理人の呟き

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百貨店業界の苦悩

2010年01月27日 | 日記
不況の矢面に立たされている百貨店業界。有楽町から西武が撤退するというニュースには驚いた。安さをウリにする衣料品チェーンが順調に業績を伸ばしている分、客足が遠のいたのが主原因なのか。

「百貨店は既に時代遅れで不要だ」

こんな厳しい意見を持つ人もいるが、私は文化的な街に百貨店は必要だと考える。我が町に「そごう」がオープンした時には嬉しく思ったものだ。残念ながらグループの経営状態が悪化し、市民の十分な応援も得られずに閉鎖された。中核都市にメジャーな百貨店が一つもない現実は寂しいし、異常だ。

苦境に追い込まれた百貨店の建て直しは困難を極めるだろうが、道は残されている。客のニーズに柔軟に対応した上できめ細かいサービスを徹底することだろう。販売価格には大きな幅を持たせ、メンテナンスにいたるまで責任を持って面倒をみることなど、いろいろあるはずだ。

商売の基本である「挨拶」が最も出来ているのは百貨店だ。ここから何気ない会話が生まれ、売買が成立する過程を楽しむ客が増えるように体質改善に努めてもらいたい。

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